加齢臭で家族や周りの人から臭いと言われ悩んでいませんか？
今回は、
加齢臭のメカニズムと、
王道の改善策にについてお伝えしようと思います。
そもそも加齢臭は、
臭いチーズの臭いとか、
古本の臭いなどと言われていますね。
なんか聞くだけでも、
ウッ(*_*)となりますね。
そんな、臭いが自分からしてるのかと思うと、
テンション下がりますね↓
消極的になって、仕事や人間関係にも影響が…。
次のデータを見てください。
ドクターシーラボが行った
「身近な男性の体臭」についての調査結果です。
身近な男性の体臭で
不快な思いをしたことがあるか尋ねたところ、
63.6%が「ある」と回答しました。
どんな臭いだったか尋ねると、
最も多い回答が「加齢臭」(64.1%)でした。
本人に臭いの指摘をしたことがあるかどうかを聞くと、
70.8%は
「指摘をしたいが、できない」と回答しました。
「耐えられず、指摘をしたことがある」は
17.2%にとどまっています。
指摘できない理由を尋ねたところ
「どういえば傷つかずに済むかわからない」(46歳)
「気まずくなるのが嫌だから」(44歳)
「上司や先輩であるため、指摘できない雰囲気がある」(24歳)
「怒りそう」(28歳)
といったコメントが寄せられたそうです。
なかなか言いづらいデリケートな問題であることから、
自覚、解決しにくいことがわかりますね。
「加齢臭が臭うメカニズム」
加齢臭は男性だけでなくて、女性でも臭います。
臭いOLの方もいらっしゃいますよね。
現に、私の職場のお局さんからは、
汗をかいた時にはオヤジの臭いがします。
加齢臭は女性にもおこりますが、
男性の方が汗や皮膚から
老廃物や皮脂の分泌が多くて、
しかも、
臭い対策をしっかりしていないこと
などがあげられます。
だから、
女性より加齢臭が強く感じられるのです。
加齢臭の元は、
「ノネナール」という脂肪酸です。
脂肪酸とは、
いわゆる脂肪、油と言われているものです。
ノネナールは、
年をとると誰でも出てくる自然なことなんです。
では、
ノネナールはどうやって発生するのかというと、
中高年になると
新陳代謝が活発に行われなくなりますね。
そうすると、
皮脂腺の中で
パルミトオレイン酸という皮脂がたまって、
それが活性酸素や過酸化脂質で酸化されると
ノネナールができます。
この過程と、
生活習慣病になる過程とは実は似ているんです。
中高年になると、
血液の中に脂肪やコレステロールが増えます。
それが
活性酸素や過酸化脂質で酸化されると、
悪玉コレステロールが血管の中に溜まっていって、
動脈硬化になる。
その動脈硬化から、
高血圧症や心筋梗塞などの
生活習慣病に進んでいきます。
加齢臭と生活習慣病の発生する過程は似ているでしょ。
だから、
加齢臭＝生活習慣病
加齢臭＝メタボ臭
という側面もあります。
「加齢臭を改善する王道」
加齢臭が出ている人には、
内臓脂肪の割合が高い人はたくさんいると聞きます。
加齢臭の対策は、生活習慣病の対策と同じです。
●糖質、脂質の摂り過ぎを避けて、
バランスよく栄養素を摂る。
●特に抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEを摂る。
●運動をする、浴槽に浸かって汗をかく。
●睡眠不足にならないようにする。
これが王道です。
「ニオイは身体からの悲鳴。病気のサイン」
年をとるとどうしても出てしまう「ノネナール」。
できるだけ発生をおさえる。
皮脂腺の中に溜まらせないように
心がけていきましょう！
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