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はいはいの時期が遅いと問題があるの?心配なパターンは?

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赤ちゃんがはいはいをするようになると、成長が目に見えるので親としては嬉しいものです。

ただ、周りの赤ちゃんがはいはいをしているのに、自分の赤ちゃんがなかなかはいはいをしないと、「遅いのかな?」「発達に問題があるの?」と気になってしまうものです。

そんな不安をもつパパやママのために、今回はどのくらいの時期までにはいはいできないと「遅い」のか、また遅いと何か問題があるのかについてまとめたいと思います!

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どの時期までにはいはい出来ないと「遅い」の?

はいはいをしないと「遅い」と言われる時期はいつ?

一般的な目安でいうと、赤ちゃんは生後8ヶ月頃から生後10ヶ月頃にはいはいができるようになると言われます。

そのため、1歳頃になってもはいはいをしない場合は、平均よりは「遅い」と言えます。

しかしながら、これはあくまで目安の話です。

赤ちゃんの成長というのは個人差が大きいものですから、必ずしもすべての赤ちゃんがこの時期にはいはいをするようにならなければいけないというわけではありません。

同じ月齢の赤ちゃんだって、身長や体重に違いがあり、できることにも違いがあります。

性格だって十人十色です。

「できるかできないか」というだけでなく、「やりたいかやりたくないか」という気持ちの面を考えても、赤ちゃんによって違いがあります。

当然ですよね。

はいはいが遅いと問題があるの?

赤ちゃんはいはいの時期が遅い場合、親としては「発達に問題はないのか?」という部分が非常に気になるのではないでしょうか。

では、はいはいが遅いと問題があるのかどうかについて考えてみましょう。

発達に問題が生じると思いますか?

答えは「NO」です。

たいていの場合、赤ちゃんのはいはい時期が遅くても、その後の発達に影響することはありません。

中には、「はいはいを十分にしないと、よく転んだり怪我をしたりする子になる」などという意見もあるようですが、これも医学的根拠はないようです。

この意見は、はいはいをたっぷりしていれば、全身運動をたっぷりすることができるので、身体が発達して転んだりしにくくなる、または転んでも手をつくことができる子になるという考え方によるものです。

確かにはいはいをたくさんすれば、たくさん運動をして身体を鍛えることができます。

ただ、それははいはいだけでなく、寝返り、ずりばい、つかまり立ちや伝い歩きにも言える事です。

赤ちゃんがはいはいし始める時期が平均より遅いからと言って、身体の発達が未熟になったり、その後の運動能力に影響することはないのです。

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はいはいをしない赤ちゃんもいる!

はいはいをする時期が遅い赤ちゃんもいますが、中にはまったくはいはいをしないままつかまり立ちや伝い歩きをするようになる赤ちゃんもいます。

「寝返りをしたから、次ははいはいかなあ」
と、赤ちゃんを見守っているパパやママからすると、いきなり立ち上がるのでびっくりしてしまいますよね。

でも、これも決して珍しいことではなく、発達に問題があるということではありません。

ただ単純に、立ち上がるだけの筋力とバランス感覚が整ったということなんです。

赤ちゃんの中には、はいはいをするだけの筋力やバランス感覚が発達していても、はいはいをしない子がいます。

これは、赤ちゃんの性格が影響しています。

●一箇所で座って遊ぶのが好き
●うつぶせや四つん這いの姿勢が嫌い
●抱っこの方が好き
●はいはいよりつかまり立ちの方が好き

このようなタイプの赤ちゃんは、はいはいをする必要性を感じないので、はいはいをする時期が遅かったり、はいはいをしない場合があります。

もちろん、はいはいをしなくても、その後のつかまり立ちや伝い歩き、一人歩きなどの発達が順調であれば問題はありません。

病気等が原因ではいはいが遅いパターン

はいはいをしなくても、他の発達に気になる点がなければ、問題無いことがほとんどです。

ただ、稀にですが、病気等が原因ではいはいがうまくできないというパターンもありますので、紹介したいと思います。

例えば、はいはいをせずに、座った姿勢のままお尻で移動する赤ちゃんがいます。

シャフリングベビーと呼ばれることもあります。

このタイプの赤ちゃんも、はいはいの時期がおそかったり、しなかったりすることが多いです。

大抵は、遅めであっても一人歩きをするようになり、その後の発達は問題ないと言われますが、他にこのような特徴が見られると、脳性麻痺や発達障害が原因である可能性があります。

●首すわりが遅い、ミルクの飲みが悪い、泣き声が弱い(筋力が弱い)
●目を合わせず、言葉の理解が遅い
●手指の発達にも遅れが見られる
●手足をつっぱる

また、赤ちゃんをよく観察してみて、右足は良く動くが左足はあまり動かさないなど、動きが左右非対称である場合は、股関節脱臼である場合や、脊髄や脳に問題があり、その影響を受けているという可能性もあります。

このような症状が見られるのは少数ですが、絶対にないとは言い切れません。

それに、もし病気等が原因であった場合は、早めの診断と治療をしたいものです。

はいはい時期が遅いというだけであれば心配はいりませんが、はいはいの時期が遅いことに加えて、他にも発達の事で気になる点がある場合は、小児科や保健センター等で相談してみましょう。

まとめ

赤ちゃんの成長は千差万別です。

はいはいをする時期も、目安こそありますが、実際は個人によってかなり差があるものです。

中にははいはいをしない赤ちゃんもいます。

動き回るのが好きな子もいれば、じっと座って遊ぶのが好きな子もいます。

はいはいよりも立ち上がる方が好きな子だっています。

はいはいの時期が遅くても、他の部分の発達に問題がなければ、あまり心配する必要はありません。

「はいはいしないなあ」と思っていたら、ある日突然つかまり立ちをして、パパやママをびっくりさせてくれるかもしれませんよ。

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