何がどう転がって幸せかなんて、誰にもわからない

このブログは「ちょっとあほになる」を推奨しております。

こんにちは、かずみんです

今日も遊びに来て頂き、ありがとうございます

「好きな彼が結婚した」

「好きな彼が結婚して、赤ちゃんも出来たようです」

「だからもう、私の願いは100パーセント叶わない。

どうしたらいいですか？」

引き寄せの法則は、何でもかんでも自分の思い通りにできる法則ではありません。

自分以外の誰かを、自分に都合よく動かせる法則でもありません。

「私」が「私」の幸せを選ぶように、

「彼」も「彼」の幸せを選びます。

恋愛と話はズレますが、私も「両親と一緒に二世帯住宅で暮らしたい」という願いを持っています。

だけど私の両親が「ずっと暮らしてる今の家の方がいいわ」と言う自由もあるわけです。

彼の事情がどうだとか、今の現実がどうだとか、そういうの全てまるっとうまくおさまったりするんですから。本当に。

ただですよ

自分の願いとは逆のことが起きた場合。

「彼は彼の幸せを選んだのだ」と思うことが、ふっと自分の心を軽くしてくれることもあります。

今、私の父は入院しています。

去年の夏に大きな手術をした時、皆様からたくさんのパワーをもらいました。

今、食も細くなり、筋力も衰え、かなり物忘れも出てきています。

物忘れが出てきて、父がボケたことを言った時、やはり私としては「辛い」です。

だけど毎日人工透析をして体の負担も相当であるはずの父にとっては、もしかしたら少々の物忘れがある方が、幸せな状態なのかも知れません。

「病気で良かった」なんて言うことは出来ないけど、父が入院していることで、

父に「あーん」とご飯を食べさせてあげる娘の姿を見ることが出来たし、

娘(父にとっては孫)に甘えて、お茶まで飲ませてもらっている父の姿を見ることも出来ました。

嫌がりもせずに、嬉しそうに「あーん」してあげる娘。

食べさせてくれる孫の姿に、涙を流して感激する父。

それを嬉しそうに見つめている母。

父が元気だったら、きっと見ることが出来なかった姿です。

父が病気で、入院していて、つらいものはつらい。

けど、このつらい状況の中でしか知ることが出来なかったかも知れない、愛を見つけることも出来ました。

コメントをくれた、長年連れ添った大切なワンちゃんを亡くされたtsuitelu11さん。

別れはとても辛く、悲しいものです。

心が楽になるような言葉なんて私にはとても言えませんが、こんなに愛されて、大切にされて、本当に幸せなワンちゃんだと感じました。

ずーっとずっとtsuitelu11さんのそばで、「ありがとう」と幸せそうに目をキラキラさせているような、そんな気がするのです。

「死」とか、天国とか、この世とかあの世とか、私には全くわかりません。

不思議な体験などしたことがないし、やっぱり「死」は怖い。

自分に置き換えても、大切な誰かに置き換えても。

けど、どんなに毎日笑って過ごしていても、生きている以上、必ず別れはやって来ます。

だからこそ、笑って過ごす。

「父が元気になって退院して欲しい」と願うことは出来るけど、「入院している今」を変えることは出来ません。

ツラいもんはツラいよ。

だけど、ツラい苦しいと泣いて過ごすよりは(1日や2日、そういう日はある！それは大丈夫！)、楽しいことを見つけて、くだらないことも笑いに変えて、バカみたいでもいいから、笑って過ごしていたい。

そういったものに気付き、無理なく本当に「幸せだな」「これで良かったんだな」と感じるほど、また現実は「幸せ」に向かって動き出していくのだと思います。