心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

何事も動機が大事。動機、モチベーションがなければ人間は動かない。

2019年08月16日 | 看護師になってはいけない

警察官・公務員の不祥事というと、ざっくりとしています。

具体的に言うと、国民から強制徴収した税金を、横流ししたり、道路を作るため、公共事業のために、ほぼ100%の落札価格で落札できるように便宜を図ったりします。

いわゆる官製談合といううものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(日本政策金融公庫の入札情報漏洩容疑 職員2人書類送検 2019年3月1)

政府系金融機関・東京都千代田区)のシステム開発の入札情報を漏らしたとして、警視庁は1日、同公庫IT部門に勤務する50歳と28歳の男性職員2人を官製談合防止法違反などの疑いで書類送検した。2人は「公契約の認識が甘かった」などと容疑を認めているという。

 落札した大手電機メーカー富士通の42歳と30歳の男性社員2人も、公契約関係競売入札妨害容疑で書類送検した。

 捜査2課によると、公庫職員の送検容疑は昨年3~4月、業務システム開発3件の一般競争入札を巡り、富士通の担当者2人に予定価格算定の基礎となる情報を漏らしたというもの。公庫職員は法律で公務員とみなされる。公庫職員は富士通社員から「何かあったら教えてくれ」などと持ちかけられて情報を伝えたとされ、金銭の授受や接待は確認されなかったという。

 入札3件のうち1件は富士通が同年4月、別の1社と競合の末、約41億円で落札したが、同年6月、富士通からの申告で不正が発覚し、契約解除となった。同月に予定されていた残り2件は、富士通が入札を辞退した。公庫は同年12月、入札情報の漏洩(ろうえい)を公表し、不正に関わった職員2人を含む計4人を停職6カ月などの処分にしている。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

また、官民交流を謳って行う、天下りも有名ですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(森友疑惑財務次官アベ友田中一穂に不正融資法人「日本公庫」総裁の天下りご褒美)

日本を滅ぼす「天下り」
http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/250fa4191ede6939c1a1c4b57cf79010

森友疑惑で財務次官 “アベ友”田中一穂氏に天下りのご褒美
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1514544739/
2代続けての天下り 日本政策金融公庫またしても“アベ友”優遇人事だ――。
2代続けて天下りとなった政府系金融機関「日本政策金融公庫」の総裁人事。
25日付で総裁に就任した田中一穂元財務次官(62)は、第1次政権時代に首相秘書官を務めた安倍首相の“大のお気に入り”である。

そもそも田中氏が次官になったのも、ロコツなアベ友人事だった。前任の次官2人は、いずれも田中氏の同期。同期が3人も次官になることは通常あり得ないのに、安倍首相が押し込んだとみられている。

今度は政府系金融のトップに天下りさせている。しかし、田中氏は、森友事件が起きた時、財務省の次官をやっていた責任者だ。

森友疑惑で財務次官 “アベ友”田中一穂「国有地は理財局長の決裁がなければ動かせないし、その際は次官の了承を必ず得ることになります」(財務省OB)というから、疑惑のど真ん中にいた人物である。市民団体から公用文書毀棄罪で刑事告発までされている。政策金融公庫の細川興一前総裁は25日の会見で「人物本位」を強調したが、どこが人物本位なのか。

待遇は極めて厚い。政策金融公庫によると、総裁の年収は約2400万円。5年ほど総裁のイスに座っていれば、退職金は1600万円を超える。

■ポストをアメに官僚をコントロール

それにしても、安倍政権による天下り復活はすさまじい。
内閣官房が公表している「国家公務員管理職の再就職状況」によると、民主党政権の2012年度の1349人から、第2次安倍政権になって、右肩上がり。昨年度は12年度比3割増の1775人にも上る。
4つある政府系金融機関のうち3つは、政権発足後1年以内でトップの天下りをキッチリ復活させている。残る日本政策投資銀行も“時間の問題”だと囁かれている 。

政治評論家の山口朝雄氏が言う。

森友疑惑で財務次官 “アベ友”田中一穂氏に天下り「官僚を意のままにコントロールするには、政権に歯向かう人物を徹底的に排除する一方、安倍政権に忠誠を誓い、尽くしてくれる役人には、“ご褒美”が必要です。
アメですね。
それが天下りポストです。
安倍政権で天下りが急増しているのは、そういう人事戦略の表れだと思います。国民から見れば、田中総裁誕生は、疑惑の渦中の人なのに、と思うかもしれませんが、佐川国税庁長官同様、森友問題の論功行賞の意味もあるはずです」

