ニュースから知る食の安全管理

ニュースから知る食の安全管理

身近で起こる食品の事件
取り上げられたニュースと共に
考えていきます



身近に起こる食中毒。
ニュースと共に食の安全について考えていけたらなと思います。
どこで、どんなことが起こっているのか?
食中毒を起こさないためには?

さまざまな食品を通して見ていきたいと思います。
健康を守る上で何かの役にたてたらうれしいです。
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千葉県市川市の介護付き有料老人ホームで、
腸管出血性大腸菌O(オー)157の集団食中毒があり、
80~90代の男女4人が亡くなりました。



原因は「きゅうりのゆかり和(あ)え」。

これからO157が検出されました。




なぜ生野菜から、と疑問に思いますが、
原因は肥料の”牛のふん”にあるようです。

最近は化学肥料などを使用せず、
自然の堆肥「牛糞」が使われ、それが野菜に付着することがあります。

O157は、牛など家畜の糞便(ふんべん)中に見つかり、
菌に汚染された野菜や飲食物で感染します。

O157は出血を伴う腸炎などを引き起こす腸管出血性大腸菌の一つです。
潜伏期間は3~8日ほど。
腹痛や下痢、血便などの症状が出ます。

毒素が血液で腎臓に運ばれ、溶血性尿毒症症候群(HUS)という
腎機能障害や、脳症を起こすこともあり、最悪死亡することもあります。







野菜を育てるに当たっては
化学肥料を使うより牛糞の方が人間の体には良いのですが…

せっかく有機肥料を使って育てた野菜なのですから
食中毒を起こさないように
調理員は野菜をしっかりと洗うことが大事です。