掲載のほうが遅れていたので、
代理がすでに音について、書いています。
(と、いうか、書いておかないと、すぐ次の機器がはいってきて
どれのインプレだったか、忘れてしまうためです)
WT3200とEADで聴いた感じ・・・
EADは、かなり、素直にトランスポートを再現する。
分離もよいし、左右の音の振り分けは、かっちりしていて
秀逸と言える。
変な言い方ですが、
可もなく不可もなく・・・という
平易さが、DACとしては一番良いと思うのです。
例えば、
素の状態で
きれきれに冴えるというパターンのDACを
音質改善していってみると、
妙に色付け・強調されていて
オールマイティになる音質改善を施してみると
音の構成のバランスがよくなかったりということがおきます。
(これらも、更なる改善で良くなるわけですが・・・)
そういう、妙な作られ感がいっさいないDACだったので、
良い意味で、記憶が薄くなっていました。
率直に、トランスポートをトレースするという一文を読み直して
ああ、だから、忘れているんだ。と、思いなおしました。
トランスポートの良さを「表現」できるDACというのは
トランスポートだけで聴いていると
判らないのですが
CDPを繋いでやると
CDP(トランスポート部分)+DAC
と、CDP単体との聴き比べができ
DACの能力が良くわかります。
手持ちのWADIA6改L-Bをリファレンスとして音の状態を見ていますが、なかなか良い音が出ていると思います。
これが、DACの能力を判断した部分ですね。
なかなか、WADIA6LB(改)を、トランスポートとして、使って聴き比べてみると
WADIA6LB(改)のDAC部分に勝る、DACは居ないのです。
なので、ちょっと消極的に聞こえる
なかなか良い音・・と、いうのは、
当方側から言うと、上出来なDACという意味合いになります。