春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

篭彫り松に鶴、住吉神社。青梅宿。

2019-11-11 21:03:16 | 関口文治郎/神社仏閣
 
 
1613年落雷で、社宝や、拝殿、社記が類焼したものの、
本殿だけが燃えなかった住吉神社

大阪で生まれて、
江戸で宮大工の修業をした棟梁が、
神社を後にしました。
石段を下り、煙管の刻み煙草に付けた青梅街道の砂利道。
見上げた住吉神社の本殿は見えないけど、
春日造りを少し変えたデザインに、少し胸を張ったに違いない、
貝塚作右衛門泰久さん。1716年の事。

 
 
 
 
 
 
 
 

1835年には、誰が彫ったか、
青梅街道の宿場町だつた、住民は、
べらぼうに有名文人ではないけど、
知識人が町をにぎわしています。
その流れが、神社の彫物に伺えます。
向拝や軒下には、牡丹に獅子、獏の彫刻が、
添えられ、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
圧巻なのは、海老紅陵の図柄、
曲がりには松の木と葉を中心に、
鶴の親子、夫婦鶴を配しています。
海老紅陵には水の神、龍が巻き付いている、
神社が多いところに、松、鶴の夫婦、親子が、
デザインしているあたり、
当時の青梅の情景が浮かんでも来ます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
山あいの青梅の5月は、3、4、5日、祭りの囃子が響き渡ります。
 
 
 
 
 
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