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「…で、で。どんな感じ…???」
優里亜。 翔、 「ふん。さすがにアレフーズ、とにかく大胆だよ。俺なんか着いて行くの必死。」 そして、 「…な~~んだけど…。なんていうの…???…刺激があるんだけど…。なんか…こぅ~~。気持ちが良いっていぅか…。」 資料を見ながら優里亜、 「うんうんうん。これ、見てても分かる。へぇ~~。ここまで出来てるんだ~~。」 「紀本主任、さすがに凄いよ。伊織さんとタメなんだって。」 「うそ。そうなの…???」 「うん。…だから、伊織さんと紀本主任、話、合う合う。」 その声に優里亜、右目を瞑って、 「あっちゃあ~~。そりゃ、プレッシャー、掛かっちゃうな~~。」 翔、 「へっ…???どうして…???」 優里亜、 「あっ。その前に、何か…食べよう…。翔、ビール飲むでしょ。」 「あぁ…。うん。」 優里亜、ボタンを押して…、 「ふふ。何とか…、食欲も…出てきた…。な~~んてね。」 翔、 「はは。おぅおぅ。いいじゃん。」 そしてふたりともに料理を食べて。 優里亜、 「ふ~~ん、そうなんだ~~。主任以上の食事会で、瀧澤部長、そんな風に…。」 翔、 「うん。…俺だって、最初に、主任に進捗…話してるとき、話…上手でさ。しかも…主任、声…良いもん。」 「うん…。まぁ…声は良いよね~~。あの人、アナウンサーだったら、凄いかも…って、思ったくらいだから…。…けど…、会話…的な…会話…って…、営業の女性社員も…滅多に…。」 「へぇ~~。そんな風に見えないけど…。」 「殆ど…男子と喋っている方が…多い…かも…。」 「ふ~~ん。」 そして優里亜の顔を見ると、思わず、 「ぷっ。」 優里亜、 「な~~によ~~。」 翔、自分の顎に右人差し指を付けて。 優里亜、 「…ん…???」 自分の顎に指を…、 「あっ。」 カルボナーラのスープが…。 「もぅ~~。」 そして翔の左脚、脛をパンプスの爪先でコツンと。 翔、 「痛て。」 優里亜、にっこりと、 「ふふ。ありがと。」 そして店を出てふたり、 「いやいやいや。美味しかったね~~。ここ~~。」 優里亜。 翔、 「あ~~。…しっかし…、ここに…蕎麦屋…あったんだぁ~~。」 「うん。」 優里亜、スキップしながら翔の前を。そして振り返って、 「翔、ありがとね。」 「どういたしまして。」 優里亜、 「ふふ。」 そして翔の隣に戻ろうと前に、 その時、パンプスの爪先が丁度、歩道、タイルの欠けたところに突っかかり、 翔の前に体が…。 翔、思わず、 「お~~~っと。」 翔の体に優里亜の体。翔、いきなり優里亜をがっしりと抱き締める感じになって。 翔の顔の下で顔を上げる優里亜。 少しだけ顔を上げる優里亜。 「ありがと。」 殆ど、鼻と鼻の間が2センチほど…。 自分の体で感じる優里亜の体。 「優里亜…。」 優里亜の唇のすぐそばに翔の唇。 もはや…。 その瞬間、優里亜、顔を逸らして…。 「だめ。人が見てる。」 すぐさま翔から離れて、翔の右側に。そして翔の右腕を両腕でがっしりと絡めて。 翔、 「…ご、ごめん…。…俺…。」 優里亜、 「ううん…。いいの…。翔…???」 翔、黙ったままで…。 「嬉しかった…。」 翔、 「えっ…???」 優里亜、 「私…。卑怯かも…知れない。」 そして、首を振って、 「ううん…。いやらしくって、嫌な女かも…知れない。…悪い女かも知れない。」 翔、歩きながら優里亜のその声に、 「何言ってんだよ。」 自分の右肩までしかない優里亜の身長、顔は見えない。 優里亜、 「勝巳が会社、辞めて…。」 翔、 「……。」 「むしゃくしゃしてて…。」 そして。 「毎日、何をどうすれば…。」 「……。」 「そんな時、久し振りに会った友達から、ガツンと。……。そして…。……。」 言葉が途切れる。 翔、 「…そして…???」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ワンピース(WOQ7386)Nougatine 畦編みタートルネックニットワンピース 【目玉★送料無料】ニットワンピ Vネック クルーネック タートルネック ニット ワンピース カシミアタッチ ひざ丈 長袖 M L LL レディース 秋冬 ミリアンデニ メール便(郵3)◆セールにつき返品・交換不可◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.26 06:25:09
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