要注意!日本語化した英語がとんだ誤解を招く!

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失敗談

今日は私の英語が原因でものすごい誤解を生んだエピソードです。日本で当たり前になっている英語を何気なく使うと、英語ネイティブにはびっくりする内容になってしまうこともあります。日本語化している英語には要注意!

聞き間違い…ではなく解釈間違い

Matthewと出かけた時の話です。色々話している中で、私はMatthewに「日本の歌手は知ってる?」と聞きました。Matthewは「時々聴いてるから少しはわかる」と答えました。

 

そしてMatthewが私に「Shikiは何が好きなの?」と聞いてきたので素直に答えました。

 

I love PornoGraffitti♡( *´艸`)うふふ♪

 

W, What!!!!?((( ゚Д゚;;)))

 

Matthewびっくり!私ぽかーん。(´・ω・`)え、何?

 

Matthew:Hey, Shiki. What did you say?(´Д`)Oh, are you serious?

Shiki:Yeah, I love Porno♡ I really LOVE! They are so nice…

 

OHHHH NOOOOOO!!!!No, no, not like that!!! (≧Д≦)ノシちーがーうーーー!!

 

あなた今爆笑中ですか?私とんでもないこと言ってるのわかりました?

 

私は歌手のポルノグラフィティが好きなんです。若い頃はライブも行ってました。私の中でポルノと言えばもうこの歌手のこと以外にないのですが、J-POPに詳しくない英語ネイティブからしたら超衝撃的発言!!!

 

もうおわかりと思いますが、porno graffiti は「エ〇チな落書き」という意味です。女が昼間っから外で堂々と言う言葉ではないですね。堂々と言いましたけど。
*歌手の Porno Graffitti と英語の porno graffiti はスペルが違います。

 

ちょっとShiki!女性なのに何堂々と言ってんの!?I’m so shocked! (゚Д゚;)まさかShikiがそんなこと言うなんて…

 

と相当びっくりさせてしまいました。いやこっちもビックリですわ。Matthewが解釈した日本語に訳すととんでもないこと言ってますよ。

 

【正しい日本語訳】

Shiki:私(歌手の)ポルノグラフィティがだぁい好き♡( *´艸`)うふふ♪

Matthew:え?な、なんて言ったの??((( ゚Д゚;;)))マジで言ってんの?

Shiki:そうだよ。(歌手の)ポルノ最高♡本当に好き!彼らは本当にイイわ…ってちょっと待ってーーー!!!違うから!”その”意味じゃないから!!!(≧Д≦)ノシちーがーうーーー!!

 

【Matthewの解釈】

Shiki:私エッ〇な落書きだぁい好き♡( *´艸`)うふふ♪

Matthew:え?な、なんて言ったの??((( ゚Д゚;;)))マジで言ってんの?

Shiki:そうだよ。エ〇チな落書き最高♡本当に好き!あれは本当にイイわ…っておーーーーまいがーーー!!!!違うやないかーーーーい!!!その意味じゃなかばーーーーい!!!(≧Д≦)ノシちーがーうーだーろー!!

 

いやぁ~、日本に浸透した英語を当たり前のように使うとどえりゃ~誤解を生みますね。全国の英語学習中のポルノグラフィティファンの皆さまは Be careful!!

 

*Be carefulの詳しい意味を知りたい人はこちら!

「気を付けてね」の英語は?台風や地震に「気をつけてね」と言いたい時は?
「気をつけて」という英語は色々あります。Takecare.Becareful.この二つがよく聞く英語のフレーズですよね。使い分けできますか?いろんな「気をつけてね」の英語Becarefulは怪我など自分の身に危険を伴う時や、ちょっと強く注意...

 

実はこの話には続きがありましてね。私この後に「イエモン(THE YELLOW MONKEY)も好き」って言ったんです。

 

うん、もう嫌な予感しかないですよね。
みなさん知ってますよね?yellow monkey が黄色人種を侮蔑した失礼極まりない呼称だということは。

 

私も学習したのでちゃんと「日本のロックミュージシャンの名前だからね」と説明しましたよ。誤解は何も生まれてませんよ。でもMatthewの頭の中はもしかしたら、

 

Shiki likes yellow monkeys’ porno graffiti… (Shikiはアジア人のエ〇チな落書きが好き…)

 

と一瞬くらいは頭の中によぎらせてみたかもしれません。

 

あたしゃド変態か!

 

*文字にすると固有名詞とわかるけど、口語ではわからないですよね…

 

日本語化した英語は英語と思うなかれ

私たちが英語だと思っているカタカナで書かれた言葉は、日本で独自に解釈された意味のものがとても多いです。まず発音も違います。

 

以前、中国人の友達(日本在住)が日本語化している英語(コーヒー、ガラスなど)を、

 

「あれは英語じゃないよ!私英語ならちゃんとわかるよ!でもみんな(日本人)が英語と思って私に話す言葉は全然通じないよ!みんなは私が英語がわからないと思ってるみたいだけど、みんなが英語じゃない言葉を話してると自覚するべき!(≧◇≦)」

 

と強く主張していました。
私は英語を勉強している身なので彼女の言い分がめちゃくちゃわかりますが、他の友達(日本人)は「え?コーヒーって英語でしょ?」と、”コーヒー”という発音では英語として通じないという感覚が理解できていなくて納得してない様子でした。

 

なのでカタカナで書かれた言葉は英語由来の”日本語と割り切っておかないと色々誤解が生じる、と思っておいた方がよさそうです。

 

ちなみに中国人の友達にコーヒーは中国ではなんて言うの?と聞いたら「かーふぇい」

 

え…、それって日本語化した英語と変わんなくね?英語由来だよね?(;´Д`)日本人と同じことしてるじゃん

 

「でも私たちはちゃんとこれは中国発音だと自覚してるね。これが英語だと思ってないよ」( ̄ー ̄)どやっ!

 

と誇らしげでした。日本人は coffee はコーヒーと思ってるからダメなのわかる?だから英語ヘタだね!とお説教されました。楽しい友達です。( ̄▽ ̄)楽しいたのしいタノシイ…ハズ

 

まとめ

英語にすると意味が薄まってしまって平気で言えてしまう言葉ってありますよね。f*ck とか sh*t とか本当はとても下品な言葉だし、hate(嫌い)は相当強い拒否を示している言葉なのに、馴染んでないからあまり抵抗なく口にできてしまいます。

 

外国人の友達がほしいな、国際交流したいなと思っている人は、いわゆる俗語には要注意です。特に若い人はスラングを使いたくなりがちですが、ちゃんと理解した上で使わないと下品な人、教養のない人と思われたり、相手を侮辱していると取られたり、色々大変ですからきちんと勉強してから使うようにしてくださいね!

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