そして絃に精算してもらって、美祢、「うっそ!!!えっ…???」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

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好きになれない。  vol.103.

ドキドキ 飲んで食べて、大凡1時間半。
「お~~いしかった~~。」
美祢。

「おじさん、ユッキ。ごちそうさま~~。」
奈都。

雅樂、
「おぅ、ありがとよ。またおいで~~。」

璋子、
「うん。かかか。常連になったりして。」

「こりゃ、こりゃ、嬉しいね~~。えぇ~~。」

薫郎、4人に、
「ありがとな。」

咲茉、
「ユッキの恰好、さっすが~~。」

そんな咲茉に薫郎、ポーズをして見せて…。

4人、
「かかかかか。」

翠、
「うん。ありがとね。しっかし…食べたね~~。はははは。」

「う~~ん。だ~~って、美味しすぎ~~。」

翠、
「はははは。絃~~。向こうで…お願い。」

奈都、
「うん。」

そして絃に精算してもらって、美祢、
「うっそ!!!えっ…???えぇぇぇぇぇ…???」

その女性に絃、いきなり口に右人差し指で、
「シッ!!!」

奈都、
「どしたの…???」

美祢、困ったような顔をして、奈都に伝票を。

突然、奈都も、小さな声で、
「うそ~~~。」

絃、真一文字の口、そして頷く。

美祢、両手を合わせて絃に詫びるように。
そして3人に、自分のお腹の前で、人差し指、次に、5本指。

咲茉も璋子も、
「???…なんで…???その数字…???」
そして、自分で3本指を出して、
「これじゃあ…???」

絃、顔を傾げて…。
そして、美祢からお金を受け取り、
「ありがとうございました~~。」

そして美祢たち、まだまだ座っている巽、橙、そして万美たちに、
「じゃね~~~。」

万美たちも、右手をひらひらと。

そしてドアを開けて外に美祢、璋子がドアを閉める。

咲茉、
「う~~~っそ。あんなに飲んで食べて、1500円~~~!!!有り得ないでしょ。計算しても、ひとり、3000円、越してるよ~~。」

奈都、
「かかかかか。やられたね~~。この前、私の友達と来たときは、まともな料金だった。…けど、今回。」

「さすがにみどとユッキ。そして万と尋。万も尋も、通ってるもんね~~ここ。」
美祢。
「それに今度は、飛香もだし。ゆずも…。」

咲茉、
「ねねねね、それは良いけど、遊馬君…、ゆずの…ツーショット~~。」

3人、
「うんうんうん。」

奈都、
「それに、みどたち…、なんだか、あのふたりの事、知ってそう~~。」

美祢、
「おぅおぅおぅ。そういう…事か~~。ゆずと巽君ね~~。やっぱり…、あの時…。」

そして美祢、
「ほら、遊馬君、脳梗塞で…。」

奈都、
「あ~~。ゆず、いきなり…倒れちゃったもんね~~。」

咲茉、
「それに、巽君、脳梗塞になってから、ゆず、かなり遊馬君…見舞いに行ってたらしいし…。」

そんな咲茉の声に、璋子、
「あん。そんな事言っちゃったら、みどだって…。」
そこまで話して璋子、
「あ~~れ~~???」

奈都、
「ん~~???どしたの…璋子…???」

璋子、
「あ~~。いや…。はい…???へっ…???あの時…、電話で…話してたの…って…???」

美祢、咲茉、
「…ん…???璋…子…???」

璋子、
「えっ…???あんとき…、ユッキは…もう…退院して、仕事……。…って…。」
そしていきなり、
「うそ―――――――――っ!!!」

奈都、いきなりビクンと。
「どした~~~!!!」

璋子、
「も…、もしか…して…。」
そして、それぞれを手招きして…、ひそひそと…。

美祢、奈都、咲茉、
「え~~~~~。」

美祢、
「いやいやいやいや。」

奈都、
「ま~~さか~~。」

咲茉、
「あのみどが~~。ユッキって、人…、いんのよ~~。」

璋子、
「いやいやいや…。だって…。」






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