党首本に登場するKなる与太郎
一リットルに非ず、数リットルの涙
先般、釈量子党首の新刊「夢に、力を。」を紹介させて頂いた折、一リットルの涙の後・・・というような表現を用いたが、実際に本書を読んでみると、党首が流した涙は「数リットル」であった。
謹んで訂正させて頂きます。
先日も、赤坂の党本部で登壇した党首の目には涙。
散会した後、一回のロビーで北海道から来た女性のお顔をふと見ると、目が真っ赤になっている。
司馬遼太郎氏の小説かエッセイの中で、「維新の志士たちはよく泣いた・・・」と書かれてあったと記憶している。
党首の涙を見るたび、私の裡で反芻する名句がある。
人生意気に感ず
功名誰か復た論ぜん
~人間は時に相手の心意気に感激して、金や成功といったことに関係なく仕事をするものだ。だれでも相手の気持ちに強く心を動かされて自分の利害を無視して仕事をしたりするものだ~
さて、本書の中に、小生が登場しているのには驚いた。Kという名で登場している。
しかしKは、怒号を発し、老眼で小さな字が読めない与太郎ではないか。(笑)
しかし、永いトンネル工事の最中で真っ黒けになっている私には、似つかわしいエピソードではある。
永い永いトンネルの先の光を夢見て・・・。