どこまで国民をナメるつもりだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

政治家が国民から選挙で選出され、国政を行います。

その政治家をサポートするのが、公務員。

ですから、公務員のトップが政治家だとすると、政治家がやっていることは、国民から集めた税金の分捕りあい、山分けです。

これだけ無茶苦茶なことを私利私欲のためにやっています。

以下は朝日新聞の「官製談合」というキーワードを集めたサイトです。

 

なぜまた、公務員はこれだけ私利私欲のために税金を無駄遣いしたいり、横流ししたりすることに必死になるのでしょうか?

それは、「公務員を目指す動機にある」のです。

元公務員の方が書いているブログの記事を見ていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(公務員の志望動機で言ってはいけないこと)

待遇面に触れること
給料面、雇用面が安定している
福利厚生が手厚い
ワークライフバランスが実現できる

これらを言ったら圧倒的に不利になると考えましょう。

公務員になってこんなことをやりたい!というやる気を見たいと思っているのに、正直それではね・・・という感じです。 

民間と比較をして公務員を持ち上げること
公務員は幅広く公益のために働けるが、民間は利益至上主義である。 

ありがちですが、ツッコミどころ満載なのでやめましょう。 

基本的に、他を下げて自分のところを持ち上げるやり方というのは印象が良くありません。(志望動機以外もそうです) 

一方で、民間と公務員の違いについて敢えて向こうから突っ込んでくる可能性はあります。

どうして民間でなく公務員なの?とかですね。

 

その時は本質的な役割の違いという観点から切り返すようにしましょう。 

例えば、

民間は顧客に対して役に立つサービスや商品を提供する
公務員は、民間の活動がスムーズに行われるための側面支援をする、一部不正を行っている民間の規制を行うことで公正な競争を担保する

要は、どちらも「価値」を提供してお金を貰う仕事です。

あくまで役割が違うだけです。 

その点を話した上で、なぜ公務員の立ち位置を選んだのかという理由を、自分の強みや性格、実体験などと絡めて話せれば大丈夫です。


具体的な志望動機について

オススメの志望動機はコレ
僕は面接対策として事前にアポをとって職員に会うことをオススメしているのですが、

職員に会ってヒアリングした内容をベースに志望動機を作ってしまうのが簡単ですし、インパクトがあります。

職員に会うのが難しいと言われるかもしれませんが、簡単です。

上のリンクのようにアポを取ってもいいですし、役所の出先機関に行けばいくらでも暇そうにしている職員を見つけられますし(そういう人に聞いても大した意見はもらえないかもしれませんが笑)、正直話し掛けられれば喜んで対応する方はうじゃうじゃいます。

やるかやらないか、それだけです。 

例えば、そこで職員に聞いた施策ややりがいなどを踏まえ、そこに深く共感し、自分の現在のこういう経験やこういう性格(強み)を活かして貢献できると感じたとかですね。 

自分の意見が無いように思われるかもしれませんが、そもそも知らない世界だからこそ現場の人に話を聞いてみて、面白そうだからやりますというほうが、机上の理想論を語る人よりはよっぽどマシです。 

行動力をアピールする点でもマルですね。 

無難な志望動機はコレ
無難な志望動機として、二つ具体例を出してみます。 

まず一つ目。 

先ほど、民間との違いというところで少し公務員の役割について書きましたが、

「◯◯という公務員の仕事の特性や役割を踏まえ、その仕事には自分のこういう経験やこういう性格(強み)が活かせると思うし、活かすことで貢献したいと考えている。」

といったものが考えられます。 

次に二つ目。 

実際に施策を調べ(◯◯プランみたいな総合計画を見ると良いです)、興味ある施策(それが全国でも先進的な施策であるとなお良い)を見つけた上で、

「◯◯という施策を実施しているが(こういう観点で素晴らしい施策であると持ち上げつつ)、自分のこういった強みを活かし、このように関わっていきたい」

といったものが考えられます。

(その仕事が出来るとは限らないよと言われたら、当然組織人として住民のために貢献できることは何でもやりますという話や、一つ目の役割の話に繋げて切り抜けるのが無難でしょう) 

以上、あまり刺激的では無いですが(笑)、無難な志望動機の例です。

印象良く話していれば十分及第点でしょう。 

一つポイントを挙げるとすれば、ただやってみたいというのではなく、その理由を示すと説得力があります。

自分のこういう経験や性格(強み)が活かせるという点ですね。 

志望動機に限らず、裏にその根拠(自分の経験や性格などの強み)を持つようにすると、回答に一貫性を持たせることができます。 

単純に面白いですよ。

最近は、この結果を面接の際に提出してもらうような企業(若い企業に多いですね)もちょこちょこと出てきているようです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

表面的な志望理由満載ですね。

実際、公務員を目指す人の動機は様々だと思いますが、第1の理由は「倒産しないこと」という「安定性」ではないでしょうか?

