日本人の対応に呆れている台湾人 | 加納有輝彦

日本人の対応に呆れている台湾人

昨日はドイツ在住の川口マーン恵美氏から見た日本の『狂』を紹介した。

今日は台湾から見た日本の『狂』を紹介したい。
   新型コロナウィルスに対する姿勢に、台湾と日本では雲泥の差が出た。

台湾は、政府国民一丸となって徹底的に防疫体制を確立した。

   そうした緊張状態にある台湾人から日本を見ると、その緊張感のなさに、日本に対する見方が変わりつつあるというのだ。

日本に住む台湾人の女優も『日本は危険だ』と台湾に向けて発信していたが、時が過ぎいまや台湾に住む人々が『日本はダメだ』という認識に変わりつつあるのだ。

   以下、リンク記事からの抜粋である。


 「このたびの肺炎は中国人だけでなく、みんなの日本人を見る眼が変わった」

 「日本人のやり方(コロナ対策)、当初から期待していなかった」

 「春節の中国人客訪日を止めなかった時点で、先が見えた」

 「日本人は変化を好まない。自分をがんじがらめに縛りつけている」

 「ここ数日のニュース、彼たち(日本人)の(危機)処理手法を見て、開いた口が塞がらない」

 「311(大震災)のときを見れば分かる」

 「驚いてひどく失望した。日本政府が(対中政策で)強硬になってほしい」

 「確かに、日本は何でもきめ細かいと思ったが、根本的に違った」

 「日本は中国のケツをなめはじめた頃から、おかしくなったのだ」……(2月16日付 三立新聞網)


抜粋以上

   いま、日本では年間一万人が通常のインフルエンザで死亡しているというが、新型コロナウィルスも通常のインフルエンザと対して変わらない。必要以上に騒ぐことはないという方向に誘導されつつある。

   新型コロナウィルスで亡くなることと、通常のインフルエンザで亡くなることと何が違うのか?というわけだ。

   日本の危機管理能力が世界から問われているのだが、そもそも危機を危機と認識していない。

この根本に、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した日本国憲法の『他人任せお花畑思想』の影響が大いにあると思う。

   中国が台湾、尖閣、沖縄を盗ろうなんて思っているはずがない。

北朝鮮が日本に向けてミサイルを撃ち込むなんて絶対にあり得ない。嚇しだけだ。

危機は存在しない。回りは好い国ばかり。

これらが護憲派の立脚点でありましょう。

   「とにかく中国と仲よくしなければならない。
ウイグル、チベット・・それぞれのお国の事情というものがある。外野がとやかく言う問題ではない。」
これは習近平氏の国賓待遇反対署名を求めた私に一昨日言われた言葉である。

   危機は存在しない。

台湾人はそんな日本人に呆れている。




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