松長大明神(大阪市阿倍野区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

さてまたまた街中小社に戻りますね。

阿倍野区でも取りこぼしの小社ありました。

探せば探す度に新たに見つかるのが小社のたまらんとこでもあります。

この駐車場の奥っぽいです。 

駐車場に車も停めてないのにウロウロ立ち入るのって躊躇します。

車上荒らしに間違われないかなとか思ったりして。

ま、普段から不審な行動はしてるので、そこ心配することちゃうのかも知れませんけど。

奥にあると思ってたら、無い。 
いきなり無くなってしまうこと多いんですよ、街中の小社は。

でも念のため反対側に回り込んでみると、あった! 
 
立派な石造の神明鳥居です。
 
阿倍寺の跡地といわれてるみたい。
阿部寺とは、阿部氏の氏寺であり、広大な伽藍を有していたそうです。

塔心礎と考えられる礎石と布目瓦が出土したそうです。
礎石は、大阪府有形文化財に指定され、現在西成区の天下茶屋公園内に移設されているとのこと。

蹲 
 
さて、松長大明神へお詣りです。
 
石祠か思ったら蝋燭立てやね。
 
狛犬
 
おとうちゃんは失踪中。
 
ただの石のようですが一応気にしときます。
 
銅板がまだ新しい松長大明神。

この木は槙でした。
 
瑞垣から覗きこむと、社殿の下は井戸だったっぽいですよ。
巳さんの類いでしょうけど、水神要素も考えられそうです。