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聞こえたのは子どもたちの声

6月に入りふと聞こえてきた声、
それは、登下校の子どもたちの声でした。
元気な子どもたちの声を聞くと、やはり安心しますね。

当塾は、小学校の通学路に面しているので、いつも賑やかな子どもたちの声が聞こえます。
子どもたちの元気な声が戻ってきましたが、まだ分散登校中ということもあり、元気な声もまだ少し小さめ。
もしかしたら、感染防止のために、あまり大きな声で話さないように言われているのか、以前よりはまだ賑やかさはすこし控えめのようにも感じます。




でも、ここ数ヶ月の、全く子どもたちの声が聞こえなかったことを思えば、少しずつ日常が戻ってきた、そういうふうに言うこともできると思います。

昔どこかで「水と空気はあって当たり前。なくなったときに、初めてそのありがたみを知る」という言葉を聞いたことがあります。
「本当に大切なものは、失って初めて気づく」ということをあらわした言葉だと思うのですが、今回のコロナ禍で「日常のありがたさ」を改めて思い知った気がします。

学校があること、生徒さんが塾に来て学ぶこと、自由に外出ができること…
それができなくなって初めて、そのありがたさに気づいたことは、他にもたくさんあったのではないかなと思います。

塾でいえば、生徒さんが来てくれること、それは当たり前のことだったことです。
でもそれができなくなって初めて気づいたことが私にもたくさんありました。
もちろんそれを挽回しようと、オンライン授業などに取り組みましたが、学ぶ内容は伝えられても、何か物足りないものがある、私にはそんなふうに思えました。
目の前に生徒さんがいるということ、そんな当たり前のことが、私にとって本当に大切なことなんだと、改めて気づかされたような気がします。



学校も再開し、当塾も来週から対面での授業を再開していきます。
生徒の皆さんの声が聞こえること、
街の中に子どもたちの声が響くこと、
こうした日常の当たり前をしっかりと楽しんでいきたいと思います。


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