今日は神楽坂の新潮社にて、歴史作家 関裕二先生の講座の第2弾♪
「なぜ解けない?邪馬台国論争のカラクリを解く〜地政学と不登校の不思議な因果関係〜」
関先生は紙の資料をお使いにならないので、代わりに私が最近購入した関先生の本の写真
関先生ならではの視点でのお話、いつもながら引き込まれてしまいました
内容をいくつか簡単にご紹介しますと。。。
•オラが村邪馬台国論はヤメよう
皆さん自分の地元を邪馬台国にしたがる
•魏志倭人伝をとりあえず無視して先入観を捨て記紀を見直そう
•纏向遺跡が足かせとなっている
などなど
その中で
地政学から邪馬台国とヤマト建国を考える
というお話がありまして
これ非常に面白かったです!
例えば。。。
古代において「瀬戸内海」は大変重要な航路。村上水軍でも知られていますよね。
瀬戸内海(吉備)は島がたくさん点在していますが、その島がポンプの役割を果たしているため、とても流れが強いです。
村上水軍のように潮の流れを熟知していればスムーズに航海ができます。
逆に知らない場合、近づけば沈んでしまう。
記紀に登場するイザナギ・イザナミの「国生み」のお話では、最初に淡路島が生まれますが関先生曰く、とても重要であった瀬戸内海にある淡路島を誰がgetしたのか⁇ということではなかったか、とのことでした。
それと大坂について(大阪)
日本の都はなぜ奈良じゃないといけなかったのか。大坂ではなぜダメだったのか。
昔の大坂はあちこちからたくさんの川が
流れてきて集結する地形。治水工事が済むまでは大洪水を繰り返していたということがあるそうです。とてもじゃないけど住めない土地だったんですね。
面白〜い♪
地形から読み解くって古代史ではあまりありませんから、まさに目からウロコでございました!
来月の第3弾も楽しみです(^^)
関先生はまた4月から月一回で講座を開講されます。
ご興味のある方はぜひぜひ♪
私も受講予定です
あ、ちなみに不登校って
不凍港
ってことみたいです(謎)
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