トライアスロン奮闘記 | 『社長の営業道』

『社長の営業道』

「営業が苦手」「経験がない」「そもそも営業したくないから社長になった」経営者のあなたのために、トップセールスの秘訣や考え方について、私が出会った100人以上の社長さんから学んだ実体験を交えてお伝えするブログです。

こんにちは。

株式会社S.K.Y.の中田です。


15日の夜、ホノルルから帰ってきました。


今朝から出社しているのですが

すれ違いざまに「二度見」されるほど

日焼けで真っ黒に!笑



今回のハワイ出張のメインイベントは

ホノルルトライアスロンへの挑戦でしたが

結果、何とか無事に完走できました!
 

 

 


メルマガへの返信やFACEBOOKなどで

たくさんの応援をいただき

本当にありがとうございました!



今回のトライアスロン、

挑戦してみてわかったことが

たくさんありました。



これだけたくさんの情報で溢れる今、

知識の「量」は価値ではなくなっています。


グーグルやウィキペディアで検索すれば

ほとんどの二次情報は入手できます。


二次情報というのは

ニュースなど他者から発信された情報です。


知っていること(知識量)よりも

検索する力、見つける力が必要です。

(それに加えて、正しいことを見抜く力も

 必要ですがこれについては長くなるので

 またの機会に書きます)



何が言いたいかというと

これからの「価値」は

二次情報ではなく一次情報、

つまり「体験」
だということです。


自ら体験しそこから何を得たのか?という

その人独自の一次情報にこそ

価値があると言われています。



というわけで

僕がトライアスロンから何を得たのか?

という一次情報の発信に挑戦してみます。



興味のない方はスルーしてくださいね。




大会2日前の10日にハワイに入り、

プールで少し休んだ後

公式練習会があるとのことで

初めてウエットスーツを着て


海で泳ぎました。

 

 

 

 

 

 


ウエットスーツは浮くので問題ないだろうと

思っていましたが・・・とにかく怖い!


急な水温変化、深くなると色が変わる、

波がある、潮の流れが速くて流される、

プールと違って下に目印がない、

折り返し地点がはるか遠い

(肉眼でよく見えないぐらい)、

他の方々みんな上手く見えて焦る・・・


これはとんでもない所に来てしまった!

と心底そう思いました。。。


何とか参加しなくて済む方法はないかと

この期に及んでまだそんな弱気が

頭をよぎりました。


ホテルへ戻りひとりになると

さらに恐怖で頭がいっぱいになり、 


このままじゃマジでヤバいと

翌朝ひとりで海へ行き、


死なないための練習開始。


立ち泳ぎと背泳ぎをやってみたところ

よく浮きます(笑)


クロールと平泳ぎを適当に混ぜながら

困ったら背泳ぎで休もう!という作戦を

思いつき、幾分怖さはマシになりました。


とにかく浮くことは浮くので

余計なことを考えず、

自分のリズムで手足を動かして、

怖くなったら仰向けになって

落ち着くまで休むことに決めました。

 

 


 

 

【前日までに得た一次情報】


・怖いという感情を引き起こしてるのは自分

・それでも怖くなったらこうするという

 マイルールがあると少しは落ち着く

・本番を想定して海で練習しなかったのは

 大間違い=準備が大切

・逃げたくなる感情は

 「やるしかないやろ!」で一蹴する

 =諦めて肚をくくる




当日はAM4:30に集合ということで

前日の21時にはベッドに入りました。


が、眠れない・・・

緊張と恐怖から吐き気が止まらず、

(実際には吐いてないけど)

寝過ごさないかという不安も重なって

3時間以上ベッドの中で悶々としていました。


眠れないのって辛いですね・・・

普段、秒速で寝てしまう僕ですので

眠れない辛さを知りました。



さて、本番当日!

朝の4時過ぎに会場入りして準備し、

5時半からいよいよ

年齢・男女などのクラス別にスタート! 

 

 

 

 



僕はウエット着用グループなので

6時過ぎにスタートしました。



最初で最大の難関である「スイム」、

前日の作戦は頭にありましたが

人とぶつかった瞬間パニックに!

過呼吸に近い症状になり、

苦しくて仰向けになりました。



仰向けで浮いている時にもぶつかられ

またもや恐怖が襲ってきます。

「ここで沈んでも誰も気づかへんやろな」

「ゴール、まだあんなに遠いんか・・・」

「最後まで泳げるんか?」


など余計なことばかり考えてしまいます。



「海は怖がっている人には怖さを見せ、

 身をゆだねる人には優しく包みます」



というアドバイスをもらっていたのを

思い出し、

背泳ぎで浮きながら心を落ち着かせつつ

ちょっと泳いではひっくり返り(笑) 


を繰り返しているうちに

何とか泳ぎ切ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


続くバイク40kmも初めての経験です。

ハワイでレンタルし

前日少し乗っただけでしたので

ギアの調整もままならない状態でした。


いざスタートしてみると

思っていた以上にスピードが出て

風を感じて気持ちイイ!


海沿いを走る所なんかは最高でした


今僕の中で流行っている

「グレイテスト・ショーマン」の曲を

口ずさみながらご機嫌でした(笑)

 

 

 

 

 

 

 


若い女性に抜かれて凹んだりしましたが、

お尻が痛くて痺れてきましたが、

概ね楽しい時間でした。

 

 

 

 

 

 


バイクの後は最後のラン10km。

3つの中では唯一経験のある種目です。



こちらは一歩走るたびにゴールに近づくと

わかっているので、

(早くゴールして一服したい!笑)

と思いながら走っていました。





レース前の作戦では

2km走って1km歩くつもりが

コース上に距離を示すサインがなく、

今何キロ地点で、残り何キロなのか?が

まったくわからずでした。


現在地がわからないって不安になります。


そこで、

20分走って3分歩く作戦に切り替え、

距離ではなく時間に集中することで

まぁまぁのペースで走り終えることが

できました。




最後のゴールシーンですが、

猛烈に感動するかと思いきや、

海から上がってきた時の方が

やり切った感が強くて(汗)

感動というよりは

「終わった~」という感じでした。

 

 

 


 
 

 

【トライアスロンから得た一次情報】



・自分のペースを守る

・他者と比較しない

・孤独を紛らせる何かを用意する

(ある人はタイムチェックでしたが

 僕は歌で紛らせていました)

・心が折れると身体は動かなくなる

 心技体の中で一番は「心の状態」

・やったことのないことをするのは

 不安と恐怖がつきまとうが、

 どちらも生み出しているのは自分




今思うと、本当に挑戦してよかったです!


今回の挑戦の目標であった

「完走して無事に帰国する」


そして、

トライアスロン挑戦という行動に対し

設定した種類の異なる3つの目的

・男の約束を果たす

・身体を鍛え直す

・初挑戦の怖さを克服し自信をつける


をすべてクリアすることができました!

 




初めてのことに挑戦するって怖いものです。

しかし僕が得た体験は

これから何かに挑戦しようとする時に

きっと効力を発揮してくれるはず。



来年は・・・

尊敬する先輩経営者にバトンを渡します()


僕はもう十分満喫しました。。。


だって、初挑戦じゃなくなるので(笑)



今日は応援いただいた皆様への感謝と

僕自身の備忘録も兼ねて

ずいぶんと長くなってしまいました。


お許しくださいね。


最後までお読みいただき

ありがとうございました。