この商品、まだレビューを書いていませんでしたので、ご紹介させて頂きます。
SONYのSRS-XB22という商品です。
私の中では、しばらくはJBLを追い越す商品は出て来ないだろうと思っていたのですが、SONYがこの前の機種から音が素晴らしくなりまして、今イチオシの商品と言っていいと思います。
何が素晴らしいか?って、とにかく中高域の音が綺麗なんです。
Bluetoothで使いますので、どうしても繊細な中高域、特に高域はつぶれてしまいがちですが、見事に再生してくれます。
あまりこの手のスピーカーに詳しくない方のために、大きく「機能」と「サウンド」の説明をしますと・・・
ロングバッテリー
まず機能ですが・・・
4時間の充電で、約12時間再生できます。
なので、ちょっとした日帰りのドライブでは一日中使えますね。
私がいつも持ち歩いているSRS-XB31もとっても長持ちなので、感想を言わせて頂きますと、持ち歩いていて、バッテリーを気にしなくていいって、すごく安心感があります。
毎日クルマの中で聴いていますが、再生時間によりますが、ほぼ1週間くらい充電しなくても大丈夫なので、使い勝手がいいです。
それから、電源を入れたときは、「バッテリー70%です!」って音声で教えてくれます。
また、バッテリーが少なくなると、「充電して下さい!」と音声で教えてくれます。
自宅で使う場合は、電源ケーブルを差し込んだまま使うといいですね。
音的には、電源を差し込んだ方がパワーがあってバッテリーを使っているときより音がいいし、持ち出すときはケーブルを抜いてそのまま持ち出せば、バッテリー100%のまま持ち出せますので、一石二鳥ですね。
ウォータープルーフ
あと嬉しい機能が、防水機能です。
以前の機種は、スプラッシュプルーフ(防滴)で、水がかかっても大丈夫というレベルだったのですが、この機種はウォータープルーフ(防水)になっていますので、水に浸かってしまっても大丈夫です。
(IPX7相当)となっていますので、水に30分くらい浸かってしまっても大丈夫らしいです。
なので、万が一お風呂場で使っていて、浴槽に落としてしまっても大丈夫というのは嬉しいですよね。
これだったら、キッチンやお風呂場、プールサイドなどでも安心して使えますね。
ライディング機能
もうひとつが、ライディング機能です。
音楽に合わせてライトが変化する機能があります。
スマホの着信音みたいに、アプリでいろんなモードを選べますので、お好きなライディングモードで楽しめます。
私のSR-XB31にもこの機能はついていますが、普段家で聴くときはうるさいので使っていませんが(笑)、パーティーなどで使うと楽しいですね!(スマホのアプリでON OFFができます)
パーティーブースター
あと、楽しい機能が、「パーティーブースター」という機能で、本体をたたくと、いろんな音がします。
ドラムの音やシンバル、コンガの音など。
サウンドについて
まず、前のグリルが12%広くなったことで、中高域がとってもきれいに再生されます。
私のものがXB31で、XB32も同じく12%UPになっているので、聴き比べてみましたが、とってもきれいに中高域が広がってくれます。
ライブサウンド
一番魅力を感じているのが、この「ライブサウンド」という機能です。
今までのポータブルスピーカーでは、どうしてもできなかった、音の広がり。これを見事に実現してくれているから素晴らしいではないですか!(^ ^)
ポータブルスピーカーは、左右のスピーカーの距離が短いので、どうしても音が固まって聞こえるんですね。
なので、コンポなどのオーディオに比べると、部屋で聴いた場合は「音の広がりのなさ」に不満があります。
長く聴いていると、「不満」というより「ストレス」を感じてしまいます。
オーディオがある場合は、どうしてもそちらに切り替えて聴いてしまいたくなるのですが、この「ライブサウンド」のおかげで、ストレスなく聴くことができます。
というか、この機能ホントすごいですよ!スピーカーの外側から音が聞こえて来るんですから!(^ ^)
JBLやBOSEもほとんどスピーカー1個のモノラルの機種になって来ていますが、これ多分、「スピーカーを2つにしてステレオにしても、ボディーの幅が足りないから大したステレオ効果がないよね!だったらあきらめてモノラルにしちゃおうか!」ってことだと思うんですね。
初めてXB31でこの「ライブサウンド」を聞いたとき、お店で「わぁ~!」って声を出しちゃいましたから。
それまでは自宅ではChage3を聴いていたのですが、この違いは衝撃的でした。
目の前に立体感のある、そして繊細な音場が広がったのには感動しました。
このSRS-XBシリーズの魅力は、この「ライブサウンド機能」と言っても過言ではないと思います。
DSEE
もうひとつの魅力が、「DSEE」と言って、スマホから送られて来た圧縮音源を、見事に元に戻してくれる機能です。
特に、高域の繊細な音の表現力は素晴らしいです。
電気量販店でこの「XB-22」と「JBLのFLIP5」を聴き比べてみましたが、高域の再生能力はSONYの圧勝です。
JBLも単体で聴いているときは「いい音」と思えるのですが、聴き比べると違いがすぐに分かります。
