今回のテーマですが…。

これは例えば「子を持った親」という立場の方達が、我が子に対して「私は赤ん坊の時からずっと見て来ているのだから、我が子の事は全部知っている」と思い込んでいるという様なケースは非常に多いですし、

同じく長い時間をずっと一緒に過ごしている「夫婦」とか「恋人」や「友人」、そして「教師と弟子」「上司と部下」など、様々な人間関係でも良くお見掛けするものでもありますよね?

でも長く見て来ているから、「私は相手の事を誰よりも良く知っている!」というのは、果たして本当なのでしょうか?
( ・・) ???



私的には「相手の事を全て分かっている!」という方達は、実は「何も分かっていない」という事に気付いておられない方達と感じる事の方が多いのですが、

それは何故かというと、そういう方達は常に無意識に「過去からの目」でしか相手の事を見ていなかったりするからです。
\(◎o◎)/!



そういったフィルターを通して相手の事を見る癖があると、「いつの間にか成長していて、変化し続けている相手」というのを、逆に見逃してしまっているという事にもなっているのですが、

そういう方達は「自分は知っている!」と思い込んでいるのですから、新鮮な「今現在の相手」というものが見えなくなってしまっている事が多いのでは?という事です。
(^^;

ですのでそういう方達は、相手に対して「変わらない」「新鮮味がない」とか「飽きる」というマンネリ感覚を、自分の中に勝手に持ってしまう=相手に勝手に投影してしまう事も多い様に私は思います。
( ・・) ~ ★



ちなみに「相手の事を私は他の誰よりも知っている!」と思いたい方達というのは、相手の成長を認めたがらない方達とも言えるのは何故かというと、

それはそういう心理の裏には、実は「自分の方が相手より優位な立場でいたい」というエゴが潜んでいるからなのです。
(・。・;

つまり相手の成長を認めてしまうと、それまでの優位な自分が崩れてしまうという事から、「認めたくない」という心理が無意識に働いてしまうのです。

だから「相手の事を一番知っている自分」を保つ為には、いつまでも「過去の相手」でいて欲しいという事が無意識に自分の中にあるので、

それで「相手の"今"を見ようとしない=見たがらない=自分で見えなくさせている」という事が、その方の中で無自覚に起きるのです。
(・・;)


人間の人格というものは一つではなく、多面的であり、故にどの様な関係であっても、全ての面を見る事は本当は不可能な事なのです。

それは、例えば自分が自分の

「親に接する時」 「我が子に接する時」 「伴侶や恋人に接する時」 「兄弟・姉妹に接する時」

「恩師に接する時」 「友人に接する時」 「先輩・後輩に接する時」 「ライバルに接する時」
「上司・部下に接する時」 「同僚に接する時」「見知らぬ相手に接する時」 「動物等に接する時」
(※中には「不倫相手に接する時」をお持ちの方も?笑) etc.etc.

その時、その時に、「自分の前面に出て来る顔=人格というのは常に変化する」というのが自然という事を考えれば、「自分が知っている」と思っている相手というのは、単にその人との関係性から見た、相手の一面でしかないという事が理解できるのではないでしょうか。

ですので、どんなに親しい間柄であっても「自分は相手の事を知っている」という事が、如何に相手に対して驕ったものの見方であり、安易なものの見方なのかという事も理解できるのではないかと私は思います。
( ・・) ~ ☆彡

 

 

 

私は昔から、「自分は相手の事を一番分かっている」と豪語される方達が持たれている、その根拠の無い自信は「一体何処から来るのものだろう?」と感じて来た人間なのですが、

これは先にも申しました様に、「相手の事を何も分かっていないから、言える事ではないか?」という事を思います。
(・。・;

 

 

自分が相手の中に見るものは、あくまでも「相手は自分の鏡となって見えたその人の一面」、もしくは「自分が相手の鏡となって見えたその人の一面」であるという事を理解できれば、

 

「相手の事を分かったつもり」という"驕った思い込み"から生まれる邪見や誤解が解消されて行き、どの様な人間関係も改善されて行く様に私は思います。
(^^✿

 

 

 

 

 

これは何でしょう?
(^^ゞ

「あぁ、薔薇の花ね。知っているよ」という方は、
この世の本当の味わい方を、ご存知ない方かもしれません。
( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡



私は会話をすれば、その方の意識が"今・ここ"に在るのか、"過去"に在るのかが分かるのですが、世の中にはご自分で気付かずに、特にこの日本では「過去の目」で生きていらっしゃる方が本当に多い様に思います。

(※日本が芸術後進国であるというのも、"今"を感じ取るという事が下手な方が、実はとても多いという事から来ている様に私は感じます)

そしてこういう方達というのは、「未来への不安」というものも常にお持ちの方も多いので、やはり"今・ここ"に意識がないという方が殆どです。

こういう方達は、常に「昔はこうだった」「昔は良かった」と今を見てなかったり、否定されていたり、未来に対して「不安」というネガティブな思考を持たれていたりされるので、常に心が休まる事がなく、

それ故、普段は人前では隠していらっしゃるのですが、変化を嫌う事から生まれるイライラ感を持った怒りっぽい方も多い様でございます。(※この世は常に変化するというのが真理なのですから、変化を嫌えばイライラするのは必然です)
(・_・;)



ちなみに「過去に目が向いている方」との会話というのは、私の様に常に"今・ここ"に意識を持って生きている様な人間には、非常に退屈な会話に感じる事が正直多いです。(※これは自分の妄想世界の中に入りながら会話される方にも感じます)
(^^;

何故なら何を話しても、その方は過去や妄想ばかりに意識が向いているので、"今"話している人の話を聞いていないという事も多く、

又こういう方というのは、いつも話す内容が似たりよったりになる為、金太郎飴の様に同じ話の堂々巡りになる方が多いですし、新しい事に目が向いていない分、会話のキャパシティーも狭かったり致しますし、

故に全然会話が続いて行かない事が多く、まるでお守りをさせられている様な気分になるからです。
(^^;;



反対に、常に"今・ここ"に意識がある方との会話というのは、他愛ない会話であっても、凄~~~く楽しいものに成りますね~♪

何故なら"今・ここ〟に意識がある方というのは、子供の様に好奇心旺盛で、生き生きとされた知的な方が多いからです♫
(^^♫



ちなみに、恋愛大国フランスでは「会話が面白くない女性は、どんなに美女でも全然もてない」という事を聞いた事がありますが、それを聞いた時、「あ~~~、それ凄く分かる!」と私は思ってしまいました♫
(^^ゞ


 

やはり男女問わず、知性や深みのある方から生まれる楽しい会話は、凄く人を惹き付ける魅力になるのですよね~♫

そういう方達というのは、「常に人を飽きさせない瑞々しさ」という、"今・ここ"に意識がなければ出せないポジティブエネルギーから生じる魅力を持っているものなのであります♡

(*^^*) ~ ♡




ちなみに「知っているつもり」で生きている方達や、「知ったかぶり」をしながら話す方達には、絶対そういう新鮮な魅力は出せないものなのでござる!(※知らないものは「知らない」と正直に言える方の方が、私には魅力的~♫)
\(◎o◎)/!

 

 

 

 

 

 

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