読書日記 今こそ読書をしよう!: 人の心が分かることが教養

2019年11月10日日曜日

人の心が分かることが教養

脳が変わる生き方 茂木健一郎著




茂木さんは、この著書で、

他人の気持ちが分かるためには、総合的な学力がなければならない。(p.194)

心を読み取るということは、共感する以上の何かなのです。(p.194)

と書かれていました。



科学的な共感する力であるミラーニューロンは他の動物にもあります。

犬が遠吠えしあうことなどがこれです。


人間の気持ちの表現は多彩であり、思っていることや感じていることも

複雑です。

その思いを理解するためには、いろいろな感覚を知ることが必要だと思います。


それは、私が思うに自分が様々な体験をすることでもあるのではないかと

思います。苦労は糧になると言いますが、それはいろいろな人の気持ちに重ねられる

からではないでしょうか!?



もし、知識が学力であるとすれば、多くの本やブログでも何でも読んで、自分の

知恵にしていけば、きっと人の痛みの少しでも分かることができるような

気がします。


人間の考え方も、感じ方や解釈もそれぞれ異なることから、一人一人の価値観を

理解していくには例えば、小説や映画、漫画からも得ることがあるでしょう!

そのような映画、小説、漫画に人が没頭するのは、その主人公や登場人物の

気持ちと一体になるからだと私は思います。



何を見るにしても、人の感覚を掴むということを意識するといいと思いました。

それは、人の心が分かることはAIでも追い付かない人間の教養な気がします。



そして知識の先に想像力があります

人の心に思いをはせるときに、想像力が豊かであれば、きっと気づけることが

増えるはずです。

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