続く...と書いて何を続けたかったのか(-ω-)
ちょっと時間が空いてしまったのですが、産業まつり2019シリーズの総括編です。
すごい長いので、心と時間に余裕がある方向けです。
準備はいいですか?(・ω・)
鶴ヶ島市が様々な催し物を準備している特設ステージとは別に、"野外ステージ"と称する場所を設けさせていただき「鶴ヶ島ミュージックフェス(音楽が渇いていないか。)」というタイトルで地元ミュージシャン、鶴ヶ島ハレに出演されているミュージシャンを中心にお届けしているこのステージ。
もともとは、同じ場所で春に行われている鶴ヶ島の桜まつりで、たまたま空いた時間にちょっとした演奏をさせていただいたことがきっかけで始まりました。
ライブハウスがやっている音楽なんてなんだかうるさいバンドだけなんだろ?と思う人が大半かもしれませんが、ご当地アイドルのお掃除ユニットクリアーズさんが出演してくださったり、地元音楽サークルさんに協力していただいたり、音楽だけではなくて百鬼丸さんの紙芝居のステージがあったり、様々な"表現"の場所になってきました。
逆に、野外で演奏しているのは耳心地の良いアコースティックだけなんだろ?と思う人も同じくらい多いんじゃないかと思いますが、それは違います。
鶴ヶ島ミュージックフェスは、ライブハウスでいつも行われている音楽(など)をやっています。
いわば出張ライブハウスです。
鶴ヶ島ミュージックフェスに出演しているアーティストは、自分のためだけでなく誰かのために、誰かの心が震えたり、一緒に奮起してもしちょっとでも前向きな気持ちになってもらえたり...他にもいっぱいいっぱいいろんな要素がありますが、音楽・表現を通じて
俺たちも精一杯やるから、
みんなも精一杯生きようぜ!
っていうことを伝えたくてやっているような気がします。
私は鶴ヶ島ハレというお店人間の立場でもありますが、一演奏者でもあります。
少なくとも私はそういう気持ちで取り組んでいます。
音楽って、生きるのに必要ないものかもしれません。
でも、音楽に救われた人もたくさんいると思います。
私たちは音楽で泣き、音楽で喜び、音楽で怒り、音楽で悲しみ、音楽で笑い、音楽で感動し、ライブハウスでやってきました。
そういう風に過ごしてくると、不感症でいることは難しくなります。音楽の意味、言葉の意味、自分と重ね合わせて気持ちを想像する。演者と一緒に苦しみを共有する瞬間だってあります。楽しいことだけではありません。
楽しいことだけに目を向けて生きていくのは楽です。
辛いことに目を伏せて生きていくのは楽かもしれないけど、自分には関係ないやって思って日々不感症で生きるより、人の気持ちを想像したり思いやったり、人の心に寄り添ったりして生きる方がちょっと素敵じゃないですか?
めちゃくちゃ大変だけどな!( º言º)
苦しいこといっぱいあるし...。
音楽とは、まかり間違えば人によっては騒音と捉えられてしまうものですが、桜まつりや産業まつり、うるさいなと思いながらも目をつぶってくださっている方もいらっしゃるでしょうし、我慢してくださっている方もいらっしゃるかと思います。
鶴ヶ島市職員、商工会の方々にも、迷惑をおかけしているかもしれません。
それでも毎回やらせていただいていること、本当に感謝しかありません。
「毎回このステージを楽しみにしているよ!」と声をかけてくださる方、わざわざ沖縄屋台のブースに足を運んでくださり「今日もステージやってるね!」と励ましてくださる方、私たちのしていることに興味を持って接してくださる方もいらっしゃるのも事実で、励みにしております。
というのも、このステージの準備は大変なのです。
現在は、鶴ヶ島ミュージックフェスに出演されている方や、関わってくださっている方の手もお借りし、みんなでステージを作っています。
ライブハウス側の立場からすると、本当は演奏に集中してもらえる環境を作りたいなぁと思う気持ちもあるのですが、社会人ミュージシャンが多いですのでお仕事etc...でお疲れのところ本当にご尽力いただき成り立っているステージです。
演奏に集中させてあげたいです(-ω-)
でもですね!
地元ライブハウスの地元ミュージシャンたちがこうして手作りステージをやっている...そんな姿も見てもらえたら私は嬉しいなって思います。
音楽で何かやってやろうなんて、そんな大それたことは言いません。
ただ、音楽がもっとみなさんの身近になったらいいな、それだけです。
音楽だけじゃなくて、例えば絵でも料理でも写真でも!
日常に絶対必要じゃないことが、自分の人生にちょっと彩りを添えてくれることがあるんです。
町のライブハウス、慈善団体でやってるわけではないので公民館とかと違ってお金はかかります。
演るのも観るのも。
が!
演奏する方達も、観に来てくださる方達も精一杯お迎えしていくので、まだライブハウスに行ったことないよって方もぜひいつか一度来てみてください(・ω・)
鶴ヶ島市、商工会、来場者様、出店者様へ、このステージをやらせていただいていることへの感謝と、鶴ヶ島ミュージックフェス関係者のみなさんが一緒になってこのステージを作ってくれていることに感謝して鶴ヶ島産業まつりシリーズのblogを〆させていただきたいと思います。
ありがとうございました。