あとは、厳しい選抜試験を経てでしか公務員になれない(一部は裏口採用をしていますけど)ため「官尊民卑(かんそんみんぴ)」という考え方が根強く日本文化には存在します。

国公立大の方が、私立大学よりも優れているやら学閥が強いやらという「ブランド志向」が日本人には強いのです。

安定感とブランド力、、、まさにルイヴィトンやエルメス、ロレックスですね。(笑)

実際、公務員はこのようなブランド物は身に着けてはいません。

嫌味に見えますし、市民からいつ苦情の電話がかかってくるかわかりませんから、出退勤に使う車や身に着けるものは質素なものを使う人が多い。

実際私も公務員志望が強かったため、公務員を目指し、公務員として働きました。

公務員をやっても楽しいと感じることはありません。

創意工夫がなく、前例踏襲主義、法律で決められた仕事を淡々とこなすだけで、コネや人脈で役職が決まっていく世界です。

「安定」とはこれほどつまらなく、そこで働く人達の人間性や活力を奪っていくものだと痛感した記憶があります。

 

安定を求める人間が集まれば、当然、その世界は更なる安定を求める人たちが強い権力を握るようになります。

そもそも、「幸せになるため」に「安定」(経済的安定)が必要だと、信じて集まってくる公務員業界は、いつの間にか「一番安定しているのは誰か?」という競い合いが始まってしまいます。

そして、それは「安定」を維持するために「権力闘争」に発展するのです。

より安定を求め「出世、役職取り」に走るのです。

「安定を求める人たちが安定のために骨肉の争いを始める人が出てくる」構図、これが公務員の現状なのだと思います。

 

警察官もまがいなりにも「公務員」でした。

その中で、役職に興味がないといって55歳で、巡査長の人もいました。

しかし、見ていてつまらなさそうに仕事をしていたように思えます。

一方でその人と同期で、55歳で警視まで登り詰めている人もいました。

 

職場では上下関係がありますが、休憩室では同期。

 

A巡査長は「こんな暑い中、シートベルトの違反切符切ったり、少年補導なんかしたくないよ。エアコン効いた部屋で決済書類に印鑑押していたいわ」

B副所長「こっちは仕事がなくて大変だよ。本部から訳の分からない通達ばっかり来るし、パトカー乗って、外回りしとったほうがどれだけ気楽かわからん」

二人とも警察官になったのはなぜか?というと、「たまたま合格したから」「高校卒業して、何か仕事をせないかんかったから」だそうです。

実は、A巡査長は、刑事をやっていたため、出世するチャンスはありました。

しかし、上司に嫌われ、勤務評価を下げられ続け、その上司がいる間、巡査部長試験に通してもらえなかったのです。

その上司はというと、とにかく責任は他人のせい、部下のせい、手柄は自分のもの、プライベートはなく、上司、上席との飲み会ばかりに参加し、人脈やコネづくりに勤しんでいた人だったそうです。

では、その上司は今なにをしているのか?というと仕事中、脳梗塞を発症し倒れ、片麻痺が残り、本部で警務をやっているのだそうです。

しかし、相変わらず威張っているみたいです。

 

軸の無い人間はこういうものです。

出世しても辛い、平社員でいてもそれはそれで辛い。

登り詰めても、地獄。

 

結論、公務員とは誰でもできる仕事で、これからどんどんIT化していく業種だということになります。

誰も責任とらない決済システム、無駄な役職、本来は半分の人員でできる仕事ばかり。

公務員を志望する動機で一番良いのが「民間企業では通用しないと思ったので公務員を志望しました」

この一言につきるのではないでしょうか?

