くま吉とパニックマは、18日間かけて、北海道、東北を旅行しました。今日は、最終日の東武ワールドスクウェア観光(日本ゾーン)の様子をご覧いただきます。
18日目、東武ワールドスクウェア観光(4)
東武ワールドスクウェアは、世界各国の遺跡や建築物を25分の1スケールのミニチュアで再現したビジターアトラクションで、1993年に開業した。「47の世界遺産を含む、世界の有名建築物102点。一日でめぐる世界一周の旅」である。
順路は、反時計回りに、現代日本、アメリカ、エジプト、ヨーロッパ、アジア、日本の6つのゾーンを回る。今日は、前回の続きで、日本ゾーンだ。各展示物には番号が付けられており、その順番でお送りする。
3連休始まりの土曜日の午前中だったが、午後から雨の予報だったためか、比較的空いていた。というわけで、人混みの嫌いなパニックマも一安心、だと思ったのだが、天気が悪く気温も低かったので、パニックマの調子は上がらず、ヨーロッパ・ゾーン以降は、ベンチで休み休み進んだ。油断して、上着はホテルに預けた荷物の中に入れてしまっており、深く反省している。
70番、薬師寺(奈良、国宝、世界遺産)。東京スカイツリーは、園内のどこからでも見える。
78番、桂離宮(京都)。修復作業が行われていた。面白い光景だ。
81番、厳島神社(広島、国宝、特別史跡、世界遺産)。最近はドローンによる空撮ができるようになったが、当然ながら様々な規制もある。東武ワールドスクウェアなら、簡単に様々な角度からの光景を楽しむことができる。
86番、日本の四季(モデル風景)、写真は「夏:盆踊り」。パニックマが、バナナの叩き売りを発見。
87番から91番を除いて93番まで、様々な風景の中、蒸気機関車が走っていく。87番、田麦俣の民家(旧遠藤家住宅)(山形県、県指定有形文化財)(上左)。88番、豪農の館(旧笹川家住宅)(新潟、重要文化財)(上右および下)。
90番、合掌造りの民家(岐阜、世界遺産)。なぜか、水戸黄門、助さん、格さんの3人が、歩いている。
東武ワールドスクウェアの「世界一周の旅」は、これで終了。民家やモデル風景など、4つほど写真を撮りそびれた(89番、散居村の民家(富山)、92番、大和棟の民家(吉村家住宅)(大阪、重要文化財)、93番、八棟造りの民家(豊島家住宅)(愛媛、重要文化財)。102番、動物公園(モデル風景))が、ほぼ全てカメラに収めながら、所要時間は約2時間だった。しかし、ミニチュアの造形そのもの、配置や構成、とくに人形たちを使った遊び心など、もっと時間をかけて観察すると、さらに楽しめるだろう。「所詮レプリカ」と思いがちだが、「レプリカだからこそできること」がたくさんあり、よく工夫されていると思った。
終わりに
以上、18日目の東武ワールドスクウェア観光(日本ゾーン)の様子をご覧いただきました。
くま吉一人でホテルに荷物を引き取りに行き、東武ワールドスクウェア駅でパニックマと合流。東武ワールドスクウェア駅から、東武特急浅草行きに約2時間乗り、北千住駅で乗り換え、日比谷線に10分乗り、上野駅で乗り換え、東海道線に約1時間乗り、藤沢駅に到着、以上、運賃2500円、特急料金1440円。店がなく事前に食料等の調達ができなかったので、車内販売のお世話になりました。ありがたや。北千住まで来ると、もう家まで一息、電車の本数も多いし、ほっと安心しました。パニックマも、元気になりました。
こうして、2019年9月の北海道、東北を巡る旅は、無事に終了しました。今回の旅費をまとめますと、交通費は1人約7万円(主な内訳は、航空券約12000円、JR約45000円)、宿泊費は17泊2人で約20万円でした。旅館宿泊で高くなる分、プロのバックパッカーのようにはできませんが、Airbnbでがんばって節約しました。
パニックマが今回の旅行で気をつけたことは、旅の準備編にまとめて書いたとおりですが、以前は2泊3日が限界だったことを考えると、よくがんばってくれました。序盤の北海道では、残暑が厳しい日もありましたが、体力に余裕はありました。それよりも、中盤以降、疲れもたまってきて、雨が降って寒い日などは、体調も悪くなるようでした。17泊のうち約半分が温泉地泊だったのは、よかったです。いかにリラックスするか、また、日常をいかに保つか、長旅を続ける上での重要なコツだと思いました。
帰宅してから、次の旅行の計画を立て始めています。次は「紅葉を観に行こうよう」と考えています。今後とも、くま旅日記をよろしくお願いいたします。