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「夫を数年前に亡くしましてね~~。それからはこの子とず~~っと一緒。」
安祐美。 「…と、言う事は…マンションで…一人暮らしなんですか…長内さん。」 夕美子。 「えぇ…。私たちには…子供…いませんから…。」 和弘、 「あ…、あ~~。」 「元々夫は…金融関係に勤めてまして…。…その影響もあって…、私も夫の仕事に似たような事を家でもやりたくて…始めたんです。」 和弘、 「へぇ~~。ご主人が…、金融関係の…。」 「えぇ…。証券会社に勤めてましてね。」 「えっ!!!」 いきなり夕美子。 「長内さん…。あの…、こんな話すると…失礼かと思いますが…。亡くなったご主人の証券会社って…。…もしかして…。東京…住…。」 「えぇ~。その…東京住永証券です。」 和弘、 「新條さん!!!」 続ける安祐美、 「そこの…外国為替部の部長をしてまして…。」 夕美子、 「外国為替部の部長…。」 「勤続40年…。定年になって…のんびりと暮らしていたんですが…。体調を崩しましてね~。それからは…一気でした。癌を患いまして…。」 「そうでしたか…。」 夕美子、気の毒そうに…。 「夫が亡くなって…。その頃から犬を飼い始めましてね。この子で…2匹目…。まっ、何とか…寂しくなく…生活させて戴いてます。」 安祐美を慰めるような顔をして夕美子と和弘。 「おやおや…。お2人のジョギングの…お邪魔…してしまったようで…。」 恐縮したように安祐美。 今まで抱いていたプードルを安祐美に戻しながら、 「いえいえ…。はい。…っと…。」 スピッツの顔を見ながら…。 「コロンと言います。この子の名前。」 にこにこと安祐美。 「へぇ~コロンちゃん。かわいい名前~。」 夕美子もにこにこと…。 「意外と…人見知りする子なんです。でも…。やはり…自分を可愛がってくれる人…分かるんでしょうね~。新條さんで、ふたり目です。こんなに自分の方から…。ふふふ…。」 笑顔で安祐美。 夕美子と和弘、 「へぇ~~。」 「それにしても…物騒な世の中になりましたね~。」 夕美子和弘、 「…ん…???」 「いえね…。夫の前の勤務先…。亡くなられた方…いらっしゃるとか…。」 その安祐美の話に、夕美子と和弘、顔を見合わせて…。 夕美子、 「そう…みたい…ですね~。長内さん…。ご存知なんですか…???」 「えぇ…。まぁ…詳しくは存じませんけど…。テレビなんてまず観ませんから…。知り合いの取引している方からただ、耳にしただけですけど…。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ パフ袖タックカットソーチュニック レディース トップス プルオーバー Tシャツ パフ袖 タック カットソー チュニック 着回し シンプル ベーシック 無地 万能 リボン 大人 フェミニン かわいい ガーリー 上品 ディティール かっこいい クール /5@ 0709 【MAX2000円OFFクーポン】袖レースがフェミニン カットソー Tシャツ プルオーバー LL UVカット 吸水速乾【Honeys ハニーズ】袖レース使いTシャツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.12 05:13:44
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