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何故かふたりの間に入れない雰囲気のスタッフたち。
万美、 「おやおや。」 尋音、 「ふ~~~ん。」 奈都、 「はて~~???」 翠、 「いつも…ありがとね~~。」 巽、 「あっ。はははは。いえいえ…。」 「…と、言っても、私は…頼んで…ないんだけどね…。」 巽、バッグの中から商品を出して、 「確かに…。逢坂…さんのは…。」 「うん。私は…弁当だから。あ~~。これ、飛香~~。そして…、これは…、麗佳(れいか)ちゃん。麗佳~~。」 「いいっすね、弁当…。」 「これは…、咲茉~~。」 咲茉、 「あっ、はい。」 「でも…、私、自分では…作らないけど…。」 その声に巽、 「はい…???」 翠、突然、 「えっ…???あっ…???いや…、今…、私…何て言った…???」 巽の顔を見ながら…。 あまりにも自然に口から出た言葉。そして初めて間近に見る巽の顔。 巽、可笑しそうに、 「えっ…???はい…???弁当、自分で、作らないって…。」 「へっ…???私…、そんな事…言ったの…???」 こちらも可笑しそうに。 巽、 「はい。」 頭を傾げて…。 翠、途端に、右手を前に振り、 「やだ。私、何言ってんの…???」 巽、今まで見た事のない逢坂翠という女性の笑顔。 一瞬、高鳴る鼓動。 翠、 「あ~~っと。これは…コバちゃん。」 巽、 「あ…、あの…。」 「…ん…???」] 「コバ…ちゃんって…???」 その声に翠、 「あ~~。ウチのブランドマネージャー。ここのいちば~~ん、偉い人~~。ほら、そこにいる。コバちゃん、これ、コバちゃんの~~。」 テーブルで画像に指を差している呉羽、 「あ~~。はい。そこ、置いといて。サンキュ~~。」 「矢萩呉羽。」 「あ~~、矢萩さん…。」 「ゆずから聞いてない…???」 「え~~。あ…、はい。聞いてます。はは…。」 翠、 「そして…、これは…。音羽(おとは)…さん…と。音さ~~ん。」 遠くのデスクから保科音羽(ほしなおとは)、 「あいよ~~。ありがと、みど。すぐ行く~~。」 巽、 「ぷふ。」 翠、 「へっ…???どしたの巽君???」 「えっ…???」 いきなり下の名前で呼ばれて巽、ドキン。 「あっ…。いえ…。みなさん。逢坂さんの事…、チーフって、あまり呼ばないんですね。みんな、みど、みどって…。」 その声に翠、目をパチクリさせて…。 「あっ。あ~~。ははは。うん。まぁ…。なんて言うか…。まっ、へへ。そっちの方が、呼ばれ慣れてるって…いうのも…、あるかな…。」 巽、 「ふ~~ん。なんか…。固くなくって…、いいっすね。」 「えっ…???」 「あっ、そうだ。」 巽、働いているスタッフたちを見廻して、 「木葉さん…???」 「そして…これは…。はい…???ユッキ…???…なんで…???…えっ…???木葉…???あ~~。ゆず。」 巽の顔を見て翠。手はそのまま、顔だけ橙のデスクに、 「ゆず、今日は仙台出張。夕べ、遅くに決まったみたい。朝までスタッフも知らなかったから…。」 「へぇ~~。道理で…。」 「うん。だから、頼んでないでしょ。」 「えっ。え~~。」 「営業マネージャーと、営業リーダーに同行。大丈夫、日帰りだから。…はい。お疲れ様。ありがと。じゃね。」 その時、巽、 「あ~~っと、みど。」 翠、 「へっ…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ≪オータムフェア≫羽織りとしてもチュニックとしても使えるコーデュロイシャツM/Lサイズ サイドスリットコーデュロイシャツワンピース レディース サイドスリット チュニック 長袖 バックロング[秋冬] ダブルポケットコーデュロイシャツワンピース/アール・ピー・エス(r.p.s) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.22 05:24:11
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