乳がんの話からは脱線するのですがよく乳がんと間違えられやすい繊維腺腫について。
私は過去に繊維腺腫の手術をしています。
繊維腺腫というのは何かというと癌ではなく、良性のしこりと思ってください。(ただし、細胞診の検査結果次第では、悪性の場合あり)
比較的若い人がなりやすい病気です。
小さければ放置していても構いませんが、それが私のようにだんだんと大きくなっていけば、手術の必要性があります。(私の場合はその当時、しこりの大きさが3センチで、しこりの形が悪すぎて、乳がんの疑いありと、針生検を2度受けています)
繊維腺腫は癌では無いので、手術をして、しこりを取り除いても、その部分は脂肪で綺麗に埋まってくれます。
私の手術痕ですが乳輪に沿って縫ってくれたので、ほとんど傷跡は見当たりません。
エコーでいつも検査する技師さんにも「あまり傷跡、目立ちませんねー」ってお褒め(?)の言葉を言われたことがあります。
ただし、馴染みの技師さんには「あの時は、本当は乳がんだと思っていました」と言われたこともあります。
何故かというとエコーのしこりの形が悪すぎたというのと、3センチとかなりしこりが大きく、札幌の大きな病院の先生が月1で、私が通っている病院に来てくれていたのですが、その先生も乳がんを疑っていて(最後まで)結局、手術をして、その細胞を札幌に送って、検査結果が良性だと判断されるまでかなりかかりました。
その時はかなり自分でも、ビビっていたのですが(乳がんだとは思っていなかったので)最後に私の担当医に「繊維腺腫でした」って言われた時には「やったー!」って思った記憶があります。
ただ、過去ブログの記事にも書いたのですが、手術中に尿道に尿を取る管を入れてもらえなかったようで、後で麻酔が覚めた後、結局、動くことが出来ず、意識ありで管を無理やり看護師さん2人がかりで入れられたのですが、これがかなーり痛かったです(涙)
経験上、手術中に麻酔が効いている間、管は入れておいてもらった方が絶対にいいです。
私は、あの痛さは二度と経験したくありません(断言しますが)
そして、最初にベッド上で尿をしますか?って看護師さんに言われましたが、はっきり言って、出来ません!
普通の精神状態では無いので(手術を終えた後は)緊張と羞恥でおしっこなんて、ベッド上で出来ないんです。(出来た方、いますか?)
子宮内膜ポリープの手術をした時もやっぱり尿道に管を入れてもらえなくって、焦りました。
あんなにクドクド説明したのに、結局、ベッド上でおしっこをするハメになって、出来なくて、トイレを我慢しすぎて、大袈裟ですが、膀胱が破裂するかと思いました(去年の10月の事でした)
婦人科の手術も経験しているのですが、この時は水を飲みすぎて、おしっこを入れるビニールが夜中、パンパンに膨れ上がっていて、慌ててナールコールを押した経験があります(滝汗)
繊維腺腫から話が脱線しましたが、繊維腺腫と診断された方。
良性か悪性かは手術してみないと分かりません。
ですが、ほとんどの場合が良性なので、あまり心配しなくても良いかも。