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YAMAHA NS-1000Mネットワークの検索から思う

2023年09月23日 | 音を聴く耳

YAMAHA NS-1000Mネットワーク

への、検索があとをたたない。

おそらく、NS-1000に変更をかけたいと考えていらっしゃるのではないかと思う。

どのYAMAHA製品も同じということではないと思うが

基本的に

高鳴り気味の音作りをしているのではないかと思う。

 (今は低域がきちんと出るように変更しています)

  YAMAHA CDX-10000        
記事リンク オーナー様 日付 日付 状態
14 YAMAHA CDX-10000 14台目 ??・F氏 2017/12/26   Blue化流用音質改善
13
 
福島・E氏 2017/7/17   中期音質改善
12 YAMAHA CDX-10000 12台目 北海道・S氏 2016/7/29  
前期音質改善
11 YAMAHA CDX-10000 11台目 福岡・M氏 2016/3/22  
 
前期音質改善
10 YAMAHA CDX-10000 10台目 兵庫・M氏 2015/8/26   オーバーホール
9 YAMAHA CDX-10000 9台目 大阪・H氏(5台目) 2015/5/25   前期音質改善
8 YAMAHA CDX-10000 8台目 北海道・I氏 2015/4/3   前期音質改善
7 YAMAHA CDX-10000 7台目 香川・Y氏 2015/2/3   前期音質改善
6 YAMAHA CDX-10000 6台目 大分・E氏 2015/1/12 2018/3/28 Blue化流用音質改善
5 YAMAHA CDX-10000 5台目 大阪・H氏(9台目) 2015/1/11   前期音質改善
4 YAMAHA CDX-10000 4台目 新潟・H氏 2014/9/30 2018/3/4 Blue化流用音質改善
3
 
岡山・J氏 2014/3/18   前期音質改善
2
 
埼玉・T氏 2013/12/15 2016/3/13 前期音質改善
1 YAMAHA CDX-10000 愛媛・K氏 2010/5/25 2014年5月 前期音質改善

じっさい、素のYAMAHA CDX10000を聴いてみた印象が

「高鳴り気味やねえ」ということばになってでてきていた。

何度か、書いているが

この中音を低域だと思い込まされることが多い。

そして、WADIA6LTDあたりで聴き始めると

低域・低音がぐっとさがり

逆にNS-1000では

低域が表現されていないことに気が付きだす。

 

それで、ネットワークの依頼があったわけだけど・・・。

YAMAHAの音作りになれてしまっていると

実は、中域を低音だと思わされていることに気が付かないのではないかと思う。

 

まず、当方でネットワークを設置したとき

SPからは振動を伴う低域が出てきはじめていた。

だが、オーナーさまは首をかしげているように見えた。

おそらく、耳は中音を追っていたのだろう。

振動もつたわってきますね。

このあたりと・・・座った膝のあたりに手をかざすが

やはり、腑におちないようであった。

そして、決定的なのが

低域をしっかり安定させられるボックスの容量がないためCDによっては、

中高域がくっついてしまっていた。

それも、高橋が先に指摘していたらしく

あとから、はいってきた代理までもが同じことをいうので、

そうなのだろうという捉え方で

耳ではわかっていらっしゃらなかったようにみえた。

「そうなんですか?」

と、いう語調が耳に残っている。

 

とにかく、容量をふやさないとだめですよ。

と、高橋が何度か念をおしていたようだが

結局、まだ、そのまま、つかっていたようで

先日、連絡がはいった。

 

前と比べて迫力がないように感じる。

 

ああ・・・やはり、と思った。

極端すぎるが一時はやったカーステレオの中高音がばりばりにきいてる音

ご存じだろうか?

どんしゃり感といっていい。

あれに近い音を迫力だと感じてしまっている。

 

低域のすごさというのは

たとえていえば、ステーシス2がだしてくる音。

低域は雷が響くような振動を付随させてくる。

ある意味、怖いwwww

雷が近くでごろごろ言い出したとき

窓ガラスまで揺れる。

空気振動が伝わってくる。

こういうのが、低域(の、すごい奴)で

しゃりしゃり、いってるのはちがうんだけどwwww

 

そこが、どうしても、YAMAHAにきたえあげられた耳なのだろう。

低域が細かく響きを作っていくという部分とか

音の繊細な表情とかでなく

しゃりしゃり感が心地よい。

 

