毎日をちょっぴり生きやすくするあべもん(安部源生)のブログ

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作業療法士という生活を支える仕事をしています。講演会を全国10ヵ所以上でやっています。内容はセラピスト向けぁと筋膜、東洋医学、心理学。一般向けだとストレスケア、コミュニケーション など

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現代は『VUCA(ブーカ)』時代と言われます。

ざっくり言うと
「将来の予測が難しい時代」。

以下4つの単語の頭文字をとった造語です。

V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)

先行きがわからない、
正解がない、
「不安の時代」。

コロナ禍でその不安は
さらに増しているでしょう。

その「不安の時代」に
必要なことは何なのか?

京セラ創業者、
稲盛和夫氏は
こう言います。

「何のために生きるのか?」
という、
生きる指針、
つまり
「哲学」が必要だと。

「理念」「理想」「考え方」
とも言えます。

また、
こうも言っています。

人生や仕事の結果は、
「考え方(哲学)×熱意×能力」
の式で表すことができる、
と。

次の一万円札の顔、
渋沢栄一も同じようなことを
言っています。
知恵、情熱、意志のバランスが大事だと。

稲盛和夫氏は
特に考え方(哲学、意志)が重要だ
といいます。

というのも、
考え方にはマイナスポイントもあるからです。

優れた能力(知識や技術)、
素晴らしい情熱(熱意)
があっても、

考え方が間違っていれば
いずれ足を踏み外します。

ずる賢い、悪い人は
短期的には上手くいっても、
長期的には恨みをかって
自滅していくものです。

最終的には「礼儀正しい人が成功する」というデータもあります。
(think civility)

まずは「考え方、哲学」を磨くことが
大切です。

「何のために仕事をするのか?」
「人間として正しいことは何か?」
「自分はどうありたいのか?」

実は先日、
元マイクロソフトの澤円さんの
オンラインセミナーに参加しました。

そこで
自分の働き方と、給与のバランス、
一言でいえば
「ワークライフバランス」について
質問をしました。

その時の答えが
自分の中で目から鱗でした。

「まず、自分がどうあれば、自分自身をハッピーにできるか?
どうあれば、自分がありたい姿になれるか?
そこを考えること。
そこさえ決まれば、
仕事面、給料面は繋がるよ。」

稲盛和夫氏の
「考え方を磨く」という表現と、 

まるで、
パズルの最後のピースがはまるように、
「カチッ」
とはまったのです。

私自身、
仕事でメンタルを病んで
うつ病や適応障害の診断をもらいました。
勇気を貰えました。

「もう十分苦しんだんだから。
これ以上辛くならないように
どう幸せになるかだよ。」

自分がどうありたいか?

やはり、
楽しみながら仕事をしたいです。
自分が楽しくて、
それで周りも楽しんで。

自分の「哲学」を磨いていきたいと思います。

最後に渋沢栄一の
背中を押してくれた言葉を。

「40、50は鼻垂れ小僧
60、70は働き盛り
90になって迎えが来たら
100まで待てと追い返せ」

まだまだ鼻垂れ小僧にもなれません。
これからこれから。