乳がんだと告知されたあとの気持ちをつらつらと書き綴ってみたいと思います。
私には2人の妹がいるのですが、まず先に思ったのは「私が乳がんになって良かった。妹たちが乳がんじゃなくて、よかった!」とホッと胸を撫で下ろしたことです。
それは私が神様を信仰しているからで、彼女たち2人は信仰している神様はいません。
だから、神様にすがることもできない。
で、神様に助けを呼ぶこともできない。
だから、きっと乳がんだと告知された絶望するに違いないと思ったからです。
緩和ケアの先生(N先生)に聞いたところ、やっぱりみんな「死の淵」を見るそうなんです。
それは誰しもが通る道。
きっと告知されたあなたも通ってきた道だと思います。
その「乳がん」という病気にどう立ち向かっていくかは、自分次第だし、家族に相談してもいいのかもしれません。
でも、家族は「第二の患者」とも言われているように、家族もショックが大きいものです。
そうなると人間って恐ろしいもので、なんでもかんでも、どこにでも相談するようになります。
そして、怪しい「がんに効く薬」などにも手を出しがちなんです。
それは私にも分かります。
「がんが治るんなら、その薬、私が飲みたいわ!」って思います。
でも、民間でそんな薬を出しているところなんて一つもないんです。
そうです。
今、パンフレットを手にしているあなた。
「一つもない」んですよ。
注意してください。
それは「詐欺行為」というものです。
騙されてはいけません。
「がんが治る奇跡の水」なんて、ありはしないんです。
前クールの医療ドラマ「アライブ」でもそれに騙された患者さんの絶望するシーンがありましたが。
本当に世の中にはころっと騙される人もいるんだなぁとしみじみ思います。
でもそれだけ、助かりたいんですよね。
私もそうでした。
でも「誰に何をどうすればいいのか」相談するところがない。
だから「がん支援相談センター」があるんだと、そう思います。
今、がんでお金のことや心配なことを抱えている人は、がん相談支援センターに相談するといいです。
個人病院なら併設しているところは少ないかと思いますが、がん拠点病院なら、併設しているかと思います。
私の病院は拠点病院じゃないんだけれども、併設されていて、相談してみました。
ちなみに、基本的にはなんでも答えてくれるスタンスのようです。
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