「毎日同じ仕事をコツコツとやるのが好きなのでこの仕事を選びました」

「安定のためなら嫌な職場の飲み会にも参加できるので公務員を志望しました」

 

結局、有名大学を卒業するのも、「自分の実力で食べていく力がないため、〇〇大卒というブランドで就職できるように20年間頑張ってきました」ということでしょう。

 

看護師を志望する学生の理由を探っていくと、「安定志向」「役立つ仕事がしたい」が2トップです。

確かに国家資格ですし、手に職と呼ばれますから「安定志向」はわかります。

しかし、手に職とは一体何でしょうか?

免許を持っているから食べていけるという訳ではないのです。

過酷な夜勤をやりながら、常に自分の知識と技術を磨いていき、当然、組織の中でリーダーという役割もつきますし、管理職もやっていかなくてはならなくなります。

それはなぜか?

ラーメン屋やたこ焼き屋のように「個人事業主ではないから」なのです。

個人事業主は事業拡大しない限り、一人店長、一人社員ができます。

しかし、看護師はサラリーマン、つまり病院という組織で働かなくてはなりません。

組織が求めるものは、将来は管理職や育成側になって欲しいのです。

 

「役立つ仕事がしたい」

役立つ仕事なんて世の中、五万とあります。

別に看護師である必要はありません。

病気で苦しむ人を看護して、少しでも安楽にしてあげたい。

はい、訪問介護ではダメですか?

与薬介助、痰んの吸引や、レスピレーターの管理など、家族やホームヘルパーでも高度な事やってますよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(深刻な人材不足、ケアマネはヘルパーに選ばれる時代に 2018/12/25 配信

ヘルパー不足でプラン立案に苦労するケアマネ
介護人材の不足は、世間一般の常識になりつつある。

実際、介護事業の経営者と話をすると、「人がいない。募集しても集まらない!」といった悲鳴に近い嘆きを、必ずと言っていいほど聞かされる。

とりわけ深刻なのが訪問介護事業所のヘルパー(訪問介護員)不足だ。

先日、あるケアマネジャーと話したところ「いつも世話になっている数カ所の訪問介護事業所の登録ヘルパーが高齢により退職してしまい、新規の要介護高齢者のケアプランを立てるのに苦慮している!」と嘆いていた。

在宅での介護の場合、特に、「朝食の時間帯(午前7時から午前9時)」「昼食の時間帯(正午前後)」「夕食の時間帯(午後6時から午後8時)」といった時間帯に食事介助、オムツ交換などの要望が集中する。そのため、こうした時間帯では、ヘルパー調整のやりくりにひどく苦労するという。

私が話したケアマネは、あるご利用者の朝食を9時台にしてもらうことで、なんとか人手をやりくりしているらしい。ただ、ヘルパーの退職が続けば、そのやりくりさえも難しくなる。実際、訪問介護事業所からは、今後、ヘルパーの派遣がさらに難しくなるという話が来ているという。

登録型ヘルパーの3割超が60歳以上
こうした状況は全国の現場で起こり始めているのではないか。その点は、「60歳以上が約37%。そのうち65歳以上は約20%」という、ヘルパーの年齢構成を見れば、容易に想像できる。

 

ちなみにヘルパーの9割以上は女性だ。その勤務形態は、約2割が正規社員(サ責が中心)、約1割が常勤の非正規社員、約7割が登録型となっている。在宅介護の現場は、高齢の登録型女性ヘルパーに支えられているといってよい。

当然ながら、37%を占める60歳以上のヘルパーは、今後10年のうちに、ほとんどが引退するだろう。「生活援助」などの業務だけを週1~2回続ける人も一定数いるかもしれないが、そうした人がヘルパーの主流になり得るわけではない。
確保が難しくなった主婦層、期待できない外国人材
中には「今のヘルパーが退職しても、今後、子育てが落ち着いた30代~40代の主婦層が登録型としてヘルパーの労働市場に参画する可能性もあるのではないか」と考える人もいるだろう。

だが、この点は、あまり期待できそうにない。主婦層をアルバイトとして取り込みやすいスーパーやコンビニなどでも人手不足が深刻化しているからだ。時給ではヘルパーの方が、割がいいように見えるが、その差も300円前後まで縮まっている。この程度の差なら、登録ヘルパーで3時間程度働くより、5時間スーパーなどで勤務したほうが収入も高くなる。

