縫手益代(ぬいで・ますよ)
【データ:2年全裸部マネージャー・部長の松千代とは付き合ってもうすぐ1年】
:それでは松千代部長、挨拶をお願いします。
松千代盛夫(まっちょ・もりお)
【データ:3年全裸部部長・国立全裸大を目指し猛まぐ愛中】
:縫手、ありがとう。
あーみんな。これで、秋の県大会も終わったな。最後、決勝戦で負けてしまったが、俺はお前たちを誇りに思っている。
一進一退だったが、最後の最後でピストンに走ってしまった。だが、それはいい。もう済んだことだ。
ただ一つ敗因を挙げるとすれば、まぐ愛の基本「小中大の法則」を忘れ、一発逆転を思うあまり腰を大振りしてホームランを狙ってしまったことだと、俺は思う。
これからの全裸部のために、ここは厳しいことを言わせてもらおう。俺からのはなむけと思ってくれていい。
3回の俺たちの攻撃で、堂賀、お前はすぐに相手のアーソコに口を当ててしまったな?
堂賀遺太(どうが・のこした)
【データ:2年全裸部新部長・U15まぐ愛日本代表・圧倒的な記憶力と再生力で1流選手の技術を完コピする】
:はいっ!申し訳ありませんでした!
松千代:お前は次期キャプテンとして、この全裸部を引っ張っていく立場だ。だからあえて指摘させてもらうな。
1回2回と皮膚を重ね合わせ、いい感じでオーラが混ざり合う試合運びをしていた。
3回のあの場面ではさらに皮膚を重ねていくか、あるいは同じ口を当てていくにしてもアーソコは早いだろう?
肩から恥骨にかけてのVラインへの攻めか、もしくは恥骨から足先へのAラインへ攻めていくべきだったのではなかったか、堂賀?
堂賀:が、我慢ができませんでしたっ!以後気をつけまっす!
松千代:うん。分かればいいんだ。それともう一つ。7回の守備でエラーが出た。羽田津谷、お前だ。
羽田津谷・D・統琉(はだつや・D・すべる)
【データ:1年・自分は泳げないことを知りこの夏水泳部から転部。「D」の名を継ぐひとつなぎの愛撫王】
:はい!すみませんでした!思わず塩吹きをしてしまいましたっ!
松千代:お前は我が部のホープだ。お前ほどの男が、まぐ愛の法則「小中大」を忘れてはいけない。羽田津谷、「小中大の法則」とはなんだ?
羽田津谷:はいっ!「中は小に戻れず、大は中に戻れず」ですっ!
松千代:その通り。これは人体の不思議の1つで、まぐ愛は終始優しい刺激で行うが、うっかりそれ以上の刺激をほどこすと、それ以降、それ以前の優しい刺激レベルでは感じなくなってしまうんだ。
たとえば今日の試合の場合、指でアーソコを刺激する際、激しくこすってはいけなかったんだ。どこまでもゆっくりと圧迫するように、すべるようにするんだ。
激しくこすってしまった後は、その刺激に慣れてしまい、もう圧迫による会館には戻りにくい。
7回の我々の塩吹きによるエラーで、相手はもうそれまでの優しくソフトなうっとりとする刺激では会館を感じにくくなってしまった。
だから、相手はバイブレータという絶対の禁じ手を出してこれたんだ。機械による刺激は最強ではあるが、「それ以降ほぼ不感症になる」という最悪の事態に陥る。だが、我々の塩吹きという激しい刺激が、相手の機械による禁じ手攻撃を呼び込んでしまった、とも言えるな。
これはピストンにも言える。「入れたら動かない」が基本で、「動いても圧迫」がぎりぎりソフトな刺激だ。
いったんピストンをしてしまうと、もうそれ以前のソフトな刺激では会館が薄れてしまうんだ。摩擦は強烈な刺激でもあるが、一度行うとソフトな刺激に戻れなくなるばかりか、相手をも傷つけて退場処分にもなりかねない。
ピストンは行ってもかまわないが、おにんにんが小さくなってしまった非常事態、あるいは9回ツーアウトの最後の最後に残しておこうな。
これからはこころして、まぐ愛の基本「小中大」をおろそかにせず、練習に励んでほしい。
俺からは以上だ。みんなこれまで本当にありがとうな!
(パチパチパチ!)
縫手:それでは最後に、松葉先生より挨拶をいただきます。
松葉束丸(まっぱ・つかまる)
【データ:全裸部顧問・元まぐ愛日本代表・現役時代は当局の目を盗んで全裸になる技術を引っさげ全国制覇】
:お前らくやしくないのか!
だから俺は、今からお前たちを殴る!
一同:えー!(そらラグビーでしょ)
松葉:いいか、射精の気持ちよさなど一瞬で消える。だがな!「ちゃんまぐ」の気持ちよさだけは・・・絶対に忘れるなよ!
【おまけ】
むかしは文句もなく普通に見てたんですよね~
【おまけまけ】
こすっていいのはにゃんこだけ♡