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新型コロナウィルスによる感染拡大が続いていますが、ついに近くの奥尻島でも新規感染者が8名も出てしまいました。小さな離島ですし、医療体制が脆弱ですから、島内は凄いことになっているものと想像されます。また、札幌に続いて旭川の医療機関や介護施設でクラスターが発生し、今日は新たに44名も判明しましたので、次は函館なのではと戦々恐々の気持ちになっています。

先日からマスクの話題を書いていますが、今日も新しい話題を呟いてみたいと思います。
テレビでご覧になったことがあるかもしれませんが、市川海老蔵さん親子三人と渡辺直美さんがマスク姿で登場するCM。ハイドロ銀チタン®不織布マスクという製品の宣伝なのですが、この製品を製造販売しているDR.C医薬株式会社の代表O氏は、元の職場でご一緒させていただいた方です。ハイドロ銀チタンに着目して製品化したもので、もともとは花粉症に効果があると謳って販売したものです。ウィルスに効果があるかどうかエビデンスは得られていないようですが、市川海老蔵さん親子と渡辺直美さんをCMに使うのはセンセーショナルですよね。不織布マスクとしては一定の機能は維持しているようですから、ご興味のある方はオンラインショップでご購入になってみてください。

いろいろな知見をみていますと、コロナやインフルエンザ対策には不織布マスクを双方がつけることがベストですが、夏場から多くの方が使われているポリウレタン・マスクは飛沫の透過が明らかで、感染防御のツールとしてはかなり劣るようです。息が吸いやすくて見かけが良いとのことで多用されているのでしょうが、見直されるべきものと思います。

また、政治家や飲食店などで見受けられる上下が素通しのマウスシールドに至っては、前に飛沫が飛ばない程度で、機能としては殆ど用をなしていないと言われています。特に飲食店において調理をされる方がマウスシールドを装着している場合は最悪で、飛沫の殆どは前に飛ばない分も含めてほぼ真下に落下します。ということは、調理されたお料理に直接降りかかることになり、このことは実証で明らかになっています。こんなのをいただくと思うと想像しただけで気持ちが悪くなりますね。
go to イートなどというものを利用する気にはなりませんが、これから飲食店を利用する際は、調理人だけではなくスタッフ全員が不織布マスクを適切に装着しているかどうか確かめてから入店しようと思っています。

今日の函館は最高気温が8.8℃と今の季節にしては暖かい一日でした。紅葉はすっかり終わってしまい、ナナカマドの赤い実が青空に一段と際立つようになりました。
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