指田文夫の「さすらい日乗」

さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です 日本でただ一人の大衆文化評論家です

加藤幹郎氏、死去

2020年10月01日 | 映画
先日、私たち会員にはメールが来ていたが、今朝新聞に元京都大学名誉教授の加藤幹郎氏が亡くなられた。
私は、退職後、映画関係の学会に入会しようとしたが、多くは会員の推薦が必要で、誰もいないので、それが必要なかった日本映画学会に入会したのだ。
言うまでもなく、学会は「ギルド」で、大学の先生が自分の弟子を入れて、自己のグループを増やし、弟子たちを引き上げるものである。
だから、会員の推薦が必要なのだが、加藤先生が作られた日本映画学会は、それがなく、会費も安かったので、入会したのだ。
その性か、同学会は、関西を中心に次第に会員が増えていて、また外国系の研究者も非常に多い。
私も、毎年関西で開催されている学会に参加しているが、非常に面白い。
この意義ある学会を作られた加藤氏のご冥福をお祈りしたい。
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