1/31(金)はサウンドパーティクルス第二回演奏会「音ノササヤキ」でした! | シュガーブレッシング Official Blog「メグブログ」

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1/31(金)は私が参加している音楽集団サウンドパーティクルス(SOUND PARTICLES)の第二回演奏会「音ノササヤキ」が市ヶ谷のルーテルホールで開催されました(・ω・)



まず、サウンドパーティクルスというのは「音の粒子たち」という意味。

大学時代の後輩、テナーの中でもオートコントルという一番高い声を操る声楽家、小沼俊太郎くんが主催となり2018年に発足した音楽集団です。

イベントレポートの前に...
サウンドパーティクルスに関するお知らせです(・ω・)

🆕サウンドパーティクルスのYoutubeチャンネルができました。
https://www.youtube.com/channel/UCF5ADsdr3amyrdZ-nvANZHg/

🆕ツイッターもできました。
https://twitter.com/sound_particles

🆕ウェブサイトもできました。
https://soundparticles.amebaownd.com

ちょっとずつコンテンツを増やしてまいりますので、どうぞお楽しみに🍀
これからもサウンドパーティクルスをよろしくお願いいたします。

さて、レポートに戻ります!

今回の第二回演奏会も、私を含めた3人の作編曲家の作品を中心にお届けいたしました。



小沼氏の挨拶にもあるようになぜブラームスを!?

ということで、今回の演奏会は
ブラームスのワルツ「愛の歌」 Op.52から第一部スタート!

ロシアやポーランドなどの知られていない詩人の作品に、ドイツの詩人ダウマーが翻訳、出版した詩集「ポリドーラ」から、ブラームスが18篇を選んで作曲したという作品。全て愛について書かれ、全てワルツで作曲されているという作品なのです。

演奏は約30分、リハーサルの様子。
リハーサルだけでもかなりのボリューム感です。🔥




声楽家、Sop千石史子・Mez加形裕子・Ten小沼俊太郎・Bar松井永太郎としての4人の"声"とハーモニー、重唱や独唱なども楽しめる素敵なステージでした。そして、作曲家の大野理津・佃良次郎による連弾は、ブラームス作品への深い解釈と共に、歌い手の表現と一体になるのでした。

続いて、作編曲家の大野理津作品へ。

「星によせて...」

リトミックの世界や、邦楽をはじめとする様々な音楽と融合した作品などを手がけているりっちゃん(大野理津さん)。フランス人の飛行士・小説家のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子さま」を題材にした作品で、"十七絃"という低音の箏の弾き歌い作品として発表されたものを、今回のメンバーのために声楽作品として改編されたとのこと。

ステージ上、まるで星のように散りばめられたメンバーたち。星の王子さまがいろんな星を訪れ、いろんな人・動物・物たちに出会います。りっちゃんのピアノに導かれ、朗読と歌唱で物語がどんどん展開していきます。りっちゃんのピアノは、言葉のない音のセリフのよう。誰が欠けても成立しないそれぞれの持ち味を生かした素晴らしい作品でした。


音楽だけじゃなく、企画・実行力もハンパない。
今回もりっちゃんのお人柄ならではの、
お客様に向けた語りも素敵でした。


前回自分も歌い手として参加させていただいたのですが、りっちゃんの楽譜はそれぞれのパートが「ソプラノ」とか「メゾ」とかじゃなくて、「めぐ」とか「俊太郎」とか名前が書かれているんです。この人が歌う、という気持ちで、その人のパーソナルまで考えて作ってくれているんだ...!と、私は密かに感激しています。

休憩を挟んで、第二部は私の作品からスタート!

「明日私は風になる」
「忘れられないよ」
「秘密基地」


どの曲も、今日のための混声四部重唱アレンジです。

テーマは"冒険"!


