こんばんは!

お久しぶりです。

デザインフェスタも近づいてきて、

だいぶ制作も佳境に入ってまいりました。


そんな中、

二人展を開催させていただく、

cafe & gallery LUPOPOさんへの二人展に関するお話の中で、

私がお帽子を作るときに考えていることなどを

みなさまにお話ししたらちょっと面白いんじゃないかなー、

と思いまして、

今回の記事を書き始めました。


私は、いけばなを18年やっています。

大学に入ったら華道を始めるのが夢で、

大学で華道部に入り、師範になるべく修業をしてまいりました。


うちの流派では、アートフラワーは使用NGです。

あれ?un d'amocitineのお帽子って、

全部アートフラワーでしょ?

と思われたかと思います。

そうなんです、いけばな的には、全然よくないのです笑。


そもそも、私がお帽子を作るうえでいつも考えていることは…


・生のお花では、もつ期間や生けるお花として成り立たないお花、

季節の違うお花同士の“実現不可能な組み合わせ”も、

アートフラワーなら可能であること。


・お花で身を飾ることを、もっと身近にすること。


これです。


今回、お休みの期間を経て、

この“季節感”という足かせを完全に自分の中で取っ払えた、

ということがとても大きいのです。


もちろん、

いけばなではその季節にしか咲かないお花の風流を感じることが目的だったりするので、

季節感はとても重要な要素です。


でも、昔のお着物の柄などで、

ありえない季節感の組み合わせのお花だったり、

そもそもなんのお花かわからない、架空のお花だったり…

と、自由なものがあったこともまた事実。


私は、お帽子という媒体を通じて、

ファッションの側面としての“お花”というモチーフを

大事にしようと思ったわけですね。


なので、今回は

「え!このお花を麦わらに!?」

とか、

「このお花とこのお花、季節全然違うけど、一緒のブーケにある!」

といったことがたくさんあるかと思います。


でも大丈夫!!


それこそが、今回私がやりたかった表現なのです。


(でも、このお花はこの季節に咲くものだ、

と知ることも、

とても楽しいことなのですよ…!)


いろんな思いの詰まったお帽子、

デザフェスと二人展にてお目にかけますので、

楽しみにしていてくださいね!


デザインフェスタ 5月18、19日 東京ビッグサイト 西棟1階 F-187【Fantastic!い~花🌼】

二人展『colorfulic!』5月30日~6月3日 cafe & gallery LUPOPO 三軒茶屋・東京




via un d'amocitine
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