可羊子、「やば~~。おかあさんたち…。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

THMIS mama “お洒落の小部屋”

好きになれない。  vol.105.

ドキドキ 会場に入ってすぐに辺りを見渡す一華。その内、
「ぷっ、夏妃~~。いるじゃないよ~栞奈。ほら、あそこに~~。」

夏妃、
「えっ???」

一華がさりげなく左手、指でステージの前の方を…。
「あ~~~。はははは。いるいる~~。し~~っかりと…同伴で~~。我孫子先生。ほら、あそこ。」

宗雄、
「ん~~~???おぅ。お~~っと。いましたね~~。しっかりと。お2人で~~。はははは。…ところで、湯上先生は…???まだ…か…。」

一華、
「弓香~~。先生たち、前にいるから…。」

弓香、
「あっ。はい。」
そして、前の席を見ると、
「あ~~。ねね、彩萌~~。紗枝~~。あそこ。」

彩萌、紗枝、
「…ん…???」
弓香の射す場所。
「あ~~~。ふんふん。な~るほどね~~。」

「みんな~~。座ろう~~。」
史江、茉優。

「ライブハウスって、意外と…椅子、あるとこは、あるんだね。」
園加。

「うん。多分、ライズの場合、ロック系もあるけど、ポップ系もあるみたいだし…。」
弓香。

「多分、ゆっくりと聴けるように…。じゃないかな~~。」
摩耶。

「いやいや。けど、凄いね。完璧に席…。埋まっちゃってるよ。」
史江。

可羊子、
「やば~~。おかあさんたち…。」
そして可羊子、後ろの方を見ると、
「あはっ。」

可羊子に向かって手を振っている4人の姿、可燐と可織、そして燐太郎、留美子。

そして可羊子にLINE。留美子からである。
「ん~~。…お姉ぇのステージ、しっかりと観させてもらうよ、雄喜と恵美はパパとお留守番。しっかりとビデオ、持ってきたからね~~。」
メッセージを見て可羊子、
「うん。ははは。」


開演5分前。
入口が開いて、
「えへ~~。うそ。凄い人。え~~。あっちゃ~~立ち見…。」
甫である。

既に会場の後ろには立ち見の人が壁伝いに並んでいた。

敦司、
「先輩。後ろ…凄い人。」
信一の肩をトントンと。

そして、信一も、
「うわっ。立ち見まで…。こんな…広いのに…。」

「だって。サイト見たら、追加販売ってあったから。」
園加。

「出るの、ライズだけじゃないもんね~~。」
愛寿美。


インターネットも利用してのサイト開設。そしてチケット販売で、発売から数日で完売。
サイトへの問い合わせで、チケットの追加販売となったのであった。


「3番目か~~ライズ。」
可羊子。


そして開演。最初のグループ。
アコースティックギター2人とコンガひとり。ドラム兼ねて。男性3人のグループ。

彩萌、
「へぇ~~。素敵な声~~。」

紗枝、
「うんうん。ギター…凄いよね。」

菜穂子、腕組みしながら…。

摩耶、
「ねね、菜穂…。どう…???コンガ…???」

そんな摩耶の声に、何度も頷く菜穂子。
そして、楽曲の合間のトークに、会場内、大爆笑。

史江、
「かかかかか。おっかし~~。や~る~~。」

彩萌、
「トーク、上手~~。聞き応えある~~。」








※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 



《PR》
庄司紗千 「雫音〜shizukune〜」

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。