auの「2年契約N」とは？「2年契約」との違いについて

今までauでは「2年契約」と契約する事で月額料金が割引されてきましたが、この「2年契約」が 2年契約N となって新たにスタートしました。

ここではauの「2年契約N」とは一体どんなサービスなのか、「2年契約」と何が違うのかなどを解説していきます。

※記事内の価格はすべて税込価格です。

改正電気通信事業法が2019年10月1日施行される

2019年5月17日に公布された「電気通信事業法の一部を改正する法律」ですが10月1日に施行されました、この改正法は要約すれば下記の内容になります。

この結果、下記の様な決まり事が出来ました。

【2021年3月追記】新料金プラン「使い放題MAX」プランでは「2年契約N」の割引適用なし

auでは2021年3月1日に新料金プランを提供しましたが、こちらの「使い放題MAX」シリーズでは「2年契約N」の割引適用はありません。

割引の適用がないという事は「使い放題MAX」シリーズと契約する場合に「2年契約N」がデメリットになってしまいます。

旧プランで「2年契約N」と契約していて「使い放題MAX」にプラン変更した時に「2年契約N」を廃止すると、契約解除料金が発生するので注意が必要です。

なので契約解除料金を支払わないで「2年契約N」を廃止する場合はauとの3ヶ月間の契約更新月に行いましょう。

auの「2年契約」とは

auで「2年契約」を申し込むと基本使用料が割引されます。※「2年契約」とはauで2年間の継続利用を続ける事。

icon-check-square-o 基本使用料割引額

ここで「新auピタットプラン」のデータ容量1GB未満のプランで「2年契約あり」「2年契約なし」の月額料金を比べてみましょう。

「2年契約なし」の場合は「2年契約あり」に比べて1年間で19,800円も割高になります、これではさすがに2年契約に加入せざるを得ませんね(笑)。

「2年契約」のメリットは2年間の継続利用で基本使用料が割り引かれる事ですが、反対にデメリットもあります。

契約更新月以外に解約・一時休止・「2年契約」の廃止を行った場合に10,450円の契約解除料金がかかります。

auと契約した月を1か月目として23か月目までが2年契約に当たり、この期間内に解約・一時休止・「2年契約」の廃止を行った場合は10,450円の契約解除料金を支払う必要があります。

2年契約の最終月の24か月目と自動更新後の2年契約の1か月目と2か月目の合計3か月間は契約解除料金は不要です。

出典:au2年契約

auの「2年契約N」とは

「2年契約N」とは2年単位のauの継続利用で基本使用料が割引されるサービスです。

旧プランの「2年契約」との違いは基本使用料の割引額です、「2年契約」では1,650円の割引がありましたが、「2年契約N」では187円割引になりました。

icon-check-square-o 基本使用料割引額

「2年契約Nなし」の場合は「2年契約Nあり」に比べて1年間で2,244円の違いです、旧プラン「2年契約」に比べてほとんど差が無くなりました。

「2年契約N」では2年間の継続利用に対して基本使用料が割り引かれる訳ですが、契約更新月以外に解約・一時休止・「2年契約」の廃止を行った場合に、1,100円の契約解除料金がかかります。

auと契約した月を1か月目として23か月目までが2年契約に当たり、この期間内に解約・一時休止・「2年契約」の廃止を行った場合は1,100円の契約解除料金を支払う必要があります。

2年契約の最終月の24か月目と自動更新後の2年契約の1か月目と2か月目の合計3か月間は契約解除料金は不要です。

出典:au2年契約N

「2年契約N」の注意点

ここでは、「2年契約N」の注意点や疑問点を挙げてみました。

「2年契約N」とどうやって契約するの？

「2年契約」では違約金が10,450円かかりますが、「2年契約N」では1,100円に減額されており、かなりリーズナブルな価格設定になりました。

2021年3月以降で「2年契約N」が適用されるauスマホ最新料金プランは以下になります。※「2年契約N」は新規受付を終了しました。

※2021年3月1日にスタートした最新料金プランの「使い放題MAX」シリーズは「2年契約N」の割引適用外です。

まとめ

「2年契約 N」は2年間の継続利用を行う事で基本使用料が月額187円割り引かれるサービスです。※最新プラン「使い放題MAX」シリーズは割引適用外です。

「2年契約 N」では契約更新期間（3か月間）以外に解約・一時休止・「2年契約」の廃止を行った場合、1,100円の契約解除料金がかかります。

改正電気通信事業法の改正により従来の2年縛がよりソフトになりました。「2年契約 N」有りと無しの差が187円で、契約更新月以外の解約に対しての違約金が1,100円と、他社に乗り換えやすく改正された訳ですね。

結論的に「2年契約」から「2年契約N」に変更した場合、金額的には従来どおり変わりませんが、契約更新月以外の解約に対しての違約金が10,450円⇒1,100円に大幅ダウンしたのが大きな特徴です。

「2年契約N」に加入しない場合は月額料金が187円高いだけなので、これからは気軽に他社に乗り換える事が出来るようになります。