小松未歩 1st album「謎」 収録曲
君がいない夏




1997年にDEENのシングルとして発売された君がいない夏。

アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマとして使用されていたので、ご存じの方も多いかと思います。

本カバーは、同年末にリリースされた小松未歩の1st albumに収録されている編曲版に寄せています。
どちらの編曲も好きなのですが、小松バージョンの方がピアノの音にしっくりくる気がします。
歌詞全体の流れとしては、過ぎし日に愛した人を、その当時の鮮やかな記憶と、今の穏やかな人生とのはざまに振り返る物語となっています。

思い出してみれば色とりどりであったあの人との日々。
その現実はもう消えてしまったけれど、今も「もう戻らない時を 小さく祈っている」

「あの日のように輝く夢」も、「穏やかな波がさらって」しまった。
「少し大人になれる気がしてた」けど、「それぞれ違う人生(みち)を選」んでしまった。

この曲の主人公は、今でも、自分自身選択がした選択の正しさを問い続けているのでしょうか。

「こぼれた日差しに心がにじんだ」

という歌詞にすべての答えが詰め込まれているのでしょう。


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