前回、
バスケットボールは「オープンスキルのスポーツ」
ということを書きました。
その反対語?といっていいのかな?
「クローズドスキル」と呼んでます。
反復練習をする事で
その技術をできるようにする、といった場合にこの言葉を使っています。
反復練習をする事でそのスキルを身につける
↓
大会などでその反復練習で身につけた動作を再現してベストを出す
これは例えば水泳だとか陸上などがそれにあたるかな、
と思います。
前記事で書いたように
バスケットボールはそうはいきません。
状況によって反復練習の通りに
身につけた技術が使えないという場合がむしろ多いように感じます。
相手がいて、気持ちよくプレーさせてはくれない。
そこで
前回も触れたように
状況判断をしてスキルを使い分ける練習を
取り入れてます。
しかし、ファンダメンタルは反復練習により
創られる部分も多々あると感じており
練習内での時間配分でどちらかに偏らないようにしています。
とはいえ
ここ10年くらいで大きく変わったのが
「ゲーム形式の重要性」です。
反復練習で身につけたことを
ゲームで試してみる、状況判断をして。
プレーヤーにとって成長段階に個人差がありますが
どの段階でもゲーム形式を取り入れるようにしています。
反復練習だけでは終わらない
「試す」「挑戦する」機会を設けるようにしています。