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実直に【 ミステリー 】を【 オススメ 】します。

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Works Input Project

その時の感動を【 アウトプット 】することによって、より効果的な【 インプット 】を行うため、
ミステリ( 主に小説 )を中心に、オススメの【 作品 】を紹介していきます。

2019.08.14
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カテゴリ:読書記録
著者【 ダン・ブラウン 】の『 ダ・ヴィンチ・コード 』を読み終えて、本作を原作とする映画も見終えたので、記録も兼ねて紹介します。

今年の初めに『 天使と悪魔 』も紹介しましたが、

https://plaza.rakuten.co.jp/kiagorod/diary/201901050002/

本作は、その続編となる【 ロバート・ラングドン シリーズ 】の【 第2作目 】です。

ちなみに、映画化されたのは『 天使と悪魔 』の方が後で、映画では、こちらが【 1作目 】として扱われています。

つまり、どちらかと言うと、この『 ダ・ヴィンチ・コード 』の方が有名で、知っている人も多いのではないでしょうか。

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これは、ごく簡単に言えば、一般的な教えとは反するような、キリスト教の【 真実 】を巡り、ダ・ヴィンチの名画を中心とした、いくつかの手掛かりから、

数々の暗号を解きつつ、その【 証拠 】を探し出そうとする、ミステリーと言うよりは、サスペンス要素の強い、現代を舞台としたアドベンチャーといった感じの物語で、

予備知識のない者ほど、徐々に明かされていくキリスト教の歴史と【 イエス・キリスト 】の秘密に驚嘆し、その事実を知られたことに特別な価値を見出すものなのかもしれません。

しかし、敢えて言うなら、それは【 ダン・ブラウン 】という作家の小説の魅力の、ほんの一部でしかないというのが、私の率直な意見です。

そして、それこそが、私が『 ダ・ヴィンチ・コード 』を(『 天使と悪魔 』も同様ですが )できれば【 映画 】ではなく【 小説 】で、楽しんで欲しいと思う理由でもあります。

と言っても、誤解のないようにして頂きたいのは、漫画原作の実写映画に対するように、映画版を批判したいわけでは、決してありません。

寧ろ、よくこの話を2時間半弱にまでまとめられたなと、個人的には感服しているくらいであり、

確かに、説明不足な部分もあるようには感じましたが、映像化するにあたってセンセーショナルになりすぎないように配慮しつつ、見事に細部をショートカットして、

よりスピーディな展開で、手軽に楽しめる作品に仕上げられていると思います。

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ただ、小説を読んでしまうと、映画は単なる【 ダイジェスト映像 】に過ぎず、原作の魅力がかなり薄められたものに感じてしまうのも事実です。

例えば、当然ながら、小説の中では各登場人物がとても丁寧に描かれるので、映画を見ただけでは
伝わりきらないキャラクターの魅力というものが確実に存在し、

彼らの関係性も、深く知れば知るほどに、また違ったものに見えてくるはずなのですが、映画だとどうしてもあっさりしたものになってしまいます。

そして、小説には勿論、映画では時間の都合上カットされたのであろう、ダ・ヴィンチやキリスト教などにまつわる蘊蓄が、より多く盛り込まれていて、

主人公がそうであるように、まさに説明の上手い大学教授の語り口で、誰もが興味を惹かれる話題と共に、分かりやすく詳細に、読者が理解しなければならない情報を提供してくれるのですが、

そうして、物語の中で実際に暗号を解きながら、イエス・キリストの真実をも解き明かしていく、その手腕は、小説でゆっくりと贅沢に味わわなければ損だと言えるでしょう。

また、これは特に個人的な感想で、分かる人には分かると思うのですが、私としては【 トム・ハンクス 】演じる主人公よりも、小説の中の【 ラングドン 】の方が、何故か好きです。

ともかく、他にもまだまだ小説の魅力を語りたいところですが、既に映画を見てしまっている人にこそ、小説も読んでもらいたい、という話もしておきましょう。

前作『 天使と悪魔 』を紹介した時には、小説を読まずに映画を見るのは勿体ない、というようなことを書いていますが、

少なくとも『 ダ・ヴィンチ・コード 』に関しては、映画を見てから、ちょっと忘れた頃に小説を読むのは、案外、面白い楽しみ方かもしれません。

つまり、映画を見て理解しきれない部分があったとしても、小説を読めばすんなり納得できると思うので、それはそれで、謎を解くようにして、改めて楽しめるのではないか、ということです。

というわけで、映画を見ていない人も、原作を読んだことがない人も、是非、小説を読んでみてください。

きっと【 キリスト教の真実 】や【 ダ・ヴィンチの名画に隠された秘密 】だけでなく【 ダン・ブラウン 】という作家の実力にも、驚かされると思いますよ。

ただし、個人的には『 天使と悪魔 』の方がオススメなので、もし少しでも気になるなら、順番通りに、そちらから読んで頂ければ幸いです。

最後に、一応【 電子書籍版 】と【 Blu-ray 】のリンクも張っておきますね。




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Last updated  2019.08.14 02:13:33
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