諦めることに慣れ過ぎていませんか?

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

先週の金曜日、リアル飲み会を開催いたしました。

18:30に開始し、約4時間という豊かな時間でした。

4時間の間、私は何度か、その贅沢、かつ幸福な状況をひとり密かに噛み締めました。

大人の女性たちと、子供や夫に気を使うことなく、和やかに、お酒を飲めるという、至福の時間。

しかも夜。昼じゃありません。ランチじゃありません。

なんというゼイタク!

夜が更けるにつれ、参加者の方々それぞれの光る個性が弾け出し、私は魅せられました。

みなさんとても、美しく、賢く、強く、そしてオモシロイ。

サイコーでした、とにかく。

やってよかった。

ひとりになって家に帰る途中、夜道を歩きながら、その贅沢な時間を反芻しました。

それは多分、妊娠がわかったときから始まりました。

待望の初めての妊娠だったので、妊娠がわかったときはとても嬉しかったです。

お酒を飲んではいけない身になったことが、どちらかというと誇らしかったです。

そして生まれてから、慣れない初めての子育てで、私は抵抗しました。

それまでの朝の習慣をなんとか守れないかと、パソコンの前に座りながらひとりゆっくり朝食をとる方法を模索しました。

泣き喚く長男を前に、私はその長年の習慣を諦めました。

それからは、ソファで授乳しながら自分の朝食を済ませるようになりました。

 

 

長男生後2ヶ月ころから始まった壮絶な夜泣きにも、しばらく試行錯誤で抗いました。

数ヶ月に及ぶ試行錯誤でいくらかは落ち着いたものの、夜ゆっくり眠る、ということを渋々諦めました。

それと同時に、朝起きるタイミングを自分で決めるということも、受け入れ、諦めました。

 

ゆっくりとトイレに行くこと

気づいた時に自分の爪を切ること

家でゆっくり本を読むこと

自分のペースで化粧をすること

リュック以外の通勤バッグ

調べたいと思ったときに調べものをすること

気になって仕方がないスマホの設定をいますぐやること

ゆっくりご飯を食べること

喫茶店でボーッとすること

残業をすること

出張をすること

会社の飲み会に行くこと

 

挙げたらキリがないほどに、

私は『諦めること』に慣れ過ぎていたんだと、夜道を歩きながら思い至りました。

自分が諦めているのだという自覚もないほどに、慣れ過ぎていたんだと。

 

それはもちろん、かけがえのない、かわいいかわいい我が子の健康や、彼らとの時間、

彼らの快適な日々とのトレードオフであって、

子供のせいでいろいろ我慢させられている、という意識もなければ、諦めていることで不愉快に感じているわけではありません。

むしろそれは私の選択であって、私のありたい、あるべきと思っている親になるために、

私が自ら諦めているのだと思います。

リアル飲み会の日の朝、長男と次男に言いました。

「今日はママ、お仕事で遅いから、パパがお迎えに行くから、パパとお風呂入って、ご飯食べて、ねんねしててください。」

 

少し抵抗されることを覚悟していました。特に次男。

しかし実際は・・・

 

「・・・うん、わかった。

パパ、ドラゴンボール見よっか。」

 

あ・・・あれ・・・???

次男ももはや、ドラゴンボールの話題に夢中です。

 

たしかに最近、パパだけで子供らと過ごすことも多くなってきて、

子供らもたまにママがいないからって別に~、という空気。

これは経験則でしかありませんが、子供の年齢に関係なく、

ママが家を空けられないと、思っているのはママであり、子供ではない、のかもしれない、と改めて思いました。

毎日毎日365日必ずママが家にいれば、子供もそれを当然と思い、366日目に出かけると言われたら抵抗するかもしれません。

でも、例えば月に1回、週に1回、ママは残業で遅いからパパと過ごす、という日々であれば、

子供もそれを当然と思い、毎週騒ぐわけもありません。

 

とはいえもちろん、母であれ父であれ、子供と過ごす時間の絶対的な長さが、

子供に影響を与えるということもあると思うので、

週に1回くらいならママが夜いなくても!

と短絡的に思っているわけではありません。

これからは定期的に飲みに出かけよう!と思っているわけでもありません。

 

ただただ、私自身が、ときに面倒が勝って、諦めるほうが楽だという理由で、諦めることを選択している、ことも多々あったな、と思ったのです。

時に、面倒を押してでも、『諦めない』を選択することで、広がる世界、そして、得るものが、あるような気がします。

なんにしても、日々のルーティンからたまに外れることは、億劫な面もありますが、部屋の空気を入れ替えるような新鮮な気持ちにさせられます。

いずれにして次の日の朝、私は自分の充電池がパンパンに充電されていることに気づきました。

楽しすぎて、溜息しか出ませんでした。ありがとうございました。

 

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