認知症と血管障害


認知症と血管障害

約半数はアルツハイマー
3割程度が脳血管性認知症

しかし、神経変性疾患の半数以上は脳血管障害を合併する。
→神経変性疾患の治療において奏功しない場合には脳血管障害が症状の原因であるということも考慮しなくてはならない

・アルツハイマー病と脳血管性認知症
蓄積したはネプリライシン、インスリン分解酵素などの酵素による局所の分解、LRP-1などのApoE receptorを介したドレナージ機構により脳内から除去される。Aβ42は凝集能が高いため神経細胞周囲に蓄積し、Aβ40は凝集能が低いため血管内へ排泄される過程で血管壁に沈着する。

APOEε4アレルを有すると遊離したAβ1-42が蓄積しやすく、APOEε2アレルを有すると遊離したAβ1-40が蓄積しやすい。

アミロイド仮説
amyloid>amyloid Bオリゴマー>tauのリン酸化>cognitive decline
US ADNI
Vascular factorの重要性


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