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仕事、投資、技術メモ、オカルト、その他クソミソな趣味や日常についてあれこれ綴る、日記帳というより雑記帳。忘却の彼方に置き忘れた夢と情熱を求めて彷徨中。

技術者の余命

久々にQiitaに投稿した。

qiita.com


内容としては、昔拾ったブックマークレット
紹介しただけのもので、技術的にそこまで
面白い内容かどうかはビミョーなところだ。

記事の中にはJavascriptのコードを載せている。
(もちろん拾い物なので僕が書いたわけではない)
一応僕もコードを読むことくらいはできるので
その処理の内容自体は理解しているつもりだ。

人が書いたコードを掲載するのも気が引けたが、
まぁ作者の紹介もしてるし問題ないかと思い、
投稿が完了してシメシメと思っていた。


翌日、さっそくQiitaユーザーの方から
コメントをいただき、その内容に驚愕した。

ただ、少し古い書き方だったのでイマドキな感じに書き直してみました。


…マジで?

内容を確認すると、確かに紹介した
ブックマークレット3つすべての
改良コードが掲載されていた。

僕は、こういったコメントに感動して
打ち震えていたのと同時に、自分は
既に技術者として終わっていたのだ、
うすら寒い絶望を肌で感じていた。

アプリの畑からインフラの畑に移り、
確かにコードを書いたりすることは
ほとんどなくなってしまったが、僕には
Qiitaに投稿したコードがレガシーなのか、
改良されたコードがイマドキなのか、
それを判別する感性は、とうの昔に
既に失われてしまっていたようだった。


エンジニアの寿命は35歳までというのが
昔の定説としてあるが、現在は35歳を
超えても現役でコードを書いている
エンジニアは多数いるため、この定説は
現在では正しくないとされている。

ただし、僕のような、普段から家に帰って
勉強をしてないサラリーマンエンジニアに
限って言えば、この定説は今でも正しい
ように思える。そもそもこの定説は、
齢を重ねていくにつれて管理業務が増え、
現場から離れていくエンジニアの悲哀を
表したものだった気がするけど、学ばない
エンジニアは現場にいる人間には勝てない、
老兵はただ去るのみだ。



僕も今年で35歳。

残された余命は、あとわずかだ。

 

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