豊島攻略法

豊島美術館

 

 

 

 

 

今日は豊島に行く日

大切なことは朝一番の高速船に乗ること‼︎

豊島は直島よりも交通等が不整備で

島内の移動が大変だと知ったからです。

小型船なので定員は70名。混雑時は

２時間後の便になることがよくあります。

 

 

絶対成功しなければと緊張で早起き。

高松7:41ー家浦(豊島)8:16　¥1330

7時前に港に着いて並び、

チケット購入は10番でした

乗船30分前には並ぶのがコツですょ。

 

 

港に着いたら一番にすること…それは

レンタサイクルに並ぶことです。

豊島はアート同士の距離が離れていて、

バスでは待ち時間が長くなる可能性大

滞在時間が短い方ほど自転車がお勧めです。

予約をするか、現地で朝すぐに借りましょう。

私が借りたのは下記の場所です。

 

 

土庄町電動レンタサイクル

🕣8:30～17:00　電動自転車：40台

4時間 1,000円

1時間増すごとにプラス100円

☎︎0879-68-3135

🚲香川県小豆郡土庄町豊島家浦3841-21

家浦港敷地内にあります。

現地受付のみ。事前予約不可だった時に

 

 

豊島美術館外観

 

 

なぜそんなに急いでいるのかというと、

メインの豊島美術館予約が出来なかったから。

ここ無くして豊島に来た意味がありません。

とにかく早く着きたくて風になりました〜！

もちろん交通ルールを守ってですょ

 

 

港から美術館まで海沿いの一本道。簡単。

ただ遠いだけ。電動自転車で30分。

途中誰にも会わず、バスに追い抜かされ、

半分は上り坂ですが辛くはありません。

パワーモードで快適

 

 

9時の開館前に余裕で到着しました。

当日券が普通に買えてそのまま入館。

こちらは予約なしでもOKなんですね。

直島の地中美術館は予約のみだけど。

良かった〜！これで今日の予定は全て◎

 

 

天井に大きな穴が二つ開いているだけの

一風変わった美術館

それが世界中のアート好きを魅了する。

謎が知りたくてはるばる来ました。

美術館は大きな明るい洞穴のような感じ。

中に入ると制約が多くて、

特に静かにすることを求められます。

 

 

人々は歩いたり座ったり寝そべったり、

それぞれのスタイルでアートを感じます。

踊る人は流石に注意されていましたが、

近付き過ぎても警告するのが少し窮屈で

日本の美術館ならではだなと…。

禅の精神のようなものを目指しているのかな

 

 

でも、ここ面白いんですよ。

人々が見ているのは水の動き。

床からね、水玉が生まれて、

どこかに流れて行くんです

そして、水溜りが出来たと思ったら

排水されて無くなって…。

というのをいろんな場所で繰り返すんです。

 

 

歩いていると突然水玉が視界に入って、

踏みそうで怒られそうでビクッ

触ったらダメと言いながら足元に設置して…

なかなかスリリングな場所です。

 

 

豊島美術館

🕙3月1日 〜 10月31日
　10:00 〜 17:00（最終入館16:30）
　11月1日 〜 2月末日
　10:00 〜 16:00（最終入館15:30）

火曜休館（3月1日〜11月30日）
　火〜木休館（12月1日〜2月末日）
※ただし祝日の場合は開館、翌日休館
※ただし月曜日が祝日の場合は火曜日開館、

　翌水曜日休館

香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607

¥1,570円

☎︎0879-68-3555

 

 

静かな館内でアートと自然を存分に味わい、

美術館周りの景色を撮影すると

結構時間が経っていました。

棚田や海まで伸びる一本道など

綺麗な景色が多いんです。

時間が許す限り美しい豊島の風景を

お楽しみください

 

 

クリスチャン・ボルタンスキー

「ささやきの森」

 

 

軽食をとった後、自転車で次に向かったのは

同じ唐櫃(からと)地区にあるアート。

実際に使われていた民家で嵐を体感する作品、

ストームハウスに行きました

待ち時間を含め30分程で、すぐ見られます。

予約なしで見学できるものは限られるので、

見たいものがあれば事前予約がいいですね。

 

 

そして、ささやきの森を目指したのですが、

山中を20分程歩くと聞き、

自転車は置いて行くことに。

軽い山登りで汗をかきかき進むこと20分強、

目印の青いのぼりからさらに細い道に入り、

会場の森に着きました🌲🌲🌲

 

 

静かに座って森と風鈴の音を聞く。

体も心も温まった状態だから

夏の避暑地のような心地よさです。

行きにくい場所に自分の足で出向いたからこそ

感じることができる体験。

これが作者が望んでいたことの一つです。

苦労した後の喜びは大きいってことかしら

 

 

 

 

森でゆっくりしたので充電完了

下山したら荒(こう)神社のアートを見学です。

円形の彫刻をつなぎ、貯水タンク上に設置。

錆の茶色が周りの木と溶け込んでいます。

コミュニティの拠点として作られたそうですが

朝、住民が花の手入れで集まっておられたので

確かに賑わい再生の手助けをしているなと…。

住む場所にアートがあるっていいですね！

 

 

青木野枝　「空の粒子」

 

 

この後また自転車で移動するのですが

次の目的地がどうしても見つけられません。

一本道なのにおかしいな。看板はなかったし。

下り道が楽しくて調子に乗り過ぎたんだと思い

何回か往復し、他の方に聞いてみました。

「この道にありましたが閉じられていました。

予約制みたいですよ。」

ガーン‼︎トムナフーリもでしたか…

調べたら土曜の夜のみでした。ガクッ…。

 

 

アンリ・サラ　「豊島シーウォールハウス」

 

 

すごく力が抜けて空もどんよりしちゃって

海沿いを走りながら帰ろうか迷っていたら

綺麗な家を発見。そういえばあったな…。

予定にはなかったけど、外だけ撮影しようか。

時間余っちゃったし…

 

 

 

 

それで、近くで見てみたんです。

そしたら想像よりも綺麗な壁で〜！

あら〜映えるってほんと単純な私(笑)

外側だけならOKなので塀の中で撮影。

黒漆喰の壁に貝殻がいっぱい‼︎

光の反射でキラキラしています。

2019年11月4日(月)で閉館なんですって。

見ておいてよかった。
 

 

 

 

美術館まで行って帰って今はおやつの時間。

そういえばお腹が空いた…。

自転車返すにはまだ時間がある。

家浦港近くの「いちご家」に飛び込みました。

いちごショコラチーズクレープ　¥700

疲れた時のスイーツ、最高！美味しかった♡

 

 

自転車レンタル代は7時間¥1300でした。

無事自転車を返し、帰りの船はどうしようかと

受付に行くと、臨時便が今出るから乗ってと。

お土産見たかったんだけど次は17時位なので

もう乗っちゃえ〜ということで15時半乗船。

バタバタした豊島での１日でした

 

 

攻略法と言いながら、無計画が浮き彫り

でも終わりよければ…ですね！

結局、豊島の攻略法も、

◦行き帰りの船の時間を決める

◦島内の移動手段、時間を決める

◦アート施設の予約を取ること

が鍵となります。

 

 

ただ、移動と待機に時間を取られ、

予定を立てづらいです。

より柔軟な計画が必要になります。

行くまではしっかり考えて、

行ったら豊島時間を楽しむのがgood

良いアートライフを〜！