歯ごたえのある音というのが

低域だとおもいこんでいるといっていいか。

これは・・・

困った。

過去、ブルーノートさんの耳を信じてWADIA6ーSPIRITーを試聴してもらったが

この時にも、

最初はWADIA21と比べて迫力がないように感じた。

と、おっしゃりながらも、聴きこんでいくと

細部・デイテールが緻密である。と、おっしゃられていて

音の表情を楽しめる耳を持ってらっしゃると思わされた。

繊細で緻密な音が出ているということを判ってくだされば

いかに重厚な機器であるか、どんどん見えてくるだろう。

 

ところが、これは、ある程度、WADIAという同じ系列の音作りだったことがあり、

聞き分けができるという部分がある。と、思える。

YAMAHAさんの音作りの

高鳴り気味の音で綺麗さと迫力を出している部分で

この音に耳がエージングされていたせいで

低域への捉え方が違うのかと思っていた。

 

ところが、

当方に居らっしゃったとき

いつも、これより大きな音で聴いていますといわれ

かなり大きくしたのだが

まだ、足りなさそうだった。

 

古い記事をお読みの方はこの言葉を思い出されるのではないだろうか?

 

高音は刺激的で心地よい

と、いう言葉だけど

これを聴き続けると耳が麻痺してしまう。

と、続けて書いている。

OSコンてんこ盛りの撤収記事のあたりだと思うけど

祭りでキンキンの鐘の音を聴き続けていた高橋が

低域を判別しにくくなっていた。

 

大きな音での迫力を求めるということをやってしまうと

NS-1000も高鳴り気味であり

高域がいわば、超音波のようなものだと思える。

おまけに6LTDは緻密で…密度の高い音をだしている。

耳にきこえない高域だってでているだろう。

それがさらに高鳴り気味になって大きい音で聴けば

簡単に耳が麻痺する。

 

と、しか思えない。

だから、

低域が響きになっているでしょう?と尋ねても

ピンとこない。

中高音引っ付き気味ですねといっても

判らない。

ネットワークを変えるまでは

箱の中でその能力にみあう形で

箱の中で集約されていた音で

まさに

箱鳴りのSPだったと思う。

ネットワークをかえて

その音が外に漏れだしてくるようになって

低域が唸りになってくると

逆に中高音がなくなったように感じてしまう。

と、いうことだろう。

そうでなく、中音を低域だととらえていて

低域がでてきても、

捉える耳がない。

と、いうことになる。

 

これは・・・困った。

と、いうより

耳が壊れる聴き方をしていたとは思わなかった。

(ヘッドフォンもしかりだけど)

つまり・・・・

容積をあげても、同じではないだろうかという思いがする。

 

本来は、

YAMAHA NS-1000Mネットワークを検索してきた人が

おなじように、作ろうとするのなら

箱をおおきくしないとスピーカー本来の音はでませんよ。

と、書いておこうと思ったのだけど

それより以前、

低域を判別できない耳になっているかもしれないというほうが

心配になってきた。

 

あと・・・

オーナーさまがもらした言葉

そっち(当方)できいたときは違和感がなかったのだが

と。

 

何度も書くが

当方のシステムはCDPの音を忠実に伝え、表現するように

できるかぎりの

雑味(誤解されそうな言い方だけど)をとりはらい、

くせのない音、自然な音のままにでるようにしている。

アットネータもそのためであるし

ネットワークもアンバランス・アンプ?もそう

ケーブルもスピーカー線もそう。

 

この違いまで、音作りに関与しているとはわからないことだろうけど

音をもとめだしたら

ありとあらゆるところを

自分の好みにかえていくしかないのだろう。

 

早いところで言えば、

SPを200リットル以上のアルテックにかえてしまえば

かなり、音が整うと思うが

高鳴りに慣れてしまった耳では

繊細な音や低域がとらえられないのではないかと思える。

 

だが、

耳自体が

緻密さ・低域を聞き分けられるようになるだろうか?

 

当方でならしたNS-1000(ネットワーク変換後)には違和感がなかったとはいうものの

当方のアルテックには

「静かですね」といっていた。

それを静音を意味指すと思っていたけど

もしかすると、

迫力がないととらえていて

微妙な響きや倍音やら距離感やら実在感はきこえてなかったかもしれない。

 

なにか、それでいいのだろうか?という思いもする。

 


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