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2020年11月25日

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』11巻のネタバレ・あらすじ

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』11巻のネタバレ・あらすじです。
遂にヒロインたちが愛を告白!

可愛ければ変態でも好きになってくれますか? 11巻 / 花間 燈

『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』11巻


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<前回(10巻)>

前回、慧輝はクリスマスに唯花とデートをしました。
そしてその際、正式に唯花から好きだと告白されました!
――――――――
唯花:「……ね、慧輝先輩?」
「唯花ね、慧輝先輩が好きです」

「慧輝先輩は鈍感だから、これくらいはっきり言わないと伝わらないと思いまして」

「唯花は、慧輝先輩が好きだから……だから、もし……もしも先輩が、他の誰かじゃなくて唯花を選んでくれるなら――」
唯花は、普通の女の子になってもいいです
――――――――

<新年&初詣>

年が明けて新年になりました!
真緒、唯花、瑞葉、慧輝の4人で初詣に行きましたが、それまで超ハードスケジュールだった真緒が初詣直後にダウンしてしまい、付き添いの瑞葉と一緒に帰宅。
その後、唯花もレンタルDVDを返すために急遽帰宅。(延滞料金は高い!)

一人になった慧輝ですが、神社でやっている新年の恒例イベントである書初めを、巫女服を着た紗雪先輩が書いているのを発見!
そのまま慧輝と紗雪は二人で出店を堪能したり、慧輝の家に来て一緒にコタツに入ったり。
その後、足がしびれて転んでしまった紗雪先輩が慧輝にのしかかる形となり、慧輝の顔がおっぱいに覆われて窒息!そのまま慧輝は意識を失いました。

<朱鷺原先輩の告白>

気絶した慧輝を紗雪先輩は膝枕していましたが、慧輝はすぐに目を覚まし、そのまま寝たふりを続けていました。 そして紗雪先輩の『慧輝のことが好き』だという独り言を聞いてしまいました!(紗雪先輩は慧輝が寝ていると思って言った)
この日以降、慧輝は紗雪先輩にどう接していいのか分からず、学校で先輩から逃げ回るようになります。

しかし遂に紗雪先輩に捕まってしまい、慧輝が先輩から逃げ回っている訳を聞かれ、紗雪の告白を聞いていたことを明かしてしまいました。

――――――――
(慧輝のことが好きだとバレた紗雪先輩)
「……悪い?」
「私が慧輝君を好きで悪いかしら!?」
「ええ、そうですよ! 私は慧輝君のことが大好きです!普段から抱きしめてほしいって思ってるし、深夜に慧輝君の写真を眺めてニヤニヤしてるし、端的に言ってメロメロでぞっこんラブです! ドMの分際で好きなってごめんなさいでした……っ!!」

「私は慧輝君と、もっと親しい間柄になりたい。そのためなら、ご主人様とペットの関係にはこだわらない。傍にいられるなら、ペットになれなくてもかまわないわ
「だから、もしよかったら――」
「私を、あなたの彼女にしてください」
――――――――





<書道部の雪山合宿>

書道部の皆で、雪山に行きました!
運動の苦手な紗雪先輩はソリに乗り、瑞葉は雪ダルマをせっせと作り、他はスキーに挑戦。

紗雪先輩と慧輝が二人でソリに乗っていると、正規のルートを大きく外れて遭難してしまいました!
――――――――
「先輩、ストップストップ!? 止まってください!」
「ブレーキの仕方なんて知らないわ!?」
「嘘でしょ!?」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?」
「と、止まってええええええええええええっ!!」
―――――――――
その後、山小屋で慧輝と紗雪先輩は服を脱ぎ、その場にあった毛布に二人で包まりながら温めあいました。
(すぐに唯花ちゃんたちに見つけられて無事生還!)

<南条真緒との会話>

――――――――
(学校にて)
「……あのさ、南条?」
「なに?」
「南条は、もし好きな相手が自分の趣味を認めてくれなくて、それでも相手を諦められない時、その人のために自分の好きなものを諦めようと思うか?」
「え? それ、いったいなんの話?」

(その後、夏の合宿で慧輝と真緒が二人になった時の話になって)
「でさ、その時あたし、BL本を描くのやめたらどうのこうのって話をしたでしょ?」
「もう冗談でもあんなこと言わない。BLはあたしのすべてだもん。大好きでたまらない、あたしの生きる意味だから」

「だから、好きな男のためになんか、絶対にやめてあげないっ!」
――――――――
慧輝は真緒のこの言葉を聞いて、何かふっきれたようです。
唯花ちゃんも紗雪先輩も、慧輝のために自分の性癖を諦めると言っていたことが、彼の心に引っかかっていたようです。

<慧輝が唯花に告白の返事を告げる>

心のモヤモヤが晴れた慧輝は、唯花ちゃんを呼び出して彼女の告白の返事をします。
―――――――――
慧輝「……ごめん。俺は、唯花ちゃんの気持ちに応えられない」
唯花「そう……ですか……」
  「覚悟はしてました。告白した時から、もしかしたら断られるかもしれないって……」

(その後、どうして唯花をフッたのかという話に)
「唯花ちゃんのおかげで気づけたんだ。どんな特殊な趣味を持ってたって、それがみんなの、かけがえのない個性なんだって」
「慧輝先輩……」
「俺は、唯花ちゃんに本当の自分を殺してほしくない。だけど、唯花ちゃんが本当に望む俺にはなれないから――」
「だから、ごめん。俺は、唯花ちゃんの想いを受け取れない」
「……それだけですか?」
「え?」
「慧輝先輩がこんなに可愛い後輩を振る理由は、それだけですか?」
「…………」
「聞かせてください。ちゃんと、慧輝先輩の口から」
「……そうだな……」

「俺には、好きな人がいるんだ」
――――――――
ここで11巻は終了です。

(『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』11巻のネタバレ・あらすじ)
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