つまり、次の10年で在宅介護の現場を担うと期待される主婦層は、スーパーやコンビニなどに流れてしまい、確保が難しくなる可能性が高い。

さらに、来日が期待される外国人介護士についても、在宅の介護現場では活躍できない。介護ロボットにしても、ヘルパーの代理が務まるロボットなど、世界のどこを探しても存在しないし、当面、開発される見通しもない。

こうした状況を思えば、現場の主力を担う60歳以上のヘルパーが引退すれば、全国の現場が深刻なヘルパー不足に直面すると判断せざるを得ない。

その影響は、既に現れ始めているようだ。2017年の訪問介護事業所における常勤換算の平均看護・訪問介護員は7.3人。ピークだった2003年(9.3人)から2人も減っている。

 

ケアマネの業務を根底から揺るがす介護人材不足
介護現場の人材不足は、ケアマネの日々の業務には直結しない。それだけに、ケアマネの中には、この問題をどこか縁の遠い話と受け止めている人も少なくないだろう。しかし、冒頭で紹介した通り、介護人材不足は、既にケアマネの業務を根底から揺さぶり始めているのだ。

少し思い返してみてほしい。

ヘルパー派遣の調整がつかず、訪問介護事業者に断られた経験はないだろうか?
「自己主張が強い要介護者や家族に嫌気がさし、ヘルパーが辞めたがっている」という相談をサービス提供責任者から受けたことはないだろうか?

当たり前のことだが、ヘルパーを確保しなければ、いくらアセスメントがしっかりしていても、優れたプランを作っても、サービスを提供することはできない。そのヘルパーが、今よりどんどん減っていくのだ。

近い将来、在宅のケアマネは、訪問介護事業所から選ばれる時代がやってくるだろう。

だから、ケアマネは今のうちから訪問介護事業所に信頼してもらえるよう心掛けなければならない。具体的には「あのケアマネさんは、トラブルが生じてもすぐに相談にのってくれるし、ヘルパーを助けてくれる」「認知症高齢者にも対応してくれて、ヘルパー任せではない!」というような評判を得るよう、努力すべきということだ。

繰り返すが、介護人材不足は他人ごとではない。そして、ヘルパーがケアマネを選ぶ時代が、もうすぐそこまで来ているということを肝に銘じ、ケアプランに盛り込んだ各介護事業者らに、誠意をもって対応しなければならない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(転載ここまで)

病気を抱える高齢者が訪問介護を使うことは多々あります。

今は、超急性期は病院で、生活は在宅、つまり自宅でという時代です。

ですから、介護と看護の線引きはほとんどない時代です。

「え?こんな重症な人、在宅で家族が見るの?」

そんな患者(高齢者)だらけです。

ですから、無理に「病気で苦しむ人の助けになりたい」と思うのなら、ヘルパーになって、訪問介護すればいいのです。

実際、ADLアップのお仕事は、PT(理学療法士)や作業療法士の仕事になりつつあります。

じゃあ、看護は何やってるの?という話になります。

はっきり言うと、医師の診療補助です。

身体状況の観察、医師の指示の処置の代行、安全管理といったところでしょうか?

確かにBBなどは土日を除き、毎日行いますが、検査出しや、輸液の管理、食事・排泄、症状観察・報告で一日が終わっていくだけで「看護??」という業務しかしていません。

「世の中に役立つ仕事、自分にしかできない仕事」を今一度探すべき、追究すべきだと思います。

 

国家資格がとれるから、くいっぱぐれないからと、「病人がいなければ成り立たない仕事」なんて選択すべきではありません。

学費と労力と時間を考えて、3年間あれば、自分の好きな事やりたいことをいくらでもモノにできます。

 

では、看護師の正しい動機は一体どんなものが良いのでしょうか?

「入院加療が必要になる人を看護して、実際の日本の医療や公衆衛生の問題を知って、将来的に病気の原因や予防を徹底追及することで病気がない世の中を作りたい」

これだと、医者になってしまいますね。

「病気で苦しむ人を看護して、感謝されたい、必要とされたい」

 

仕事ですから、感謝されませんよ、だったボランティアでやったら?

と突っ込まれそうですね。

だとすると、「自身が大病を患った際、入院中、肉体的、身体的な痛みや苦しみを抱えながら、心理的にも孤独で辛い思いをした。入院してくる患者に辛い思いをさせないように仕事がしたい」ってのが妥当となりそうですね。

逆にそういう経験がない人は、看護師は向いていないかもしれません。

 

動機というのは現実と向き合って考えていくと考えると、やはり難しいものがありますね。

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