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CD・CDP(DAC・トランスポート)のジャッジのために・・・(再掲載4)

2023年10月17日 | CDの事

エヴァのCDは

残念なことに低域が波状していて、

まともに、聞けるものがなかった。

ーそんなことはないー

と、おっしゃるのは送り主なのであろうが、

いわく、

レコードで聴くと・・・ものすごく良い。

(おまけをいえば、真空管アンプでの評価だろう。)

 

トラアンプはゆらぎとかで、音をあいまいにしないから、

トラアンプで聴いてみてください。

 

と、かえしたあと、連絡は来なかった。

レコード以上の音を抽出するWADIA6LTD(改)blueをお持ちなので

トラアンプも良くしている。

CDが波状している部分はみとめられたのか、

わからなかったのか?

そこもよくわからないが、

以後、エヴァの話は聞かなくなった。

 

どうしても、真空管アンプで聴くと

録音の拙さが、聞き取れない。

だから、トラアンプは能力がないと誤解されるのだが、

むしろ、真空管アンプの方が本当の響きを出していない。

以前にも書いたが、

6LTD・OSコンてんこ盛りは、

低域が出ていないのに、OSコンの整音効果で、

一聴は音が整っているように感じる。

ところが、よく聞いてみると、

当方では、SPの後ろへの響きがなく

前面に対しての、低域振動が出てないのが判る。

 

これを真空管アンプで聴くと

判らない。

いくら、変に歪がある。まともな響きがない。

と、いっても、

真空管アンプの響き(付帯音)の中に相殺されてしまう。

結局、CDPをいくら良くしても、

ひずんでようが、まともに鳴ってようが

判らなくさせる。

 

いくら、伝えても、納得されないところに

高橋が東京の方へ行けることになり

OSコンてんこ盛り6LTDをもって、

知人宅へ押しかけ

トラアンプで聴いていただいた。

百聞は一聴にしかず・・・

いくら、言葉で説明しても聞き入れなかった「現実」が

~ごめんよ~~ひずんでるよお~~と

耳に納得させてしまった。

 

で、原因になっていたOSコンてんこ盛りをはずして

当方と同じコンデンサに変えた。

ところが、その後もまだ、納得できていない。

ネットワーク不足?や容量不足のSPを

真空管アンプでなら、ドライブできますよ。

と、言い出される。

 

トラアンプで、性能をはっきりさせてしまう

役不足のSPをもって、真空管アンプでごまかせばよいのだろうか?

高橋はそのとき、プリにつかっていたマークレビンソンの性能不足だと伝えたと記憶している。

どうしても、そのSPのままで使いたいのなら

プリをもっと良いものにかえないと無理だ。

と・・・・。

 

ネットワークの相談もされたが

JBL500万にみあうネットワークがはいっていた。

38cmウーハー2個(片一方に)

バクロードホーンであるようだが、

そのまま、聞いた時点で中高域が引っ付いてしまっていた。

結局、低域の巻き込みがおきているわけで、

容量不足としか言いようがない。

(アンプはかなり良いパワーアンプ)

 

それを真空管アンプでドライヴできる・・と、考える。

代理もうまく説明できないのだが

真空管アンプがだす帯域が違うため

本当の音が出てこない。

例えば、トラアンプだと

地を這うような低域。

雷の前のごろごろ・・・の時に起きるごごご、という振動を伴う響きを

だしてくるが、真空管アンプだと

物が揺れるような振動をともなう低域は出てこない。

出てこない帯域があることで、

前述のエヴァのドラムの波状とか・・

表現できないので、自分の帯域内で表現するので、

波状は確認できない。

 

つまり、帯域が狭い(この表現があっているかどうかはよくわかってない。

実数がないので・・・)

その狭い帯域でSPをドライブできるというのでは、

意味合いが違う。

 

逆を言えば、CDに入っているデーター抽出も狭い範囲になってしまう。

すると、録音が良いように聞こえてしまう。

実際は広範囲の帯域を揺らぎの中に押し込めてしまう。

 

真空管アンプで、聴いていても、

今一つ、緻密さがでてこず

輪郭の立った中で広がる響きや音の一つ一つの成分が「密」であることがわかりにくい。

このことを踏まえたうえで、

当方のサイテーション2が、帯域が狭い(トラアンプと比べて)ながら、

かなり、リアルな音になっているということは

かなりの出来栄えなのだと思っている。

 

CD・CDPのジャッジをするときは

トラアンプで行うのが常になる。

******

読み直してみると、やはり、妙なことがある。

 

レコード以上の音を抽出するWADIA6LTD(改)blueをお持ちなので

トラアンプも良くしている。

CDが波状している部分はみとめられたのか、

わからなかったのか?