ポップスやロックでは分かりにくいですが、JAZZやクラシックで比べると、大きな違いがあります。
上で書いた「ライブサウンド機能」の力も加わって、目の前に素晴らしい音の世界が広がります。
(この感じは、静かな場所で聴かないと分かりにくいです。電気店では近づいて聴いてみて下さい)
LDAC
もうひとつが、「LDAC」というBluetoothのコーデック。
Bluetoothには、いろんな転送方式(コーデック)がありまして、「LDAC」はハイレゾ音源も転送できる「高音質コーデック」なんです。
スマホが、LDACの機能があるXperiaの場合ですが、「LDAC接続」をすると、より滑らかで繊細な音で聴けます。
重低音
低域を強化する「EXTRA BASS」モードを搭載していますので、サイズを超えた「重低音」が楽しめます。
このモードは嬉しい機能ですね。ONにするとグッと低音が強化されますので、不満のないサウンドが楽しめます。
「ライブサウンド」をONにすると自動で「EXTRA BASS」もONになります。
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総評です。
今のBluetoothスピーカー市場で、このサイズでの選択となると、この「SRS-XB22」意外にはないですね。
SONYのいろんな最先端の技術を使っての再生能力、この技術を超えるメーカーは今のところないと思います。
実は、音の質的には、私はSONYよりJBLの方が好きなんです。
ではどうしてSONYを勧めるか?といいますと・・・
JBLは現在モノラルスピーカーになって、ステレオで聴くことができない。(FLIP5・CHARGE4とも)
SONYはステレオ以上の「ライブサウンド」で素晴らしい音の広がり、音もとても繊細
分かりやすいたとえでご説明しますと、テレビでたとえますと・・・
JBLはテレビを作っていなので、たとえば「JBLがシャープのアクオス」「SONYはブラビア」だとします。
テレビってメーカーで若干色が違いますよね。色合いというか発色というか。。。で「シャープのアクオス」が一番好きな色だったとします。
アクオスの色が一番好きなんだけど、普通の液晶でサイズは24インチ
SONYのブラビアは、一番好きではないけど、有機ELで4K画質、しかもサイズは50インチ
これで、値段が5万円と20万円だったらアクオスの選択もあると思いますが、値段が同じ5万円だったら「SONYのブラビア」にしますよね。
この感覚が、私の「SONY SRS-XB22 」と「JBL FLIP5」の違いなんです。
「音の繊細さ」と「音の広がり」、これがテレビにすると「有機ELで4K画質」と「50インチ」ですね。
ということで、「この違いを見逃すのはもったいないですよ!」って思うわけです。
かなり大げさなたとえをしてしまいましたが、というか、これくらい大げさなたとえをしないと、私が伝えたいことがちゃんと伝わらないと思いまして。。。
と来ましたが、決して「JBL FLIP5」が悪い機種というわけではないですからね。
SONYが技術面で勝ってしまっただけです。
「レジャーで使うので、繊細さもサラウンドもいらない、いい音が聴ければいい」って人は、「FLIP5」の選択もありですね。(^ ^)
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サイズ的には、持ち歩いたり家の中で移動して使うには丁度いいサイズですね。
キッチンの狭い場所でも置けそうなサイズだし、お風呂場でも置きやすいサイズですね。
特に、女性には一番使いやすいサイズだと思います。このサイズだったらバッグに入れても持ち歩けると思います。
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そうそう、アプリをインストールして使うので、そちらでいろいろ設定出来ます。
イコライザーも付いていますので、イコライジングして自分の好きなバランスにして聴くことも出来ます。
あと、音楽を流しているときに電話が掛かって来たら、スピーカーから着信音が鳴りますので、そのまま通話出来ます。この機能、私も使っていますが、クルマの中でもかなりクリアにお話が出来ます。
相手に確認しましたが、相手もとってもクリアだそうです。
もうひとつ、ポータブルよりも「高音質重視」って方には、この上の機種「SRS-XB32」がおすすめです。
(といっても私はいつも同サイズのXB31を持ち歩いていますが)
こちらは、音的には同じ音ですが、サイズがXB22より大きいので、低域がぐ~~んと出ますので、さらに満足度がアップします。
購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。
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SONY SRS-XB22 色はブルー・ブラック・グレー・レッド・グリーンの全5色
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