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「えっ…。ほんと…???…決めたの…お姉ぇ…???」
ルームウェアに着替えながら可羊子。 「うん。バンド、やってみようかって思ってる。…だから、カヨ…。」 椅子に座りながら可南子。 ベッドに、 「ヨッコイショ。」 胡坐を掻きながら、 「うん。分かった。海野君には私から話しておく。なんだか、海野君も…返事、待っているみたいだった…。一華先生には…あんな風に、言われたけど…。」 「でも…。ひとつだけ…。」 「…ん…???」 「ライズって、どんなバンド…???」 そんな可南子の声に可羊子、 「あっ…。そっか~~。」 「それが分からないと、とうさんと、かあさんにも…、話せないし…。説得力…ないよ。私の一方通行に、なっちゃう。確かに一華先生は…凄いセンス持っているって…言ってたけど…。」 「うん。分かった。何とか…してみる。」 「カヨ…???」 「へっへ~~。」 にっこりと可羊子。 可南子、頭の中で、 「…ライズ、誰と誰と誰…???…どんな感じの…???」 その瞬間、 「あっ、そっか。」 机の上の自分のスマホで。 可羊子、 「お~、お~、お~。」 「そんなに都内で人気のバンドなら…。……っと。」 ふたりでスマホに集中しながら…。 「わお。あった。」 可南子。 「…は、いいけど…、動画…、ひとつだけ…。」 可羊子。 「うん。」 そして、 「ちょっ、ちょっ…、私も…。」 「うん。」 ふたり、それぞれのスマホの画面を見ながら…。 動画のボリュームを最大限にして…。 雑音も一緒の音声だが、演奏が始まった途端、可南子、 「わっ。綺麗~~。」 可羊子、 「うんうん。」 そして演奏を聴きながら、 「へぇ~~。こんな感じなんだ~~ライズ。」 可南子。 「歌ってるのって…、これ…。男性…、そして…、コーラス…女性…。」 可羊子。 「うんうん。わっ、ギター!!!」 「これ…???」 そしてふたり一緒に、 「海野君!!!」 そして顔を見合わせて、 「うまっ!!!!」 可羊子、いきなり立ち上がり、 「いやいやいやいや。凄い、凄い。」 そしてベッドに腰掛けながら、 「お姉ぇ、いいよ、いいよ、このバンド。いや~~。へぇ~~。こんなのやってたんだ~海野君。うんうんうんうん。」 可南子、 「しかも…。一華先生…言ってたけど…。これ…キーボードの人の…オリジナル。」 そして演奏が終わった瞬間に、客席から拍手喝采、それに歓声までも…。 「キーボード、そしてギター、ドラムに、ベース。」 そして可南子が、メンバーを検索するが…。 「ん~~。ない、ない…。」 あるのは、動画の下のコメントが数多く…。 「コメント…だけか~~。あ~~ん。」 そんな可南子に可羊子、姉の肩をポンポンと。 「お姉ぇ、後は任せな。ふふ。」 そんな可羊子に可南子、 「へっ…???」 「なんとか…なれば…。くく。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ レディース ケーブルニットカーディガン 春 ニット オフホワイト/ネイビー/ピンクパープル/ミントグリーン/杢グレー LL ニッセン 新品!ニットカーディガン レディース ケーブルニット カーディガン コーディガン ロング丈カーディガン ボレロカーディガン ボレロコーディガン 秋冬 ロング丈 羽織り 無地 ロングカーディガン コーディガン ニットカーディガン ニットコーディガン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.02.21 06:28:04
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