リハーサルでは、どういう気持ちでこの曲を作ったのか?、を歌い手のみなさんにお伝えし、例えば「忘れられないよ」ではみんなの忘れられない思い出だったり、「秘密基地」では自分がこどもの時のことをそれぞれに振り返ってもらったりして、4人が歌ってくれた瞬間にもはや私の手から楽曲は離れ、4人の感性の詰まった新しい音楽へと進化しました。

生粋のクラシック作品とはちょっと離れることもあり、楽想記号や強弱などは細かく書かずにフライング気味で楽譜をお渡ししてしまったのですが、そんなものなくても、逆になかったからこそ歌い手さんの解釈で自然な気持ちの昂りによる素敵な表現をしていただけたと感じています。



歌い手のみなさん、本当にありがとう!

そして佃良次郎作品へ。

私の作品では歌詞も重要なエッセンスとなっている音楽作品でしたが、佃作品では真逆。世界でたったひとつの歌声という楽器を最大限に活かした、歌詞を伴わず歌う歌唱法のひとつであるヴォカリーズ作品が登場。

「あいうえお」
  〜あいに始まり、あいで終わりたい〜
「かきくけこ」
 〜ケンカはいつも食べ物で〜
「さしすせそ」
  〜風と海と〜


あ行・か行・さ行という分類にのせて、その行のみの言葉を並べた革新的な"歌"です。



実は当日、つっくん(佃氏)からヴォカリーズ作品を創作するまでの経緯をたまたまうかがうことができ、なるほどな...と思いました。音楽の三大要素はメロディー・リズム・ハーモニーといいますが、もっと細かい様々な要素が音楽には詰まっていますよね。詞や演奏家の音色なんかもそう。音楽の聴き方であったり構築する上での着眼点が、佃氏ならではだ!と思ったのでした。

きっと彼には"制限"という概念はなかったと思うのですが、私の感覚からするとルールや制限がある中での創作。そんなことを感じさせない、言葉がないのに映像が流れ込んでくるような作品でした。

次回は た・な・は が聴けるかも!

最後は大野理津の編曲作品

「moon selection」

月をテーマにした親しみ深い曲って、世界にたくさんありますね。そんな名曲たちをギュっと詰め込んだ、月にまつわるメドレー作品です。これを歌います!とあえてプログラムには記載せず、あっ、あの曲だ!という楽しみも音楽と一緒に届けてくれるりっちゃん。

コレとコレがあったらもっと面白くなる!というりっちゃんのセンスが輝く作品ですが、その裏にはとにかく膨大な引き出しがあるということです。楽曲のチョイス、その楽曲をどう調理するかのセンス。第一部での「星によせて...」とはうってかわった魅せ方と、やはり歌い手さんの良さを最大限に引き出すアレンジで、大いに盛り上がって第二回演奏会が終演となりました。

第一回は「音ノハジマリ」
第二回は「音ノササヤキ」

どうやら小沼くんがどこかで鶏のササミかなんかを食べていて、ササミ...ササヤキ!?ってなったらしいです。

ところで私は市ヶ谷ルーテルホールは意外にも初だったのですが、すごく素敵なホールでした。教会です。



ピアノはベーゼンドルファーでした🎹



大学時代の声楽の先生からお花が!



そういえば第一部と第二部で衣装替え!
こちらは第一部終了後の写真です。


(私が撮ったよ♪)

ご来場くださった皆さま、お手伝いくださった方々、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

各メンバーへの想いは以前の私のブログもぜひご覧ください。



メンバーのみんなへ
一緒に演奏してくれてありがとう!

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🌿ライブ情報🌿
2/24(月)鶴ヶ島ハレ(松本貴海SunnyDays)

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「すぐに会いたい」/シュガーブレッシング

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毎月1回、鶴ヶ島ハレの「沖縄キッチン」で生演奏中です。詳しくは鶴ヶ島ハレの営業スケジュールをご覧くださいませ。

毎週月曜日21:00〜24:00頃、川越駅西口のピアノラウンジ「コンブリオ」でBGM演奏しています。祝日はお休み、ピアニスト変更になることもあります。
チャージは¥3300〜

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