もう皆さんご存じかと思いますが、
地元のおじさんやご家族、観光客にも愛された、
「宝来食堂」が11月9日に急きょ閉店いたしました。
中華そば 200円
カレー 300円
親子丼 350円
という激烈な安さだけではなく、
常連さんたちが
勝手にごはんをよそって…
席にすわって食べたら…
勝手にお皿を洗って…
勝手にお金を置いて帰る…
席にすわって食べたら…
勝手にお皿を洗って…
勝手にお金を置いて帰る…
という見たことがないほどセルフサービスを極め、
一日に何度も来店するようなコアファンも多かった宝来食堂。
昭和の義理人情がいっぱい詰まった最高のお店だっただけに、
急な閉店に、行き場を失った難民が続出したことでしょう。
デーリー東北新聞社@daily_tohoku安価なメニューに、時価の定食。店主自慢の漬物は食べ放題で、レトロな店内でつかの間のタイムトリップが楽しめる八戸市の宝来食堂が、ひっそりとその歴史に幕を下ろしました。#デーリー東北 #八戸市 #宝来食堂https://t.co/WHBGHamFf0
2020年11月11日 17:05
東奥日報(青森)@toonippo宝来食堂(八戸)閉店/半世紀変わらぬ価格・味 https://t.co/Oo222HpuGW https://t.co/Ape3Y9l5ZK
2020年11月10日 12:04
グラフ青森@graphaomori八戸が誇る宝来食堂が閉店...。大好きなお店を見つけたら、当たり前にそこに佇んでいることに感謝して、できるだけ通い詰めたいものです。 https://t.co/x2z6mmuhCa
2020年11月10日 22:58
ニュース記事の
スタッフの方によると、店主、板橋光子さん(78)がご高齢のため体調が思わしくなく、
「スープを作る鍋を持ち上げられなくなってしまった」ため急遽閉店となったそう。
今回のコロナで青森にいけないタイミングでのニュースに
ねこぜはひざから崩れ落ちました。
「母さん…!!!
どうして常連さんに
鍋をもたせてやってくれなかったんだ…(泣)」
「母さん!!
仕込みも皆でセルフでやらせてくださいっっ!
母さんはいてくれるだけでいいんです(泣)」
いや、それは母さんのプライドが許さなかったのでしょう。
客単価300円という衝撃的な安さで、
みんなのために美味しいごはんをつくりつづけてくれたお母さん。
お母さんのつくってくれたお店や通うのが楽しみで
チーム一丸となって店を支えていた常連さん。
観光客のねこぜはそれを横目で眺めて、近所にこんな店があったらな…とうらやましくなりました。
おかあさんの作り上げた家族のようでした。
宝来食堂のようなお店はもうできないでしょう。
本当に唯一無二の食堂でした。
店の名前の通り、八戸の宝です。
お母さん、50年間おつかれさまでした。
美味しいごはんをありがとうございました。
これからも大切に使います。
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