上記の記事の通りに国税当局が資産の把握を行なっているとすれば、まさにタンス預金は百害あって一利なしですね。
利息や配当などを生みませんし、占有者が所有権を有するという現金の性格上、盗難されれば泣き寝入りですし、また、上記の記事のように税金対策としても悪手となれば、個人的にはどこにメリットがあるかが理解できないですね。
非常時にすぐ使えるという利点はあるかもしれませんが、それでも多額の現金を手元に置いておくひつようはありませんし。
今後、マイナンバーによる紐付けが進めば、むしろ、現金で置いておくこと自体が危険になるのではないかと個人的には思います。
リスクへの対応として少額の現金を手元に置いておく必要はあるかもしれませんが、むしろ、預金などの金融資産や他の資産で保有し、法令に基づいた節税対策を行う方がよほどリスクは少なくなると思いますね。
