EaseUS社のソフトはSSDのクローン化の際にも紹介しましたが、
今回紹介する「EaseUS RecExperts」もそれに負けず劣らずの便利ソフトです。
一言で言うとこれは、スクリーンレコーダーの一種です。今年リリースされたものなので類似ソフトに比べ歴史は浅いですが、逆に言えば後発として他に負けない仕上がりにしてから投入されたとも言えるでしょう。
-仕様-
対応OS - Windows 7/Windows 8.1/Windows 10対応(Mac版は現状なし)
動画/音声の形式動画 - mp4, wmv, avi, FLV, mpeg, vob,gifなど
音声 - wav, mp3, aacなど
まず、その特徴ですがなんといっても軽い。インストール後使われるディスク容量は64MB程度。
待機状態での使用メモリは僅か90MB。レコード中は200MB程度なのでグラボがない低スペックPCでも問題なく動作します。
録画モードは4種類用意されており
・画面録画 ・録音
・Webカメラ ・ゲーム録画
その中でまた指定領域や対象ウィンドウ、フレームレートなどを選択してお好みの設定に変更可能です。
ショートカットキー(ホットキー)の設定が可能なので、録画の一時停止/再開などを普段使わないF8とかにキーに割り当てマウス要らずで小回りの効く動作を実現できます。
-いざ使ってみよう-
なにはともあれ、まずは使ってる様子を見てみましょう。
普段人には見せないブログを書いてる様子をレコードしてみました。
このようにレコード中にマイクで声を入れたり、マウスカーソルの周りに色を付けて右クリック/左クリックの様子を分かりやすく表示できるのが凄い所。操作手順系の動画見たことある人は分かると思うのですが、普通のレコードだとマウス操作の部分がとても分かりにくいので、その弱点を消したアイデアと言えるでしょう。
黄色、赤、青で設定されてますが、これは変更できるので動画の雰囲気に合わせたものに変更することもできます。
-録画リストとオプション機能-
録画リストを開くとレコードした動画の管理がその場で行えます。いちいちエクスプローラーを開いてファイルを探して名前変えたり失敗したものを消したりしにいくなんてことはもうしなくて良いので10倍ぐらい効率が上がります。
メニューの共有から動画のアップロードまでワンクリで行えてしまうのか?と一瞬思ったのですが、押して見ると各サイトのアップロードページに飛ぶのみでした。最後のドラッグ・アンド・ドロップは自分でねという仕様です。リストからD&Dできるのでここでもエクスプローラー要らずなのが嬉しい所。
この感じならTwitterに飛ぶメニューも用意して欲しいなと思ったので要望で出しときます。次のアプデで実装されると良いな。
この感じならTwitterに飛ぶメニューも用意して欲しいなと思ったので要望で出しときます。次のアプデで実装されると良いな。
タスクスケジューラと自動停止の機能があります。簡単に言えばアラームみたいなもの。
指定時間に録画の開始と停止ができるんですが、どこで使うんだ?と考えてみた所、アーカイブの残らないオンライン講義なんかのときに使えるなと。テレワークの人は議事録やメモ代わりに会議開始時刻をセットしておくのが良いでしょう。
名前の通り、録画しなくちゃいけないものを忘れそうなとき、または開始時に自分がその場に居なくてもPCとソフトをセットしとけば全録画可能となるのでこれは良い機能だ。完了時の動作も指定できるので本当にかゆいところまで手が届く仕様になっています。
指定時間に録画の開始と停止ができるんですが、どこで使うんだ?と考えてみた所、アーカイブの残らないオンライン講義なんかのときに使えるなと。テレワークの人は議事録やメモ代わりに会議開始時刻をセットしておくのが良いでしょう。
名前の通り、録画しなくちゃいけないものを忘れそうなとき、または開始時に自分がその場に居なくてもPCとソフトをセットしとけば全録画可能となるのでこれは良い機能だ。完了時の動作も指定できるので本当にかゆいところまで手が届く仕様になっています。
-編集機能について-
僕は毎回編集ソフト立ち上げて、そっちに録画動画を読み込ませてから不要部分カットの編集をしてたんですが、なんとRecExpertsには多数の編集機能が付いてます。
・動画のカット及びエクスポート機能
・ウォーターマーク(画像挿入/文字入れ)
・OPとEDの挿入
・再生速度を0.75~2.0倍に変更
文字入れに関しては時間指定が出来ないのでずっと表示されるという縛りがありますが、それにしても豊富過ぎる機能が取り入れられています。
こんだけ出来るんだったら、必要な素材のレコードが終わったらあとは結合するだけだなって感じです。
また”高度な編集”を押すと同社の動画編集特化ソフトであるEaseUS Video Editorが立ち上がります。
こちらも便利なソフトなので次回以降の記事で紹介していこうと思います。
-無料版と有料版の違い-
大変便利な「EaseUS RecExperts」なのですが、残念ながら無料版では全機能を使うことは出来ません。
無料版では編集機能が使えないのに加え時間制限と録画動画に薄い透かしが入ります。
とはいえ、短い動画しかレコードしない人や使い勝手だけを取りあえず試してみたいって人には無料版で充分機能すると思うので気に入ったら有料版に切り替えていきましょう。
ちなみに2390円/1ヶ月、5,990円/1年、8390円/永年となっており、13ヶ月以上使うなら永年がお得です。永年買う人に限り+2400円程度で完全版のEaseUS
Video Editorも付けられるので、動画関連のソフトを完璧にしておきたいって人にはセット版がオススメです。
僕はセット版購入して10年間相棒にしてたMovieMakerを遂に卒業しました!自分用ならともかく人様に魅せる動画は本格ツール使って格好良く仕上げたいですからね。
-最後に-
動画作りでいちばん大変なのが録画作業とカット編集なんですが、今までは超絶重いOBSや、繰り返しレコードするとすぐにバグるGeForce Experienceを使っていて物凄いストレスでした。他にも無料ソフトは幾つも試したけど絶対にどこかに欠陥があって満足できるものはなかった。
これが原因で億劫な気持ちになり動画作りたくてもスタートが中々切れなかったんですが「EaseUS RecExperts」のおかげで呪縛から解放されました。これからはガンガン動画作っていきますよー!
ゲームだけじゃなくて、今までスクショで済ませてたツール解説なんかもこれからは動画にして分かりやすく伝えることができそうです。
コメント
コメント一覧
良さげですねー。
ただ無料版にすかしが入るのは同じで、課金版買おうにも同じ機能持ったツールがダブっちゃうことになるので見送ります!