「ねこぜの東京⇔青森」とは…
青森大好きアオモラーの東京人の

ねこぜ @nekoze_aomori が、月イチで青森を旅して、
地味にすてきな青森の魅力をお伝えするブログです。

 

 

 

 
もう皆さんご存じかと思いますが、
地元のおじさんやご家族、観光客にも愛された、
「宝来食堂」が11月9日に急きょ閉店いたしました。
 
中華そば 200円
カレー  300円
親子丼   350円
 
という激烈な安さだけではなく、
常連さんたちが
 
勝手にごはんをよそって…

席にすわって食べたら

勝手にお皿を洗って

勝手にお金を置いて帰る…
 
という見たことがないほどセルフサービスを極め、
一日に何度も来店するようなコアファンも多かった宝来食堂。

昭和の義理人情がいっぱい詰まった最高のお店だっただけに、
急な閉店に、行き場を失った難民が続出したことでしょう。

 
 
 
 
ニュース記事の
スタッフの方によると、店主、板橋光子さん(78)がご高齢のため体調が思わしくなく、
「スープを作る鍋を持ち上げられなくなってしまった」ため急遽閉店となったそう。
 
今回のコロナで青森にいけないタイミングでのニュースに
ねこぜはひざから崩れ落ちました。
 
「母さん…!!!

どうして常連さんに

鍋をもたせてやってくれなかったんだ…(泣)」
 
「母さん!!

仕込みも皆でセルフでやらせてくださいっっ!

母さんはいてくれるだけでいいんです(泣)」
 
いや、それは母さんのプライドが許さなかったのでしょう。
 
客単価300円という衝撃的な安さで、
みんなのために美味しいごはんをつくりつづけてくれたお母さん。

お母さんのつくってくれたお店や通うのが楽しみで
チーム一丸となって店を支えていた常連さん。
観光客のねこぜはそれを横目で眺めて、近所にこんな店があったらな…とうらやましくなりました。
 
 

 
おかあさんの作り上げた家族のようでした。

宝来食堂のようなお店はもうできないでしょう。


本当に唯一無二の食堂でした。

店の名前の通り、八戸の宝です。

 

お母さん、50年間おつかれさまでした。

美味しいごはんをありがとうございました。

 
 
 

いただいたタオルは、

その後、風呂上がりに使いまくってたのでカピカピになってしまいました。

 

 

 
 これからも大切に使います。

 
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