そこもよくわからないが、

以後、エヴァの話は聞かなくなった。

 

あとになってわかってくるのだが、

アンプはカスタマイズされていて、

結局、CDPの音を忠実に表現しておらず

「どのCDをきいても、奇麗」

と、いうほど、アンプの補正が勝っていたらしい。

これでは、まともにW6LBの音を表現できていないだろうと思った。

空気感とか、成分の中の輪郭や響き・・もろもろ、

それでも、

「うちのアンプは大丈夫です」

と、おっしゃられていた。

860をLTD化、Blue化推奨から外した原因ということになるのだが

860LBのDC漏れとのことで、来院したわけですが・・・

(測れる方なので)

聴いてみたら、なんや、この音????になっている。

結局、基盤のほうが壊れているということで

基盤も調達されてきて、治したのだけど・・・

音は精緻をかいていて、柔らかい音にしあげることで

輪郭のぼけた状態をごまかしている。そういう呈の物だった。

もう1度、基盤をOH~LTD化~Blue化していかねばならないのだけど、

オーナーさま、迷われた。

で、代理・高橋

同じ意見で、やめた方が良い。

OHだけして、そのまま、聴くか

手放された方が無難。

と、いうのだけど、納得されない。

で、最後に代理がキレ気味で駄目だし。

「どうせ、壊れていても判らないアンプできいているんだから」

CDPが壊れているその音さえ判らないアンプでは、

W6LB本来の音もまともにでていない。

壊れている機器も、W6LBもくそみそ一緒でしかないのなら

なにをもっても、一緒で、

W6LBは宝のもちぐされ。

率直なアンプと

巧みに表現するアンプは違う。

確かに

素のままのCDPなど、良い音でないので、

上手にかざってもらうにはよいだろう。

だが、壊れていて、真面な音がでていない(はっきりいうと、ぼろい音)のも判らないアンプを

ありがたがっているのは、残念な事である。

で、

「どうせ壊れていてもわからないんだから、大丈夫でしょう」

と、切り口上になった。

アンプの音が大事なのはわかっている。

サイテーション16A改造で、CDPからの音が

率直に表現されると、CDPの「音」が判る。

これが、6LBをおもちでなければ、

代理はなにもいわない。

他のCDPでは、どうしても構築できない世界が広がる。

 

で、今度は、600w+600Wのアンプにかえたそうだけど・・

「前の馬鹿アンプは・・」と、おっしゃる。

w数をかえると、確かに、出て来る音に余裕ができるし

かなりの音を拾い出す。

だが、それは、6LBからの音そのままでないから

あいかわらず、どのCDもどのCDPもきれいに鳴らす事だろう。

しっかり、6LBの音を表現しきるアンプをめざしてくれていたのかとおもったら

どうも、路線が違う。

で、肝心の6LBのほうも、どうしたわけか、

エージングがすすんでないどころか

むしろ、退化している。

ご本人調達のピックアップのせいかもしれないが、

CDPのほうを退化させる定在波などの?(原因不明だが)影響があるのなら

そのアンプを使い続ければ

どんどん、CDPをぼろにしていく。

まさかの状態ではある。

「どうせ壊れていてもわからないんだから、大丈夫でしょう」の

壊れているまではいかないが

w6LB本体がかなり良くない音に成っている(こんなことは初めてである)

ならば

ぼろくなっていても判らないアンプで聴くしかないのだろう。

 

一方で、今回WADIA6SPIRIT(改)Blueをもう少し進化させた。

かなり良くなった。

ついつい、聞き惚れる。

その音をこしているはずの

お客様の6LBは、あっさりまけているし

当方の6LBは、やはりエージングの差もある。

緻密さ繊細さ、低域の細かな沈み込みに、響き。

その差で勝っているが

エージングののちが恐ろしいwww

とは、いうものの、

さらに当方もエージングしつづけるので、

その差はなかなか縮まらないだろうけど

2~3年後、聴き比べてみたくはある。

もしかすると、

世界1の6LB(こっちは現状で、もう決定事項だなwww)と

世界1の6SBの顔合わせになるやもしれない。


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