ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

　6月ボランティア予定の公共施設から電話が入り延期と中止になりました。
施設は、通常通り開くそうですがもう少し様子を見たい・・と・・・
それでも担当者の方に気を遣っていただいたのか9月の仮予約が入りました

今日は、ＨＪ様にてボランティア演奏を行いました
席の間隔を開けて、窓も全開しながら演奏を行いましたが
途中で「吉幾三さんのラップ・・コロナなんてマの糞だぁ！」を
一部解説付きで紹介したところ皆様が大笑い・・・

なれない青森弁でのラップ・・・笑って下さってよかったです。
途中で皆様がマスクもはずされておしゃべりも弾みましたが
職員の方が「マスクは、お願いですからかけてぇ！！！」の声・・
全く聞き耳をもちません。笑！

歌も「青葉城恋歌・恋のバカンス・他」を紹介・・・
楽しい時間を過ごして頂けたようでした。
こんな時期に依頼して下さるなんて、施設の方も勇気のいる事だと思いますが
ご利用者の皆様の、強いご要望があったと聞きました。
皆様のお心に感謝をして期待を裏切らないようにより一層感染せぬように注意をしていくつもりです。

ご利用者の最年長のＳさんは特にお元気です。
戦時中に慰問袋を送ったことが縁で関東の某市在住の大地主のボンボンと知り合い
戦後もお付き合いしていたそうですが家柄の違いから泣く泣く違う人と結婚・・・
その結婚相手は、その好きだった人と同じ苗字の人を選んだそうです・・驚！
ご主人はすでに亡くなられていますが・・
その昔の彼とは、今でも電話をする仲だとお話になられましたが大したものです！

演奏終了後、そのおばぁちゃん・・・小生のところにやってきて
「今日は懐かしい曲をありがとう！嬉しかった！」と言うや否や
いきなり手を掴んで手の甲に・・・「チューぅう！！！」を・・
職員の方が驚いて・・・Ｓさんダメ！！今はダメ！・・コロナの今はだめ！と絶叫！
皆で大笑いしてしまいました！！！

お蔭さまで後半6カ月の予約も頂きましたが期待にお応えしたいと思います