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毎週日曜の朝の楽しみは「ＮＨＫ俳句」第５週は「歳時記食堂」今日は特に面
白かった。
宇多喜代子先生が「お品書き」と云う過去の名句を紹介しながら、その季語に
なっている料理を作られるのですが、最初のお品書きが杉田久女の「蕗の薹」
の句。俳句雑誌や歳時記で杉田久女と云う名前は見ていて知ってはいたが、
彼女の人生は知らなかった。かなり重たい人だわ(驚)そして、宇多喜代子先生
が作られた料理が「蕗味噌」無性に食べたくなった。スーパーに蕗の薹が列び
始めると母は何十年もいの一番に蕗味噌を作っていた。もちろん僕もこの母の
作る蕗味噌が大好きだった。店で買うのより蕗の薹の量が多かったのかな？苦
味が強くて、それが母の味だった。
一句浮かんだ
蕗味噌を母一番に作りけり ⑦パパ
どこにも蕗の薹の兼題で募集が無かったので、珍しく（ブログに）晒します。
あと、俳号「風天」が渥美清さんと云うのは、知っていました。その風天さん
の「壷焼」の句も良いな～
壷焼に砂のまじりて風強く 風天
「に」が良いですよね。僕などは安易に「壷焼や」と切れ字にしそうですが、
ここは「に」で繋げなければ駄目ですよね。楽しかった❗️
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