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荷物を運びながら・・・2020-12-04

2022年06月18日 | I LOVE M&S 

トラックの中に、娘のお古のナビを設置して、

USBにいれた音楽を聴いている。

はっきり言って(言わなくても・・だが)良い音はでない・・・。

それでも、かなりの曲数がはいっているので、

メロデイラインだけで、聴いていられる。

その中で、今日、カルメン・マキの「私は風」のアルバムがかかった。

高橋と代理の音楽履歴(と、いうのか?)は、非常によく似ている。

なので、当然、カルメン・マキの「私は風」のアルバムについても

似たような経緯で、当時、耳にしている。

代理はロック狂から、

「すげ~~奴が現れた」と、勧められた。

当然ながら、当時はレコードである。

で、カセットテープに取ってもらって、

聴くことになったのであるが・・・

ここは、高橋も似たような経歴で、

やはり、音楽狂からの伝手で聴いている。

「私は風」を聴きながら思うのは

これほどの「ミュージシャン」は、衝撃的だったし

今もって、彼女を超える作り手はでていないということと

今もって、通じるし

今もって、センセーショナルな匠であると思わされる。

ところが、

案外、世に出ていない・・・と、いってよい。

今で言う、「口コミ」だけで、

一目おかれるといっていいか・・・

代理もそうであるように

「時代を先取りしている」と、見抜いた「狂」から

波底で伝播していった。

そして・・・

バックの演奏も見事なのだが・・・

おしむらく、音が良くない・・・・

なのに・・・

聴かせる「声」「メロディーライン」をもっているし

時に、オペラのような声量であったり

山崎ハコを思わすような澄んで伸びきる声だったり

低域でシャウトしてみせたり

かわいい声でうたってみたり・・・

ジャズってみたり・・・

これは・・・

まるで、チャカ・カーンじゃないか・・・

チャカの声量と声質とは、違うけれど、

ヴァリエーションの持ち方がチャカを彷彿させる。

「これほどの人が爆ヒット?しなかったのも、不思議!!」

と、思う反面。

思い至ることがある。

代理、どちらかというと、プログレシブロック傾向を好む。

例えば、ピンク・フロイド・・「エコーズ」とか。

カルメン・マキは、

時代を進んでいたといっていいのだろう。

あるいは、難解と思われたのかもしれない。

馬鹿ほど、レコードを聴いてたり

自ら演奏したり・・・

と、いう「狂」だからこそ

目を付け、心酔して、

「こいつには、教えたい」と、いう相手に口伝wwしていったのだろう。

 

でも・・・

ソフトリスニングのように、

何度も聞き流したくはない。

(聞き流すという意味合いは、良い音楽ほど聞き流せるという事を含んでいる)

なんと、いっていいんだろう。

重厚な満足感を与えられると

しばらく「腑抜けたような」心地よい脱力感?を味わう。

だから、たま~~~に、聴いておきたい。

そして、それが、音の良くない車のナビからであるなんてことを

度外視させるとこが、

「流石」とも「当然」とも思う。


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